【毎日26】約140字の小話まとめ【2016.1.18~2017.3.14】
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1月18日
タバコを吸う次男×相手に電話をしている末弟 #毎日26 shindanmaker.com/588200 デートのワンシーンかな
2016-01-18 01:05:00電話の向こうにいる女の子の機嫌より、減っていく2人の時間の方が僕にとっては問題だ。「ごめん、今度埋め合わせするから」短く話を済ませて戻ってくると、カラ松兄さんはゆっくりとタバコの煙を吐き出していた。「なんだ、もういいのか」僕に気付いた兄さんは半分も吸っていない煙草の火を消した。
2016-01-18 01:14:381月20日
ただ客の家にピザを届けに行っただけなのに、仏さんの第一発見者になるとはついてない。事件性もなく取り調べも簡単なものだったが、それでもこの非日常に嫌な汗が背中ににじむ。眉の角度が鋭い警察官は手元の書類に僕の発言を書き留めている。筋張っているがしなやかな手で、角ばった字を書いていた。
2016-01-20 23:38:011月21日
むき出しの肩から鎖骨へ、甘噛みするようにカラ松の歯が立てられる。荒い息が頬に触れたかと思えば、そこも優しく噛まれる。「ふふ、急がないで」トド松は愛しい兄の唇にそっと触れた。声を出さず懇願するような顔に、トド松は腹の底がずくりとうずくような気がした。 #毎日26
2016-01-21 21:02:021月22日
間接照明が夜を濃くする。ドアチャイムが鈍く響き、グラスを磨いていたカラ松は顔を上げた。「いらっしゃ…あれ」今夜1人目の客は、彼を送り出した張本人だった。「えへへ、来ちゃった」トド松はカウンター席に腰掛け、注文をする。「バーテンダーさんのおすすめ、もらえる?」 #毎日26
2016-01-22 23:47:071月23日
笑顔を独り占めしたい次男×ずぶ濡れの末弟 #毎日26 shindanmaker.com/588200 笑顔を独り占めしたい次男んんんんん
2016-01-23 22:16:17#毎日26 笑顔を独り占めしたい次男×ずぶ濡れの末弟 そんな診断結果に萌えたぎってカラトド書きました(短い) 夕立が止む頃 privatter.net/p/1290003
2016-01-24 00:33:191月25日
「おばあさんのお耳はなぜそんなに大きいの?」 「お前の声をよく聞くためだよ」 「おばあさんのおめめは…そんなに大きくチャーミングだったかな?」 「は!?何言ってんの食うよ!?」 「フッ…おばあさんじゃなく可愛い狼に騙されるところだったぜ」 どうあがいても可愛いカラトド #毎日26
2016-01-25 20:49:201月26日
卒業生代表の僕は、花束を手にカラ松先生の前に立つ。英語担当の先生のおかげで、僕は英語を頑張ろうと思えました。教科書をめくる指が好きでした。もっと先生と一緒にいたかった。言いたいことは沢山あるのに、練習通りの言葉しか出てこない。「3年間、お世話になりました」 #毎日26
2016-01-26 22:24:321月27日
キスしようって言えない次男×相手の気持ちを察している末弟 #毎日26 shindanmaker.com/588200 っしゃあああああ!!!!
2016-01-27 22:11:562人きりの部屋でスマホをいじるトド松に、遠慮してるのかカラ松はただその隣に座って雑誌を読むふりをしている。そわそわと落ち着かない兄にしびれを切らしたのか、トド松はため息を吐いてスマホの画面を消した。「カラ松兄さん」甘い声がカラ松を誘う。 #毎日26
2016-01-27 22:25:321月28日