エイト妄想♡Drシリーズ番外編

しえ @syerryloves8

番外MR安26 安『…好きな男でもできんとああいうのは気にならんし変わらんのやろな…』 横『安がその男になって変えてくれるん期待しとるでw』 安『面白がってますなぁ、横山先生w』 ーー 夕方彼女を連れて病院を出て駐車場に向かう途中、近所のおばあちゃんが道端でオロオロしていた

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番外MR安27 安『どうしました？大丈夫ですか？』 《ああ…ウチの犬がね…跳び出して行っちゃって…》 「どんなワンちゃんですか？探しますよ」 躊躇なく犬探しを買って出た彼女に少々驚きながらも自分と同じことをしようとしてた彼女に嬉しくなった 「すいません、安田さん」

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番外MR安28 安『ええよ、俺も同じ事言おうとしてたし、レストランの予約までまだ時間あるから』 おばあちゃんを家に連れて帰って家で待機してもらい、2人で近所を探し回った 一時間くらいたったところで俺の携帯が鳴る 「安田さん！！いました！！捕まえましたよ！！」

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番外MR安29 電話越しの彼女の嬉しそうな声に思わず笑ってしまう 『よかった！じゃあおばあちゃん家で会お！』 おばあちゃん家の前で会った彼女は長い髪に葉っぱやらつけて逃げたマルチーズを抱えていた 「安田さーん！」 『お疲れ！…可愛ええなあ』 「可愛いですよねワンちゃん」

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番外MR安30 『マルチーズも可愛いけど、君がね』 「は？」 （ニブイ…w） ポカンとした彼女に苦笑しているとおばあちゃんが家の中から出てきた 《ああ…ほんとにありがとう！…車にでも引かれたらって思ったら足がすくんじゃって…》

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番外MR安31 《お姉さん、泥だらけじゃない…お風呂どうぞ使って？》 「え⁈大丈夫です！」 『いや、結構ドロドロやで？w綺麗にしといで、俺は横山先生んとこでシャワー借りてくるし』 「は、はい…」 彼女をおばあちゃんに託してその場を後にした

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番外MR安32 ーー 先に車を取りに行き、彼女を迎えに行くと前髪をピンで留めていて不意打ちを食らった （かっ…わい…//） 車に乗った彼女に聞いてみようと横を向くが普段見慣れない目がこちらを向いてドキっとする さらに夢の中の彼女を思い出して変に意識してしまう

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番外MR安33 『そのヘアピンどうしたん？』 「おばあちゃんに…《あなた綺麗なのにもっと気を使わないとダメよっ…ガニ股も！》って怒られました…」 （それでさっきからモジモジ脚閉じてんのか…） 安『そーやな…俺はそれも個性でええと思うけど、もったないとは思うかな？』

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番外MR安33 『ま、好きなヤツでも出来たら嫌でも変わるで』 「それ…おばあちゃんにも言われました…《好きな人ができたら、わかるわよ》って…私今までそういう人出来た事がなくて…よく、わからないんですよね…」 困った顔で笑う彼女の頭を撫でた 信号待ちで車を停める

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番外MR安34 『俺んこと好きになったら…分かるで』 「え…？」 こちらを見た彼女の頬にキスをした 安『君んこと好きやねん』 「はぁ…私も安田さん好きですけど…」 何の躊躇いもなく言う彼女にちょっと凹む…

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番外MR安35 『…今の好き…ってさ…皆好きってやつじゃない？横山先生とか渋谷先生とか丸山くんはどう？』 「横山先生も渋谷先生も好きですし、丸山さんは…たまに面倒くさいって思いますけど好きです」 『ほらね？俺の好きとは違うんよ』 「安田さんの好きってどんなですか？」

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番外MR安36 『俺の言った君が好きってのは下心のあるヤツ』 『君と一緒にいたいし、抱きしめたいし、キスしたい…俺のものにしたいって思う』 「キ、キス⁈//」 （キスには反応すんのやw） それから顔を赤らめてチラチラこちらを見ながら黙った彼女 『…ええ反応やでwそれ』

