文化庁6階講堂。著作権分科会第33回の傍聴セットアップが完了したのだけど・・・本日議事の一部が非公開ということで、前半10~15分ほど聞けなくなる予定。とりあえず席取りのために入れてもらって、開始後一度会場外へ、その後再入場となるらしい。
2011-01-25 09:46:46辻本委員発言の内容は、検討についての御礼と報告書通りの著作権法改定を求めるといったところなのかなぁ。聞き取りづらい方なので内容把握に自信なし。
2011-01-25 10:17:52個々の報告書案の内容に議事が移行。基本問題小委員会・法制問題小委員会・国際問題小委員会の順で説明が行われる予定で、現在は基本問題小委員会報告に関して、主査の野村分科会長から報告中。
2011-01-25 10:20:22引き続き、土肥委員 (法制問題小委員会) から権利制限一般規定と技術的制限手段に関しての報告中。事務局からの詳細解説は最後にまとめてになるらしい。
2011-01-25 10:23:23土肥委員から引き続き、間接侵害・集団での創作に関して簡単に説明継続。報告書案について、中間まとめからの変更点を壹貫田課長補佐から説明中。自主制作ソフトに関して運用で対処するという点と、最後に追加された障害者への配慮と将来の技術発展に適合できるように・・・の部分。
2011-01-25 10:29:39訂正。吉田文化庁次長から、報告書案について補足説明。主に権利制限一般規定に関して、委員の同意が得られれば、懸念に留意しつつ立法化を進めていきたいとの内容。
2011-01-25 10:47:03中山副分科会長:現在サーチエンジンは個別規定で規定されているが、C類型にサーチエンジンが含まれている。プッシュ型に関しては現在の個別規定では救えないと理解しているが、それがC類型で救われるという理解で良いだろうか?
2011-01-25 10:49:14石坂委員:日本レコード協会として、以下の3つを条件としたい。可能な限り条文を明確化すること。国民に条文趣旨を周知すること。居直り侵害を防止するために、法定賠償制度を検討すること。
2011-01-25 10:51:44福王子委員:権利者と利用者のバランス云々。それでも流通を促進する必要があるのだ云々。最高裁判決(まねきTV・ロクラク)は判り易いと思うが、そこに安住するのではなく云々。
2011-01-25 10:53:37瀬尾委員:インターネット上での侵害に個人の占める割合は大きい。韓国のように住民基本台帳と結びつける仕組みについて、是非も含めて検討が必要では。
2011-01-25 10:56:17瀬尾委員:ADRのように裁判以外に穏便に解決する手段を用意すべき。電子書籍で小さなコンテンツが爆発的に出てくる。時代に即した著作権法となることを望む。
2011-01-25 10:56:28河村委員:技術的制限手段に関して、事務局から読み上げて頂いたが違法行為ではない部分について、今後の文化の担い手が規制対象となることがないように具体的な制度設計の際に配慮をお願いする。
2011-01-25 10:58:54広崎委員:今後クラウドも出てくる。その場合、利用者と立ち位置が変わることになる。著作権法はかなり固定的なものを想定していると思うが、流動性を高めて、様々な事態への対応を考えていくべき。
2011-01-25 11:03:05山浦委員:一般規定に関して、裁判例で確定した場合は個別規定に追加して欲しい。権利処理・課金システムが存在する場合は一般規定の対象とならないことの明記等を要望してきた。
2011-01-25 11:04:44山浦委員:かなり早期に一般規定の導入方向性が示されたが、一般規定ありきという議論ではなく、そもそも一般規定が必要なのかという点について議論が必要では。国民のコンセンサスがあるならば我々(新聞協会)も反対するものではないが、そこが欠けているのでは。
2011-01-25 11:07:17