タウイの校長によるイベントを見越した艦娘の育成選定のお話６（総合的艦隊運用・編成編）

タウイの校長@年内で閉校予定 @noW_younG_chicK

この段階では「艦艇のもろさ」とか「防御力」については、深く考慮する必要は無いと思います。そっちは後で戦闘に投入して「結果」を見てから修正すれば良いので。最初は計算しやすい「攻撃力」の最適化で考えた方が方針は立てやすいと思います

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少し話が脱線しますが、最初に机上で編成を考える時は、考えるポイントを増やさない方が良いです。机上で整理できる点と、実際の戦闘結果を見て修正する点に分散させる方が後の修正も考えやすい、というのが自分の考えです

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その結果として、私の場合は机上での立案は火力ベースでの最適化、戦闘の観察で損害状況からの修正、という方法論を使っています

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では、話を戻しまして…次は聯合艦隊MAPでの編成の組み方です。 こっちは水上打撃部隊と機動部隊で編成のコンセプトが全く異なるため、別個に話します

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まず、水上打撃部隊からですが、こちらは戦艦中心の第一艦隊が先に行動するという性質上 ・第一艦隊→道中は戦艦などの大型艦の殲滅、ボス戦では露払い ・第二艦隊→道中では出番なし、ボス戦では夜戦でトドメ担当 という非常にシンプルな役割分担ができます

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今度は例題として先の冬イベの「対トリプルダイソン編成」を組んでみます kancolle-calc.net/deckbuilder.ht…

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まず第一艦隊からですが、こちらは渦潮回避のためのルート固定として ・香取、潜水艦、明石 のいずれかが必要だったため、第一艦隊に明石を配置しています 水上打撃部隊の場合、反航戦キャップが157とかなり低いため、戦艦については、この程度でも事足ります

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問題は第二艦隊の方です。

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トリプルダイソン編成の場合、それなりに上手くいって… 昼終了時に下3枚撃沈、上3枚は小破未満（旗艦は大抵ほぼ無傷） これで夜戦に突っ込むことになります （うまくいかないと、こんなことになる） pic.twitter.com/RjYrNsnMPZ

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ここで考えないといけないポイントは2つあります ・ボス旗艦には有効打を最低「2発」は叩き込まないと、まず撃沈できない ・取り巻きのダイソンはカットイン装備なので中破させると却って火力が上がる

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そこから ・上3枚は伸るか反るかの魚雷カットインにして、中途半端にダメージを与えるくらいならスカでも良いと割り切る ・4枚目には夜戦装備キャリア兼魚雷カットインの妙高 ・止めに手堅い夜戦連撃のハイパーズ という感じで編成を組んでいます

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あと、散見されるのが、探照灯、夜偵、照明弾をガン積みさせた大淀ですが、私はこの運用は全く薦めません。特に対戦艦水鬼の場合は、有効打を「最低2発」叩きこまないといけないのに、手数を減らすことが有効とは到底思えません。

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夜戦装備を活用するなら、このように重巡を上手く活用するか、綾波のように魚雷2基で装甲貫通させる火力を持つ艦に照明弾を載せることを薦めます

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では、最後に機動部隊での運用の話に移ります

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機動部隊の場合は、水上打撃部隊とは逆に攻撃が第二艦隊→第一艦隊と移る上に第二艦隊の攻撃フェーズ終了後に雷撃戦に移る、という仕様のため、「とにかく第二艦隊の雷撃フェーズまでに、いかに敵の攻撃力を削ぐか」がポイントになります

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もちろん、欲を言えば戦艦や空母などの大型艦も仕留めたいところですが、第二艦隊は「夜戦担当」も兼ねるため、夜戦火力に劣る戦艦を入れると却ってボス撃破する能力が落ちることになります

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ということで、例題として15夏E-7の防空棲姫戦の編成例を出して考えてみましょう kancolle-calc.net/deckbuilder.ht…

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今度は第二艦隊から考えていきますが、まず駆逐艦と軽巡については、砲撃火力で高難易度MAPでお馴染みのツ級elite、雷巡チ級fragshipの雷撃能力を封じる（つまり中破させる）のは、ほぼ無理なので砲撃は捨てて魚雷ガン積みにしています

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ただし、綾波改ニは5連酸素魚雷2基積みでも装甲190～200程度はカットイン発動で貫通確定させられるので、残り1スロットに照明弾を載せてます。

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重巡については、「昼の砲撃火力で、ツ級eliteや雷巡チ級fragshipを中破ないし撃沈させて雷撃を封じつつ、夜戦でボス旗艦の撃沈も狙う」という形を満たすため、砲雷カットインと主1副3の形にしてます。妙高を砲雷カットインにしたのは、夜偵を搭載させるのも目的にしてます

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で、第一の方ですが… ・空母の第一スロットに艦攻 ・10～12スロットに彩雲を載せて触接率95%以上にする というくらいでしょうか。機動部隊の場合、戦艦に求めることはあまり無いので特にコメントはありません （機動部隊の場合、最も大事な「勝負」は第二艦隊の雷撃戦までなので）

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ということで、今日はこんなところで

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次回で最終回ですが、最後は机上の計画で組んだ編成を実際の戦闘に出してみて、どこが問題かを「観察する」方法について話します

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.。o0（余談ですが、さっきの編成例みて魚雷多いと思った方！改修魚雷の「本数」をチェックしといてくださいね）