2021年3月13日

【太平洋戦争下における日米航空産業の生産管理技術の懸隔に関する考察 / 前編】-大量生産ノウハウの蓄積の観点から-

日米間の航空決戦でもあった太平洋戦争。両国の明暗を分けた物は何か。 本稿では生産・品質管理技術に着目して紐解きます。
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HIROKI HONJO @sdkfz01

【太平洋戦争下における日米航空産業の生産管理技術の懸隔に関する考察 / 前編】 -大量生産ノウハウの蓄積の観点から- 《はじめに》 太平洋戦争は、航空戦力の優劣が勝敗を決する最も重要なファクターの一つとなった戦いであり、日本も乏しい国力を挙げて優秀な航空機の開発に邁進しました。 pic.twitter.com/p2JeveLF1C

2021-03-13 17:01:12
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その成果の中には欧米の水準と肩を並べるものが少なからず存在し、「物量でアメリカに敗れはしたが、技術面ではそれなりに敢闘した」という言説が随所で聞かれるのも頷けます。 しかし、航空戦力の建設とは、優れた飛行機を開発すればそれで終わるものではありません。 pic.twitter.com/lEYFVlnwra

2021-03-13 17:01:46
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カタログ通りの性能を持つ機体を、効率よく生産出来て初めて、戦備として完整されるのです。換言すれば、設計・開発陣(トップ・エンジニア)の頭脳がいくら優秀でも、生産と品質管理を司る技師(ミドル・エンジニア)のためのノウハウが欠けていれば、全ては画餅に終わります。 pic.twitter.com/ji3iwLjew8

2021-03-13 17:02:21
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その意味では、設計・開発力に加え、生産・品質管理能力も、航空技術力の根幹なのです。そして、我が国は後者の蓄積が深刻に不足していた、という認識が本投稿のモチーフです。かかる状況で日本の航空産業は如何に戦い、そして敗れたのか。少し長くなりますが、お付き合い頂けますと幸いです。 pic.twitter.com/waUI2A5gW5

2021-03-13 17:03:16
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《劣悪な品質と生産効率》 予兆は早い段階からありました。開戦前に試作機が完成したにも拘わらず、戦争中期まで量産化できなかった艦爆「彗星」がそれです。画期的新機軸を幾つも投入された同艦爆は、「アウトレンジ攻撃を可能とする長大な航続距離」と「敵戦闘機をも振り切る高速性能」を併せ持つ pic.twitter.com/jneFnV1osQ

2021-03-13 17:04:05
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最新鋭機として、帝國海軍の期待を一身に受けて登場しましたが、独ダイムラー・ベンツ社製DB600エンジンを国産化した「アツタ」エンジンの複雑なメカニズムが災いして生産に深刻な遅延を生じ、前線での整備も困難を極めたため、最終的に性能の劣る日本製エンジンへの換装を余儀なくされました。 pic.twitter.com/ICEzWdjodF

2021-03-13 17:04:55
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また、戦争後半に満を持して登場した2,000馬力級エンジン、「誉21型」(疾風、紫電改、銀河等に搭載)は、離昇馬力で米軍の「R-3350-53」(B29に搭載)と同等、出力重量比・排気量当り馬力では30%以上凌駕するという、まさに日本の設計・開発技術の粋とも言うべき傑作でしたが、 pic.twitter.com/prEvurOhTs

2021-03-13 17:06:04
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繊細な構造のため製造上の不具合が絶えず、量産品は性能低下が顕著でした。設計者の中川良一氏は、「エンジン馬力はかなり下がっていたのではないだろうか。多分、2割くらいは。」と述べています。不良品率も高く、本エンジンの前線での稼働率は平均で20%に過ぎませんでした。 pic.twitter.com/I9dVJ0FKT7

