北米版最上型その”強さ”故に南大西洋に消ゆ＆アルゼンチン軍胸くそ悪い話　フォークランド戦争史今更雑感

憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵 @lm700j

防衛研究所のフォークランド紛争の資料を久しぶりに読んでみたんだけど、ヘネラル・ベルグラノ撃沈の話が興味深い。先の大戦前に米帝が作った自称軽巡どんがら重巡で最上型みたいなのだけど、当時の海域では古くても砲撃前提の強固な装甲と優秀な主砲持ってるから、

憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵 @lm700j

イギリス側の新しい駆逐艦とか軽空母とかアウトレンジでぼこぼこに出来る、という。5-4の北回り1戦目でヌ級とイ級を皇潤で一方的に殴り殺すような感じに。なので牽制がメインだったはずだけど、これはやばいということで原潜が攻撃に向かったという

憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵 @lm700j

装甲もしっかりしてるから魚雷当てても撃沈出来るかどうかとか、そんな評価だっららしい。でも、隔壁の閉鎖とかがいい加減で大ダメージくらって撃沈となり、また極寒の大荒れの海で脱出した乗員も救助が遅れて戦死者が増えたという

憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵 @lm700j

で、巡洋艦撃沈については、ちょうどブラジルを仲介にしたやりとりをやってて、それをひっくり返すためにやったんじゃないか、という議論が政府に批判的なジャーナリストからはされたんだという。ただ巡洋艦の艦長は当時の状況なら攻撃する判断は妥当だと評している

憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵 @lm700j

その海域によってきたアルゼンチン軍の艦艇と航空機については、救助用だろうからということでちゃんと見逃してる。そこんところで力のふるいかたを政治的に考えながらやってるなあ、という

憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵 @lm700j

双方とも政治的に牽制とか小競り合いレベルにして敵味方とも犠牲者を回避しようとしてたけど、ある瞬間に双方の何百人という水兵の命ってのが、殺すか殺されるかという状況に変わってしまった、というあたりが、またなんとも難しい話だなあ、という

憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵 @lm700j

あと胸くそ悪い話で、アルゼンチン側では徴兵されたばかりの新兵が多くて、疲労や寒さや戦力差で完全に戦意を失ってて、後半では投降する兵士が多発したけど、将校や下士官が撃ったらしい。戦列歩兵の時代に戻ってる。

憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵 @lm700j

怒ったのか呆れたのかイギリス側は、そういう将校や下士官に攻撃をしたんだという。なんかああいう独裁国家って腐ってるなあ、というところもあるし、国民国家未満になってしまえば、そうでもしないと戦えないのか、というところも

憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵 @lm700j

｜アルゼンチン｜３０年後に明らかになった一般兵士への虐待の実態 - INPS International Press Syndicate - JAPAN …ternational-press-syndicate-japan.net/index.php/regi… 闇が深すぎる

憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵 @lm700j

フォークランド戦争開戦２５年、進む忘却　アルゼンチン - navi-area26-10の国際ニュース斜め読み d.hatena.ne.jp/navi-area26-10… 戦死者の親が二度殺されたと嘆く話。1回目は無謀な戦いで、2回目は社会からの忘却で

Kanorin_EX @ant_onion

@lm700j アルゼンチンの政府は実にあれだったのですが一方でサッチャー政権にとってはあの戦争はまさに天の助けだったのですよねぇ…(^^;。とはいえ少なからぬ損害を出しているのですが。

憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵 @lm700j

ちなみにフォークランド紛争のあと、アルゼンチンでは島内の戦闘による戦死者と同じくらいの多くの帰還兵の自殺が出たという やぴおのイケてる戦争映画万歳！ ステイト・オブ・ウォー（原題：Iluminados por el fuego） yapio.blog106.fc2.com/blog-entry-8.h…