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20160225日本軍の無線機とかの話まとめ

(ヽ´゜ω゜)眠いから、雑
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kyu190a @kyu190a

@TFR_BIGMOSA @waseda_fablab (ヽ´゜ω゜)屠龍とかの戦記を見てると無線機はちゃんと動作してるんですよね。まぁどうしても語る時は前例の有る世間に広まった簡単な方に倣ってしまうのでそうじゃないよと言い続けるしか無く(キュッチャンが偉そうに言えることではない

2016-02-25 21:20:39
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

@kyu190a @waseda_fablab 双発機の場合はRFI源であるエンジンが無線機から遠いので対策は比較的容易ですが、単発戦闘機の場合は「部隊とその状況によりけり」ですね。そしてweb上では、何人かの航空史家と漫画家さんの影響がものすごく大きい。

2016-02-25 21:27:44
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

@kyu190a @waseda_fablab たとえば渡辺洋二さんの「液冷戦闘機『飛燕』」朝日ソノラマP160-161から拾ってみましょう。(続く)

2016-02-25 21:30:24
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

@kyu190a @waseda_fablab (引用)「 近距離用の九九式飛三号無線機の聞こえがたさには定評があり、雑音の多さ、周波数の不安定などを訴える声が航空本部にあいついだ」(続く)

2016-02-25 21:31:22
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

@kyu190a @waseda_fablab (引用続き)「地上ではいちおうの感度、明度が保たれ、空中でも巡航でおとなしく飛んでいるときは、編隊間ぐらいはなんとか聞こえないでもないが、」(続く)

2016-02-25 21:32:13
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

@kyu190a @waseda_fablab (引用続き)「ひとたびエンジン出力を上げると、各部の電源や配線などから出る火花放電による電気的雑音をひろってしまい、空対空、空対地とも交信不能になった。エンジン出力を高めると聞こえないのでは、戦闘時に役に立たせようがない」

2016-02-25 21:32:50
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@kyu190a @waseda_fablab (引用終わり)渡辺洋二氏の指摘「エンジン出力を高めると聞こえない無線機は戦闘機無線として不適」は全く正しい。正しいが、これを無線機のせいにされては日本電気が気の毒と言うもの。原因も、行うべき対策も明らか。

2016-02-25 21:35:33
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@kyu190a @waseda_fablab 渡辺洋二氏のこの著書が出てからもう20年近い。日本陸軍航空本部が「機体とエンジンのRFI抑止」に取り組み始めてからは、もう70年以上過ぎている。しかし今でも「日本の航空無線はダメだった。電気屋がダメだった」と言う記事が多い。

2016-02-25 21:39:14
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

@kyu190a @waseda_fablab 海軍戦闘機の無線に関してはRFI以前の問題として、何度も呟いたが「そもそも電源が足りていない」ので論外だが、そうなった原因らしきものは海自の教育資料に見出せる。

2016-02-25 21:40:34
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

@kyu190a @waseda_fablab 海軍の場合は無線機は艦政本部の担当。もちろん機体とエンジンは航空本部。海軍には「機体に載せた状態での通信状態」に責任と権限を持つ部局は昭和19年になるまで存在しなかった。

2016-02-25 21:43:50
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

@kyu190a @waseda_fablab なぜ真珠湾攻撃に際して重巡「利根」「筑摩」そして空母「赤城」「加賀」だけが偵察機を出したのか?を直接示す資料は知らないが、この体制では母艦ごとに艦載機の通信能力が大違いになって当然だろう。

2016-02-25 21:47:36
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

@IngaSakimori それはさておき。去年、昔の航空無線の通信障害とエンジンの実験についてお話しましたが、シールド無しのレース用ケーブルを新規に買わなくても実験できます。古くなったケーブルのシールドにヤスリを当てて、戦時中よく生じたシールド破損を模擬してみましょう。

2016-03-17 20:02:09
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

以前に呟いてキュッチャン総統にまとめてもらった話の続きを書いてみる>いまどうしてる pic.twitter.com/JUZnC44hss

2016-03-17 20:18:31
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TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

@TFR_BIGMOSA (意訳)各種電線には総じてシールドを備え雑音、強度その他に注意されているが端末金具が不完全で現状ではほとんど絶縁状態に近い。すなわち、シールドは両端において絶縁され遮蔽効果を発揮しないものが多い。

2016-03-17 20:24:23
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

@TFR_BIGMOSA 現状においては製造直後の飛行機は雑音非常に少なく、長時間使用すると各種端末接続部に油、誇りが侵入し、また各種の袋ナットが手締めなので緩み、次第に接続不良となり雑音が増大する。たとえばスパークプラグケーブルの接続部など。

2016-03-17 20:24:51
TFR_BIGMOSA(首輪付きの大猫、地球長期滞在者) @TFR_BIGMOSA

1944年に陸軍航空本部が作製した「戦闘機隊の無線整備」より抜粋を紹介してみました。 twitter.com/TFR_BIGMOSA/st…..「20160225日本軍の無線機とかの話まとめ」 togetter.com/li/942824#c257…

2016-03-17 20:26:08