2021-03-13 17:06:49
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「我ニ追イツク グラマン無シ」の電文で有名な艦上偵察機「彩雲」では、量産機の速力低下が顕著でした(28ノット≒52㎞/hダウン)。内訳は、エンジン・排気管の粗製10ノット、主翼の工作不良6ノット、胴体の工作不良4ノット等です。本機種の稼働率は昭和20年には20%を下回っていたと言います。 pic.twitter.com/TUkxiztSbG

2021-03-13 17:07:54
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まさに、「戦争の進むにつれ、あらゆる部分に故障が続出し、 (中略)ガタの発生、亀裂、折損、漏油等が各部に現れ、殊にエンジンに至っては致命的にも、その信頼性を全く失ってしまった。」(奥平祿郎「戦時中の航空機の整備取扱の状況について」)という恐るべき状況が現実となったのです。 pic.twitter.com/thOE0pt1HB

2021-03-13 17:08:48
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ここで強調しなくてはならないことがあります。それは、航空機の機体にせよ、エンジンにせよ、設計が誤っていた訳ではないということです。日本の貧弱な生産管理技術では、設計通りの性能を出すに足る品質(加工精度や素材強度)を実現することが出来ませんでした。これこそが問題の所在なのです。 pic.twitter.com/DjSOO8nHqI

2021-03-13 17:09:55
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ここで戦後の米国戦略爆撃調査団のレポートを引用しましょう。 「日本の海軍は開戦当初の80%の作戦有効率(稼働率)を維持できるとしたが、この率は漸次下がって50%となり、ある場合には20%となった。(続く) pic.twitter.com/UTfcsTWyn2

2021-03-13 17:10:54
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これらの損耗は、仕上の粗雑、原料の粗悪と管理者の貧困の三者の結合によるものである。多くの場合発動機の不調によって、前線に到着したものは三機のうち一機に過ぎなかった。」

2021-03-13 17:11:34
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まさに、生産・品質管理技術の未熟がもたらした結末を雄弁に物語って余りあります。 状況は電気産業においても同様でした。真空管の不良品率の高さのために、日本製の航空無線電話やレーダーの信頼性は損なわれていましたが、東芝のある役員は戦時下の業界団体の会合で、次のように語っています。 pic.twitter.com/wuYKHA70kL

2021-03-13 17:12:32
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「工員、職工の監督と申しますか(中略)そういうふうな意味合いの技術者、これが甚だ不足しておるのであります。或る一つの真空管に注意の主力を注ぎますと、その真空管は見る見るうちに不良率が減る。ところがそれからちょっと主力をそらしますと、(続く) pic.twitter.com/6h2vCG3w0x

2021-03-13 17:13:41
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またその真空管から不良品が沢山出てきて良品率が非常に少なくなってしまう。(中略)この人間の不足しておることが、確かに全体としての不良率の多い原因の一つになっておるのでありまして…(後略)」(松岡正 「戦時期電気機械工業の弱電分野における技術と技術者」)

2021-03-13 17:14:19
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品質と並ぶ日本の航空産業の宿痾は、劣悪な生産性でした詳細は後述することとして、ここでは日米の航空機の生産工数を挙げるに留めます。1944年の零戦のそれは10,000人Hでした(これは、仮に1,000人で分業していたとすると零戦一機を生産するのに一人当り10時間の労働を要するということです)。 pic.twitter.com/CkUhoLzcTs

2021-03-13 17:15:44
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一方、米国のP51「マスタング」は2,700人Hに過ぎません。かかる生産技術の差が、物量の圧倒的懸隔として現れたのです。日本の航空産業は数多の優れた航空機やエンジンを開発していながら、生産・品質管理技術の貧困のために、結局は「質」・「量」共に米国に完敗したと言っても過言ではありません。 pic.twitter.com/LaJeSfoaD9

2021-03-13 17:16:48
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《未熟練工が生産を担っていたのは米国も同じ》 こういう話をすると、決まって「日本では熟練工が徴兵されて、女学生など素人が生産現場に入っていたから…」というエクスキューズが出てくるのですが、そこで終わりにしてはいけません。 日米の航空産業の従事者数を比較してみましょう。 pic.twitter.com/1n5uMME6D7

