nobuさんの歴代ローマ皇帝紹介 番外編:その他の人たちその2
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そろそろTLも静かになったので、ローマ皇帝ツイート、泡沫の方々の残り、一気にいきます。 今回は軍人皇帝時代~西ローマ滅亡まで
2015-12-23 03:44:53今回のラインナップ(カッコつきは紹介済み) 軍人皇帝時代 (19マクシミヌス・トラクス) 19.1ゴルディアヌス1世 19.2ゴルディアヌス2世 19.3パピエヌス 19.4バルビヌス (20ゴルディアヌス3世) (21フィリップス・アラブス) 21.1フィリップス2世 (続く)
2015-12-23 03:45:41(22デキウス) 22.1エトゥルスクス 22.2オスティリアヌス (23トレボニアヌス・ガルス) 23.1ヴォルシアヌス 23.2エミリアヌス (24ヴァレリアヌス) (25ガリエヌス) (26クラウディウス・ゴティクス) 26.1クインティルス (続く)
2015-12-23 03:47:09(27アウレリアヌス) (28タキトゥス) 28.1フロリアヌス (29プロブス) (30カルス) 30.1ヌメリアヌス 30.2カリヌス
2015-12-23 03:47:33コンスタンティヌス1世~テオドシウス1世の時代 (42コンスタンス1世) 42.1マグネンティウス 42.2ヴェトラニオ (43ユリアヌス)
2015-12-23 03:48:24西ローマ帝国 (50ホノリウス) 50.1コンスタンティヌス3世 50.2コンスタンティウス3世 50.3ヨハンネス (51ヴァレンティニアヌス3世) 東ローマ帝国 (64レオ1世) 64.1レオ2世 (65バシリスクス) 以上、19名
2015-12-23 03:49:31以上、19名。 今回は幸薄い皆さんでした。書いててだんだん気の毒になってきた位。とりあえず、今回の教訓は『皇帝の息子と弟は死ぬ』。 殺されるのは分かるんだけど、結構な確率で病死もしてる。内戦の直前で病死したオスティリアヌスさんとか、呪いじゃないの、と思うタイミング
2015-12-23 04:09:26●流星のように輝いた皇帝たち(一秒後に蒸発)
ローマ皇帝紹介19.1ゴルディアヌス1世 アフリカで総督してて住民の税の不満を聞いていたら何故か皇帝に推挙された。解せぬ。 だが、マクシミヌス嫌いの元老院は大喜びで承認した。 とは言うものの軍人は納得せず、隣の属州の軍団が攻めてきてあっけなく詰む。わずか1か月で自死に至った
2015-12-23 03:50:39ローマ皇帝紹介19.2ゴルディアヌス2世 ゴルディアヌス1世の息子で共同皇帝。 マクシミヌスを打倒することを期待されたが、隣の属州の軍団が攻めてきてそれどころじゃない。 応戦したけど、まともな兵力もいなかったので勝てるはずもなく、すぐに敗死した。現実を見ない元老院の犠牲者
2015-12-23 03:51:44ローマ皇帝紹介19.3パピエヌス 元老院が立てた対マクシミヌス皇帝第2弾の1人。 軍務経験があったのでマクシミヌス打倒に向かったが、到着前にマクシミヌスは殺されてた。 だが今度はバルビヌスと対立。その不甲斐なさで兵士に愛想を尽かされ、殺された。死体はおなじみテヴェレ川へ投入
2015-12-23 03:53:14ローマ皇帝紹介19.4バルビヌス 対マクシミヌス皇帝第2弾のもう1人。 こちらは軍務経験がない。洗練された趣味の持ち主で葡萄酒に混ぜるための水に香りをつけるための香料に詳しかったとか。調香師かな? マクシミヌスの死後、パピエヌスと対立し、仲良く殺されてテヴェレ川コース
2015-12-23 03:54:07ローマ皇帝紹介21.1フィリップス2世 フィリップス・アラブスの子で共同皇帝。とはいえ、幼少だったので、実際は後継者の意味合いが強かった。 そう言いながら、父親がデキウスの軍相手に敗死すると近衛隊に見捨てられ、あっさり殺される。 血統主義と実力主義の間で犠牲となった子供
