「無声期の映画館と音楽——日活関連楽譜資料『ヒラノ・コレクション』から考える」(2016/1/9開催の研究発表)についての濱田研吾氏の感想

たいへん興味深かったので備忘としてまとめました。
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柳下美恵 mie yanashita @miesilentpiano

新年の仕事始めは初の研究発表です。「無声期の映画館と音楽ー日活関連楽譜資料「ヒラノ・コレクション」から考える」という日本の初期映画音楽が解明される画期的なもので、多くの方にご来場いただきたくご案内しました。心よりお待ちしております。kyodo.enpaku.waseda.ac.jp/activity/20160…

2016-01-06 11:45:30
濱田研吾 @hamabin1

早稲田大学小野記念講堂「無声期の映画館と音楽 日活関連楽譜資料『ヒラノ・コレクション』から考える」研究報告を聞く。楽士の平野行一が残した段ボール6箱分の一次資料(およそ600点)から広がる映画史と深まる謎が興味深い。 武石みどり氏(東京音楽大学教授)の的確で明瞭な指摘に舌を巻く。

2016-01-09 22:32:31
濱田研吾 @hamabin1

早稲田大学小野記念講堂「無声期の映画館と音楽 日活関連楽譜資料『ヒラノ・コレクション』から考える」研究報告。平野行一の楽譜資料のなかに、かの鉄道映画の名作『特急三百哩』の「ヒラノ選曲譜」も入っていたようで、少し興奮。FCで上映されたときは伴奏がなかったので、ぜひ再現してほしいな。

2016-01-09 22:33:59
濱田研吾 @hamabin1

「無声期の映画館と音楽 日活関連楽譜資料『ヒラノ・コレクション』から考える」で休憩演奏の話題が。手元にある大正6年8月20日の赤坂葵館『週刊アフヒ』創刊号によると、歌劇『タンホイゼル』上映前に奏楽『タンホイゼル』が演奏。最初の上映前に「序曲」として葵館管弦楽団が演奏されたことも。

2016-01-09 22:35:20
濱田研吾 @hamabin1

赤坂葵館のプログラム『週刊アフヒ』のバックナンバーをみる限り、観客による上映作品評や徳川夢声はじめ弁士の説明評が多いものの、葵館の楽団による伴奏や休憩演奏評も書かれていて、「無声期の映画館と音楽」の意味では、資料といえるかもしれない。音楽の視点でプログラムを読み説くのも面白いな。

2016-01-09 22:46:15