2021-03-13 17:18:01
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HIROKI HONJO @sdkfz01

開戦直後(1941年12月)のそれは、日本が31.4万人、米国が34.7万人です。これが、両国の生産が共にピークに達する2年後(1944年)には、日本が121.0万人、米国が129.7万人へと急増しています。労働者の数で見る限り、日米両国の航空産業はほぼ同規模で、よく似た動態を示していると言えましょう。 pic.twitter.com/irMrGKtZkG

2021-03-13 17:19:07
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この間、機体組立部門における米国の女性労働者数は、2万人弱から、37万人に急増しています(航空工業全体に占める女性労働者の割合は、1943年末の米国が36.6%、同時期の日本が10%、1945年2月には29.7%)。未熟練工が生産を担っていたのは米国も同じなのです。 pic.twitter.com/ZtDvJXrMZc

2021-03-13 17:20:20
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HIROKI HONJO @sdkfz01

「(米国における)雇用者数の著しい増加の相当部分は不熟練な婦人及び16-17歳の若年者であった」(宇野博二「アメリカにおける航空工業の発達」) pic.twitter.com/qNlpuWCzG2

2021-03-13 17:21:35
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HIROKI HONJO @sdkfz01

それにも拘らず、米国の航空産業では品質の低下は生じることはなく、生産性に至っては上昇の一途を辿りました。まず、品質面では、軍の主導でアメリカ戦時規格(AWSZ1.1~1.3)が定められ、軍需生産におけるプロセス品質管理が確立されます。 pic.twitter.com/RKMkAjz6cZ

2021-03-13 17:22:45
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一方の生産性については、1941年7月に労働者一人当たりの一日の航空機生産量は重量換算で1.42ポンドでしたが、1944年7月には2.76ポンドへとほぼ倍増しています。同じ期間、日本では0.63ポンドから0.71ポンドへと僅かな改善が見られたに過ぎず、1945年には0.42ポンドへと急落しています。 pic.twitter.com/hjd3g805rs

2021-03-13 17:23:56
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HIROKI HONJO @sdkfz01

当然、日米間の労働者の生産性格差は拡大の一途を辿っており、1941年には日本の労働者の一人当たり生産性は米国のそれの44%(0.63÷1.42)でしたが、44年には26%(0.71÷2.71)、45年には18%となっています。労働者の数がほぼ同じである以上、生産性の格差が、生産量の違いとなって顕れました。 pic.twitter.com/n2eOAg8gbY

