失われた20年とネオリベラリズムの弊害
「人間は食べ物がなくても感動を食べるだけで生きていける。ウチで働くという事はあなたの夢をかなえる事だ」
あるブラック企業経営者、かく語りき
- Lynette_Ellils
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ものぽーる
@monopole0001
しかし、日本国民にとって、「経済学における経済ビジョン」なんて、どうでも良い話なのではないかと思います。それよりも、デフレの長期化によって所得が縮小し、民間企業が疲弊、少子化が促進、自殺者が増加する方が問題だと思います。
2016-02-10 23:04:40
ものぽーる
@monopole0001
現代経済学の問題は、人間の軽視にある。新古典派経済学は、古典派経済学の祖であるアダム・スミスによく言及するが、新古典派経済学の経済観と、アダム・スミスの経済観は、どう考えても別物だと思う。現代経済学の中から、本当に「道徳感情論」というような発想、価値観が出てくるんだろうか。
2016-02-10 23:21:41
ものぽーる
@monopole0001
アダムスミスの「一般的諸規則」 ① 他人の生命、身体、財産、名誉を傷つける行為を行わないこと(正義) ② 他人の利益を増進する行為を行うこと(慈愛) 一般的諸規則は、人間に生来備わるものではない。社会経験を通じて、批判に対する恐怖、称賛への願望、という感情によって形成される。
2016-02-10 23:32:20
ものぽーる
@monopole0001
アダムスミスの一般的諸規則の考え方は、リベラルに近いもので、新自由主義とは似ても似つかない。新自由主義の標榜する自由とは、フリーダムであり、リベラルではない。格差問題や金融支配をここまで悪化させた現代経済学が、アダムスミスを自身の祖として論じるのは、非常に違和感がある。
2016-02-10 23:37:17
堀 茂樹
@hori_shigeki
新自由主義が(ぬけぬけと国家権力を利用して)国家を解体していくからこそ、国家を自己目的化する国家至上主義が擡頭するわけです。ネオリベとネオコンは一つのコインの表と裏です。ですから、国家至上主義を排するためには、国家を目の仇にするどころか、国家をある限界内で擁護する必要があります。
2016-02-11 13:56:54