ドラッカー曰く「企業の中にプロフィットセンターは無い、あるのはコストだけ」
- mtcedar1972
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Whatever it takes.
①最近書いた本「日本国債のパラドックスと財政出動の経済学』http://t.co/j2DrZek0Gf ②ときどき書くブログ http://t.co/PVrEPmRLXl ③富山県小矢部市在住。関心は日本経済、NPO
ドラッカーは「企業の中にプロフィットセンターは無い。あるのはコストだけである」と言ったけど、それは逆に言えば企業の生産活動のコストは消費者の消費が賄っているということ。つまり、企業は消費を超えるコストをかけることができない。
2016-02-16 10:43:42@renribokushu どうしてこのことがエコノミストにはわからないんでしょうかね。・・・もちろん、ミクロの企業はアニマル・スピリット+銀行の信用創造でこれを超えることはできるし、マクロでも短期にはあり得る。しかし、長期かつマクロには(マクロ的予算制約で)このとおりになる。
2016-02-17 09:16:31@KitaAlps 引用したドラッカーの言葉を聞いて、なるほどと腑に落ちる人は経営者であっても少ないと思います。ましてやエコノミストに限らず、経営に携わっていない人はなおのことピンとこないと思います。みんな会社のどこかにプロフィットセンターがあると思っている。
2016-02-17 09:48:45@KitaAlps 本質的な「真理」が「真理っぽいもの」に隠れてしまうことって多いですよね。例えば、「利益を上げること」と「儲かること」は概念的には全然別物ですが、利益を上げる=儲かると思い込んでる人は多いですよね。もちろんイコールで成り立つ時もあるので、余計にタチが悪い。
2016-02-17 09:56:49@KitaAlps 例えば、円安で輸出企業の利益が大幅に伸びた→儲かっている企業続出→円安で景気回復…とインプットされてしまうと、本質的なものに辿り着くことはまず無いでしょうね。エコノミストの方々も、そこまで深掘りしないでしょうしね。残念ですけど。
2016-02-17 10:09:22@renribokushu 「プロフィットセンター」という言葉が、特定の狭い目的のために定義されたものにすぎず、企業が存続し繁栄していくという全体的な目標とは必ずしも一致していないにもかかわらず、一人歩きして影響力を強め、企業の価値を毀損するようになっているということでしょうか。
2016-02-17 11:23:39@KitaAlps 企業の中に、例えば営業なのか、工場なのか、あるいは別のどこかに利益(と言うよりこの場合は「儲け」)を生むところがあると考えがちだけど、そんなものは無い…というのがドラッカーが言ってることですね。
2016-02-17 14:44:29@KitaAlps でも、企業の中にプロフィットセンターがあると考えてしまうと、それ以外のものになるべくお金を使わないようにしようと考えます。実際は全てコストですから、あらゆるものが無駄に見える。それで企業存続に必要な人材や投資に手をつけてしまうんですね。
2016-02-17 14:44:45@KitaAlps ドラッカーは企業の目的を「顧客の創造」と言ってますが、それを「利益の創造」だと勘違いしているエコノミストには、最初のツイートのようなことは決して理解できないだろうと思います。
2016-02-17 14:45:01