2021-03-13 17:25:45
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コメント

お ざ わ social distancing 5558 @N_Ozawa_ 2021年3月13日
米国は当時から現代に至るまで、原理や理由、管理や工程を、「映画」で見せるのです。ここは全く勝てない。
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緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2021年3月13日
日米開戦時に日本はすでに10年間に渡って中国大陸で戦争やってたことが影響してるんじゃないかと言う気もする
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aqp1 @aqp114 2021年3月13日
QCだのやって日本の製造業が強くなるのは戦後少し経ってからのこと。それまではメイドインジャパンは低品質なイメージだった。 ソニーも最初はアメリカでの売り込みに苦労したそうね。
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Fox(E) @foxe2205 2021年3月13日
念のために指摘すると、1940~43年の間にイギリスは戦時生産量を3倍に、ドイツとソ連は2倍に、日本は4倍にしたが、アメリカは25倍にしたという(イアン・トール「太平洋の試練」下巻)。当時の世界においてはアメリカの生産・品質管理体制の方が明らかに「異常」であり、このまとめの内容は、アメリカとの比較対象は「日本」でなくとも大体あてはまる。
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ティルティンティノントゥン @tiltintninontun 2021年3月13日
学徒動員で戦闘機の生産ラインに配属された女学生がいて、監督官から「だいたいこの辺に穴を開けて」と指示されたんだけど、仮にも国の命運を預ける決戦兵器に「だいたい」なんて許されるのか!と懲罰覚悟で上にかけ合ったって聞いたことがあって、結局どうなったかは解らないけど、理想と最前線を繋ぐ中間管理職の質の問題は、未だに頭が痛い所でもあるねえ。
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緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2021年3月13日
アメリカが戦争に巻き込まれなかったらこの莫大な生産力が発動することもなかったんだよなあ
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BIRD @BIRD_448 2021年3月13日
工作機械に関しては国産化が図られたが、ミツトヨによる日本初のマイクロゲージ(1/100㎜測定)の生産が成ったのすら1937年。開戦後はドイツも日本も資源不足に苦しみまくって、素材自体が劣悪になっていたこともマイナスなので…
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かじ @micking_bird 2021年3月13日
結局のところ航空機生産には自動車生産という民間の下地が必要だったというわけで、いきなり航空機生産から始めた日本は最初から苦しかったですね。そもそも重工業の下地がそこまでなかった。戦前日本の主力商品は絹と綿織物ですから。「製造業の日本」は、高度経済成長期における重工業への爆振りを待たないといけません。
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mikunitmr @mikunitmr 2021年3月13日
日本の大量生産と品質管理の両立がなったのは、戦後アメリカからデミング博士を招聘した後。
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nekosencho @Neko_Sencho 2021年3月13日
国家としての総合力で完全にアメリカに劣っていたんだよな。 なのにそのアメリカとの関係をどんどん悪化させて開戦に踏み込んでしまったというミスが敗因、その後は尻ぬぐい。
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mikunitmr @mikunitmr 2021年3月13日
BIRD_448 残念ながら、そんなドイツにすら敵わなかったのが当時の日本。
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nekosencho @Neko_Sencho 2021年3月13日
よく言われる「戦後アメリカのいいガソリンで日本の飛行機を飛ばしたらすごい性能が出た」なんてのも、アメリカにいい石油が出たわけではなく、いい添加剤を開発したんだよな。 そこもまた技術の差。
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HIROKI HONJO @sdkfz01 2021年3月13日
foxe2205 日本は他ならぬアメリカと戦って破れたので、比較する意味はありますよ。日米を比べた先行研究なんて幾らでもあるわけで。それら一つ一つにアメリカだけが異常って言って回りますか。 何より「異常な」生産量を支えたアメリカのシステムが何か、という視点が無いまま、アメリカは特別、と片付けても仕方ないです。 アメリカの大量生産を理解してはじめて、戦時下の日本の到達点と限界を知ることが出来ると思いますよ。それが後編のテーマですが。
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BIRD @BIRD_448 2021年3月13日
Neko_Sencho 戦前日本の石油は80%アメリカ産だったんですよ…(残りは蘭領インドネシアと国産。当時クウェートで油田発見されてたけど開発はWW2後まで遅れた)石油どころかアメリカからくず鉄輸入してようやく製鉄できるレベルだったので…
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Fox(E) @foxe2205 2021年3月13日