2015-12-23 03:54:52ローマ皇帝紹介22.1エトゥルスクス デキウスの息子。父親の即位により、共同皇帝となる。 60年ぶりの蛮族大襲来に、父親デキウスと共に迎撃に向かうが、騎兵中心で機動力に優り、その上無軌道に行動するゴート族に振り回されたあげく戦死。皇帝初。 我を忘れた父親も続いて戦死した。
2015-12-23 03:56:33ローマ皇帝紹介22.2オスティリアヌス デキウスの息子でエトゥルクスの弟。 父と兄の出陣時、ローマの留守を守ることとなり、2人の死により皇帝になる。だが前線ではトレボニアヌスが皇帝に推挙される。 このままでは内戦かと思われたが、首都ローマで流行った疫病で病死。内戦は防がれた
2015-12-23 03:57:08ローマ皇帝紹介23.1ヴォルシアヌス トレボニアヌスの息子で共同皇帝。 たぶん後継者として期待されていたのだろうが、トレボニアヌスが反乱を起こされたとき、例によって一緒に殺された。 そろそろ、息子を指名すると一緒に殺されるという教訓を学ぶべきなのでは、と思う今日このごろ
2015-12-23 03:57:45ローマ皇帝紹介23.2エミリアヌス トレボニアヌスの講和を不満に思い、講和を無視して勝手にゴート族との戦いを再開する。すると兵士に支持され、皇帝に推挙された。いいのかそれで。 トレボニアヌスとの戦いでは勝ったが、ヴァレリアヌスとの戦いでは将兵がこぞって敵方につき、敗死した
2015-12-23 03:58:42ローマ皇帝紹介26.1クインティルス クラウディウス・ゴティクスの弟。 クーデターで皇帝になったとか元老院に推挙されたとかで即位の経緯はよく分からず。 兵士に反乱を起こされて死んだとも、アウレリアヌスと対立して殺されたとも言われる。在位期間の記録も一定せず。なんなの、この人
2015-12-23 03:59:31ローマ皇帝紹介28.1フロリアヌス タキトゥスの弟。 タキトゥスの死後、元老院が安直に指名したら、各地の軍団が認めず反乱を起こし、フロプスを推挙した。息子や弟を指名すると反乱が起きる。いい加減学べ元老院。 フロプスの反乱に対して動揺した兵士たちと元老院に見放され、殺された。
2015-12-23 04:00:32ローマ皇帝紹介30.1ヌメリアヌス カルスの次男で共同皇帝。 カルスと共にペルシャ戦役に赴くが、カルスが落雷で死んだ後はペルシャから撤退する。 だが、馬車で引き返していたが、宿泊予定地に辿り着いても皇帝は出てこない。不審に思った人が馬車の中を見ると死んでた。…ミステリー?
2015-12-23 04:01:52ローマ皇帝紹介30.2カリヌス カルスの長男で共同皇帝。 西方担当で、父と弟の死後は唯一の皇帝…と思ったらディオクレティアヌスが皇帝を名乗る。 内戦突入かと思われたが、人望が無かったので、部下に殺された。同性愛に没頭しながら、妻が9人いたとか訳の分からないことを言われている
2015-12-23 04:02:43ローマ皇帝紹介42.1マグネンティウス コンスタンス1世に反逆して殺した蛮族出身の将軍。 最初は傀儡を立てていたが、すぐに逃亡した為、自分で皇帝を名乗る。 だが、コンスタンティウス2世が討伐に向かってくると、敵方に寝返る将兵が続出。決戦でも敗れて勢力を失ったため、自殺した
2015-12-23 04:03:23ローマ皇帝紹介42.2ヴェトラニオ 元々は将軍だったが、マグネンティウスがコンスタンス1世を殺して皇帝を名乗ったときに反発して自分も皇帝を名乗る。 だが、コンスタンティウス2世が西方の平定にやってくると帰順して帝位を返還した。その後は小アジアに隠居して静かな余生を送った模様
2015-12-23 04:04:03ローマ皇帝紹介50.1コンスタンティヌス3世 西ローマに忘れ去られたブリタニア駐留の兵士たちに擁立された。 ガリアに戻ってきて蛮族と戦い、ガリアの住人には感謝されたが、西ローマからは反逆者扱いされ、討伐軍を送られる。 スティリコの処刑で討伐は中断されたが、部下に殺された
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