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番外MR安37 「え⁈は？!なんでですかっ？!なんで笑うの⁈」 クスクス笑うと店に到着して車を停め、慌てる彼女の頭をポンポンと叩く 『ま、ええやん、遅くなったけど飯食お』 ーー レストランで食事を終えて彼女がトイレに立った隙に会計を済ませ、車に買っておいた花束を取りに行く

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番外MR安38 トイレから戻り席に着いた彼女に背中に隠した花束を差し出した 「ええ？!いいんですか？!私誕生日でも何でも無いのに…」 『君の為に買ったんやから、どうぞ』 「ありがとうございます！わぁー！花束なんかもらったの初めてです！」 『今日は楽しかった？』

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番外MR安39 「はい！とっても！」 いつもは隠れた前髪がとめられていて彼女の笑顔がよく見える （ヘアピンいい仕事してるわぁ） 『良かった…それでな？今日君の事が好きやってゆうたやん？』 「あ、はい…」

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番外MR安40 『俺と付き合ってください』 「この後ですか？いいですけどどこ行くんですか？」 『ぶw』 半分予想していたとはいえ、衝撃すぎて笑ってしまった 珍しそうに俺の告白を見ていた周りのお客さんもあっけにとられている 「え⁈私何か変な事言いました？」

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番外MR安41 『お前な、鈍感にもほどがあんでw面白いけど…』 彼女の手を引いて引き寄せ、顎をなぞるとビクッと身体が震えた （イイ反応するやん…） 彼女の柔らかい唇を親指でなぞる 『ここにおるのが横山先生で、ここにキスしたらお前は嬉しい？』 「いや…」

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番外MR安42 『じゃあ、俺がキスしたらどう…？』 絡まった目線の先の彼女の顔が赤くなっていく ゆっくり顔を近づけると彼女が瞼を閉じ、唇を重ねる 柔らかい感触を味わって唇を離すと、瞼がゆっくり開いて可愛い瞳がこちらを見つめていた 『どう？』 「…う、嬉しいかも…//」

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番外MR安43 『俺とキスする仲に…俺と付き合ってくれる？』 「はい…//」 顔を赤らめて返事をする彼女を抱きしめると二人の間で花束がガサっと音を立てる 周りにいたお客さんやスタッフがみんな拍手を一斉にしてくれる 「ちょっと…いや、かなり恥ずかしいんで…離して下さい//」

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番外MR安44 『離さんで、せっかく捕まえたんやもん…』 店を出て彼女の家まで車で送ると、お車を降りた彼女が運転席の窓をコンコンとノックする 窓を開けると彼女が頭を下げた 「送ってくれてありがとうございました」 『当たり前やろ？俺の彼女なんやから』

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番外MR安45 長い髪を１束撫でてやるとまた顔を赤らめる （可愛ええなぁ〜…持って帰りたい…） 『…また明日な？』 頭を引き寄せてキスをする 優しく唇を啄むと彼女が蕩けた顔で惚けている 『…キス気に入ったん？』 「…はい//…私…男の人と付き合った事なかったので…」

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番外MR安46 『じゃあ俺は全部初めて貰えるわけや…嬉しいなぁ…』 「…全部？」 『…初めてのキスも、初めてのデートも、初めてのえっちも』 「ええええっち⁉︎//」 『ま、そのうちな？そんじゃ、おやすみ！』 「あ、おやすみなさい」

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番外MR安47 『あ、そーや…目がコンプレックスなんやなくておでこ広いんが嫌なん？』 「なんで…知って…//」 『おでこ出して目が見えてる方が可愛ええで〜！』 ピンで留めている前髪を押さえて彼女が慌てる その様子を見て笑いながら手を振り、車を出した

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番外MR安48 ーー 翌日、仕事で病院へ行くと横山くんが会うなり俺の肩を掴む 安『いった！何するん！横山くん！』 横『お前あいつになにしたん？！別人やんけ！』 安『え…？』 横山先生に引きずられて調剤室のドアを開けると彼女がいた 「あ…//安田さん…//」

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番外MR安49 こっちに歩いてくる彼女はすでにガニ股ではなく…前髪も切って流した感じになって… 安『可愛い…//』 「え！本当ですか⁉︎よかったぁ…思い切って切ってみたんですけど…先生たちにジロジロ見られるし…患者さんにも…」 安『可愛くなったからみんな見てたんやない？』