sdkfz01 別に「比較する意味」がないというわけではない。ただ、この手の比較は結局「なぜ日本はアメリカのようにできなかったのか」という話になるのだが「それは日本以外の主要参戦国もできなかった」という現実を見落とす危険がある。イギリス・ソ連・ドイツ・イタリア等がアメリカの生産方式をどの程度取り入れたか(取り入れられなかったか)を確認しないと、分析が片手落ちになると自分は考える。
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HIROKI HONJO @sdkfz01 2021年3月13日
foxe2205 それでしたら、こんな場末で他人をくさすだけでよしとせず、ご自分のご考察を堂々とご発表なされば良いのではありませんか。
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ジミー加藤 @KATOHSAMANOSUKE 2021年3月13日
大戦時の制度面や生産面のまとめ見てると戦争出来る体制じゃなかったんやなと
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ある @0216hiros 2021年3月14日
設計者側にも大量生産に耐えうる設計をしなかった責任もあるかと。沈頭鋲とか。
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Donkey Taro @YukiMorino 2021年3月14日
高品質な生産量は低くても、アメリカを味方にしたイギリスの外交力はとてつもないかと。 工業も外交もなかった某国よりもね。
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mafia @tms313 2021年3月14日
foxe2205 1939年には開戦して本格的な戦時体制に移行し、早い段階から相互に空襲を繰り返していた英独や、独ソ戦で主要な工業地域を失ったソ連に比べれば、航空機を本気で磨り潰すような戦争を始めたのが1941年末で、1943年までは本格的な空襲被害にあわなかった日米を比較するというのは、条件面では比較的適切ではないかと思います。
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nekosencho @Neko_Sencho 2021年3月14日
零戦が手間食う設計だったのは、劣ったエンジンのぶん手間かけることで補おうとしたことと、本来は数が限られる空母用でそんなに作るつもりがなかったこと。 ところが結局海軍向けにまともに戦える戦闘機を末期まで他に実用化できなかったという、これもまた国としての総合力の不足。
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秋まで ずっと休みでよいんじゃね? @dandonban 2021年3月14日
日独比較は、佐貫又男が書いていて※、「日本の工作機器はガタガタで一流職人が使ってやっと精度を出していたが、ドイツの工作機械は戦時動員された女性でも品質を保てた(時々プロが刃先の確認をするだけで良い)」。男子がどんどん出征する中で空襲で壊滅する最後まで品質を保ち続けたのよねドイツ。※「道具の再発見・講談社ブルーバックスシリーズ他)
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秋まで ずっと休みでよいんじゃね? @dandonban 2021年3月14日
Neko_Sencho 資源(人的にも工場設備的にも)の少ない日本は、特に海軍は甲戦(零戦や烈風)はともかく、乙戦(雷電や紫電)は陸軍と共同開発すべきだったのだよね。堀越二郎も雷電(と零戦改良)に精力を奪われて烈風開発どころじゃなくなっていたところもあるし。末期の橘花や秋水は陸海共同だったけど間に合わなかった。
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Tamam Shud @plex4096 2021年3月14日
航空機業界の片隅で蠢いていた事もあるので、非常に興味深く読んだ。
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IJN(スタント:三石千尋とマイクスタントマンチーム) @JapanNavy_Blue 2021年3月14日
昔の『丸』で「龍驤」乗組の整備兵曹の手記を読んでたら「艦内に一杯あった発動機用の滑油の缶に『テキサコ エアロプレン』と書いてあった。敵の油使うのはいいがもしなくなったらどうするのだろう」という一節があった。九六艦戦積んでた時の話だが、ハナから国産の滑油が選択肢に入っていない
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山元 太朗 @tarogeorge 2021年3月14日
フレデリック・テーラー「俺は?」
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たいらあおば @ALICEmaniacs03 2021年3月14日
0216hiros この時期の航空機の運用寿命は割と短く、平時で4年戦時で2年というシロモノ。艦載機の場合は基本的に「母艦搭載分+損耗更新分‪プラスアルファ‬」ぐらいしか作らないので量産性はさしあたり考慮されないので、零戦の量産が終戦まで続けられたのがどれほどの異常事態であるかが察せられる
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たいらあおば @ALICEmaniacs03 2021年3月14日
ALICEmaniacs03 基地航空隊向けには雷電(後には紫電/紫電改も追加された)が、艦載機には烈風がそれぞれ後継機種とされたがいずれも開発が遅延したためこれらの穴をすべて零戦で埋めなければならなかったのが…ねぇ…(´д⊂)
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simo@自発的停止中(体と精神不調) @simo74031763 2021年3月14日
