筒井康隆『ロートレック荘事件』と、ミステリの叙述トリックについて
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kokada_jnet
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.@tonton1965 筒井さんの「ロートレック荘事件」、amazonレビューで「今まで読んだ中で最高の推理小説」と書かれていましたが。あれは「叙述トリック」というもので、非常に多数の前例が。個人的には殊能将之「ハサミ男」というのが好きです。
2010-03-12 15:01:09
叙述トリックといえば折原一さんの得意分野。良作がたくさんありまね。RT @kokada_jnet: .@tonton1965 筒井さんの「ロートレック荘事件」、amazonレビューで「今まで読んだ中で最高の推理小説」と~あれは「叙述トリック」~個人的には殊能将之「ハサミ男」~
2010-03-12 15:06:02
@takefour 折原一、かなり読みました。叙述トリックは、気をつけないとアンフェアになる傾向がありますね。外国ではリチャード・ニーリー「仮面の情事」に騙されました。
2010-03-12 15:26:40
実はぼくもあまり好きじゃありません。デニス・ルヘインの『シャッターアイランド』もそれですね。スコセッシがどう映像化したか楽しみな作品です。RT @jyuryi10: @takefour 折原一、かなり読みました。叙述トリックは、気をつけないとアンフェアになる傾向がありますね。~
2010-03-12 16:07:48
@takefour 「シャッター・アイランド」ディカプリオが宣伝に来日しましたね。4月9日公開。スコセッシはヒッチコックの「めまい」を参考にしたらしいです。
2010-03-12 16:16:25
@jyuryi10 スコセッシは『めまい』を参考に映画化。それは気になるなぁ。ぼくはルヘインの原作が大嫌いなので観るつもりはなかったのですが、今朝のテレビで監督がスコセッシと知って少し観たくなって、『めまい』と気いてまたちょっと観たくなったかな(笑)ハードボイルド書いて欲しい。
2010-03-12 16:25:31
、@kokada_jnet あっ、それは気になっていたので、筒井に匹敵する前例を教えて下さい。殊能ってそれは筒井のあとでしょう。
2010-03-12 16:36:24
@tonton1965 叙述トリックのミステリーなら、「弁護側の証人」 小泉喜美子とか、横溝の「夜歩く」、高木の「能面殺人事件」とか。最近のこのミス大賞の「さよなら、ドビュッシー」は容認できません。
2010-03-12 16:43:13
@tonton1965 クリスティーの「アクロイド殺し」が超有名ですが、あとはフランスにあったような気がします。
2010-03-12 16:57:06
@tonton1965 思いだしました。 「殺人交叉点 」、フレッド・ カサック。
2010-03-12 17:01:46
@NakagawaYusuke 登場人物として明示されているかが問題で、叙述トリックという問題ではないと思うのですが。ロートレック荘以前の先行作はあるのでしょうか?
2010-03-12 17:05:37
折原一『倒錯のロンド』講談社文庫の解説(結城信孝)に叙述トリックリストがあり、国内と海外の作品が10ずつあげてあります。 @tonton1965 @NakagawaYusuke @kokada_jnet
2010-03-12 17:17:42
@kuzan 「倒錯のロンド」、家にあると思うので、帰って確認します。あれ、単行本だったかな。
2010-03-12 17:20:12
今は『模倣の殺意』として発売されていますよね。これも読みたくなってきます。読めていませんから。RT @pelebo 中町信の「新人文学賞殺人事件」も叙述ミステリーだったうっすらとした記憶が。
2010-03-13 05:10:20
@kokada_jnet いや「叙述トリック」はもちろん知っていますが、みんな下手でしょ。『ロートレック荘』ほど巧いのがあるか、ってことです。
2010-03-12 18:19:56
少しでもミステリィの叙述トリックに詳しい人にとっては、最初期の作例はクリスティの「アクロイド殺し」ではなく、チェーホフだということは知られていると思う。
2010-03-12 20:17:48
なるほど。ただ、作品発表時も、「どうしてミステリ的には使い古されたトリックをいまさら」と。あまり評価高くなかったですね。 RT @tonton1965 いや「叙述トリック」はもちろん知っていますが、みんな下手でしょ。『ロートレック荘』ほど巧いのがあるか、ってことです。
2010-03-12 20:54:51
@kokada_jnet 評価高くなかったのは知っているが、それがなぜか知りたい。文庫解説では、障害者を犯人にするという発想はなかった、と書いてある。
2010-03-12 21:31:48
タイミングも悪かったというか。「ロートレック荘」は90年発表ですが、87年から新本格ミステリ・ムーブメントが起きてまして。その作品群の中には「叙述トリック」物も多数含まれていましたから。 RT @tonton1965 評価高くなかったのは知っているが、それがなぜか知りたい。
2010-03-12 21:46:09
.@tonton1965 @kokada_jnet 佐野洋『推理日記V』講談社文庫では、誉めていますが(「「やられた」と思った」)、誉めていない方の意見も書かれています。やはり身体的特徴の問題が関係してのことのようです。
2010-03-12 21:51:03
「ロートレック」以前に、あれほど丹念に2度読みできた本って、そうはないと思うRT @kokada_jnet: タイミングも悪かったというか。「ロートレック荘」は90年発表ですが、87年から新本格ミステリ・ムーブメントが起きてまして。その作品群// RT @tonton1965
2010-03-12 21:55:52
うーん、中町信さんとかでしょうか。匹敵するかどうかはわかりませんが。RT @tonton1965 、@kokada_jnet あっ、それは気になっていたので、筒井に匹敵する前例を教えて下さい。殊能ってそれは筒井のあとでしょう。
2010-03-12 21:57:42