燃料に関しては出典を忘れたので参考程度で。アメリカからの輸入で100オクタン買えたのが禁輸措置でインドネシアやサハリンから輸入でガソリン精製すると92オクタン。これを100オクタンにするためのアンチノック剤、四鉛化エチルもアメリカからの輸入でやはり禁輸。これが開戦前です。
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simo@自発的停止中(体と精神不調) @simo74031763 2021年3月14日
そもそも、雷電をつくろうとしたのは、日中戦争で基地が爆撃受けて塚原二四三中将(のち大将)が負傷したからだそうですが、もともと、海軍管轄(軍港上空など)を除けば本土の防空は陸軍担当だったので、本土防空だけを考えると必要なかったんですよね。もしつくらなければ…みたいなifは考えたことがあります。
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創世王 @souseiou 2021年3月14日
上を見たらきりがないが、イタリアの生産機数を見たら日本人それなりに良く頑張ったんじゃね?って気分になれる。
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naruto,tousen @narutousen 2021年3月14日
前線の飛行場では戻ってきた飛行機のカウル(プロペラの後ろにある黒いフタ)を開けるといつもオイルで真っ黒になっていたという話しがあります。そんなオイル漏れするエンジンでも使わざるを得ない。もちろんオイルが途中でなくなれば墜落します。
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大滝よしえもん @gyokusaiclub 2021年3月14日
彗星の場合、1200/1400馬力のアツタ21/32型(DB601)に対し、信頼性が高く1560馬力の金星62型が「性能の劣る日本製エンジン」ってことは無いと思うが?(三式戦から五式戦の時のような性能向上は無かったようだが)
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急急如律令(電子出版のメモ) @99nyorituryo 2021年3月14日
精密への果てなき道 を読んでかなり人に差があったと思う
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BIRD @BIRD_448 2021年3月14日
souseiou イタリアは日本以上に工業化+集約が遅れていて、しかも「今は戦争体制整ってない」って陸軍大将が反対してたのに、首切ってまでムッソリーニが強引にドイツに乗って開戦に舵切ったのが…
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Lunatic Prophet🔞 @ArimInfo 2021年3月14日
古峰先生のご意見も賜りたいところ
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mikunitmr @mikunitmr 2021年3月14日
narutousen 空冷星型エンジンは多かれ少なかれオイル吹いてはいたみたいですね。
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犬連結マン @nekokoala1 2021年3月14日
simo74031763 東条『人造石油があるだろう?
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Simon_Sin @Simon_Sin 2021年3月15日
物量も上、生産技術も上、生産工数は下なのに兵器性能は上の相手と戦争したら勝てるわけないですわな
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osamusuzuki @osamusuzuki 2021年3月15日
mikunitmr 喧嘩じゃなくてsdkfz01氏が一方的にいかってるだけに見えます。
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mikunitmr @mikunitmr 2021年3月15日
0216hiros 沈頭鋲は採用して当たり前の話かと。穴開けが多すぎたことの方が問題みたいですね。
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衛生兵(手を洗い、うがいをし、顔を触らない達磨) @combatmedic 2021年3月15日
歴史を語る上で言われる事が有る。人が状況を産み出すのではなく、状況に応じて必要な人が生まれて来るのだと。要するに、一握りの才能有る偉人が歴史を動かすのではなく、無数の人や国の関係利害の積み重ねが歴史となるという話だ。既に取り上げられている様に、米国生産数25倍の裏にはフォードという偉人が立役者となっている。では、「もしもフォードがこの世に生まれていなかったら?」を考えてみると面白いかもしれない。それでも生産数は25倍になったのか? と。
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衛生兵(手を洗い、うがいをし、顔を触らない達磨) @combatmedic 2021年3月15日
「もしも一人の画家志望の従軍経験者が戦場で散っていたら、第三帝国は生まれていただろうか?」というのは、興味深いIFだ。同じ事はフォードと米国にも言えるという事。HIROKI HONJO氏の素晴らしい呟きを読んで、氏はこの視点について、どの様な見解をお持ちなのか伺ってみたくなった。
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@tm_spr 2021年3月15日
内容的には面白いけど、細部について突っ込まれると即座に否定し大枠で言いたいところをちゃんと見ろと反論された点でとても作家的な方ですね。研究者であったら指摘に対して更に精度を上げようと考えるのではないかと思います。単に人々から褒められたいという下心を感じてしまい残念
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