検証:クジラと陰謀
- kamekujiraneko
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「解体新書『捕鯨論争』」に拠ると1971年IWC総会で、南半球の一部海域でマッコウの捕獲制限措置を採択したが、日本が異議申し立てを行った結果国務省の担当官が在米日本大使館の書記官に対して「モラトリアムを不要としてきたアメリカ政府の立場を著しく困難にするものできわめて遺憾であり」
2016-02-26 20:33:49「『世界の批判は日本に向けられよう』という強い言葉で日本の態度を批判」して「『もしアメリカがモラトリアムを本当に追求することとなれば、適切な国際フォーラムに提起することになるだろう』と述べ、ストックホルム会議でこの問題を提起する可能性があることを示唆した」そうな(82p)
2016-02-26 20:37:42「日本の外交文書が示しているのは、『国連人間環境会議の場にも(捕鯨問題に関する)働きかけが及ぶ可能性がある』ことが、同会議開催(1972年6月)の八ヶ月前の段階で外務省や水産庁内でも認識されていたということである」(83p) 「批判に慌てて持ち出した論」は色々崩壊してそうですね
2016-02-26 20:41:25しかし「IWCにきわめて批判的な内務省とCEQの見解と、モラトリアムは行き過ぎとする商務省と国務省の見解がアメリカ政府の内部で並立するなか」(82p)と当初はアメリカ政府内でも意見が分かれていたのは興味深いですね。
2016-02-26 20:43:53このときの日本の態度に対する米国の怒りと失望をAAで再現・・
【やる夫で学ぶ近代捕鯨史-番外編-】
──その4:モラトリアム発効と「国際PR」の陰謀──
http://www.kkneko.com/aa4.htm
「私はワシントンの確かな筋から聞いたもので間違いはない。ペンタゴンが猛烈なロビー活動をして、英国とフランスの動きを葬ったということだ」(日本PR年鑑(昭和58年度版) 捕鯨問題に関する国内世論の喚起 144p)→同会議で行動勧告が出され同年にロンドン条約採択 面白すぎるでしょ。
2016-02-26 20:53:31米国が1972年の国際会議で捕鯨問題をベトナム戦争批判の回避のために使った、という根拠とされている公文書はu0u0.net/sdOJ、そんなことは書いてありません:「ビハインド・ザ・コーヴ〜捕鯨問題の謎に迫る〜」 behindthecove.com
2016-02-22 18:49:47米国が1972年の国際会議で捕鯨問題をベトナム戦争批判の回避のために使った、と述べているが、その会議ではスウェーデン首相が実際にベトナム戦争をecocideとして批判しています:映画「ビハインド・ザ・コーヴ〜捕鯨問題の謎に迫る〜」 behindthecove.com
2016-02-22 18:52:02「よくネット上に『突然アメリカは捕鯨問題を出して来た』なんていうのがあるんだけど実際は日本政府も事前に提案されることは重々知っていたのね」(引用、国会答弁へのリンク付) textream.yahoo.co.jp/message/183457…
2016-02-24 10:31:52togetter.com/li/941637 捕鯨モラトリアムは米国がベトナム戦争への批判をかわすために仕組んだという陰謀論の問題は単なる俗論にとどまらない。IWCで捕鯨交渉をしてきた人が論文として発表しちゃってるんだよね。
2016-02-24 12:43:59Multiple analysis of the whaling issue: Understanding the dispute by a matrix, Morishita, Marine Policy 30: 802–808 (2006)
2016-02-24 12:46:43解説はここで 3500131221.blog120.fc2.com/blog-entry-43.… 3500131221.blog120.fc2.com/blog-entry-44.…
2016-02-24 12:47:30しかも、その後「当時の担当者じゃないから何とも言えない」なんて言を翻して逃げちゃった(--;;>textream.yahoo.co.jp/message/183457… twitter.com/Adarchism/stat…
2016-02-24 12:52:54「第二委員会行ってみたら誰もいなかった問題」
ストックホルム会議で米国政府が工作を働いた証拠としてしばしば引き合いにされる、日本側関係者の証言・著述が、事実にまったく相反する〝真っ赤な嘘〟だったことが外交資料により判明。
【重要】#behindthecove 八木監督と捕鯨サークルの〝真っ赤な嘘〟がまた新たに発覚!! 「違う日教えられて会場行ったら誰もいなかった、米国に騙された(怒)」は日本側の嘘! 詳しくはラッコ大先生(の飼い主)のFBにて ja-jp.facebook.com/yasuhiro.sanad…
2016-03-01 18:30:15問題の八木氏のFB記事コメント(28日編集)はコレ>「元IWC代表の方にはストックホルムでの会議を1日ずらし日本にだけ告げず、予定どおりの会議の日に行ったら誰もいなかった。本来あるはずだった会議の日には日本以外の国を招集」(引用) facebook.com/behindthecove/…
2016-03-01 18:32:21で、元ネタはコレ>「六月八日、第二委員会で捕鯨モラトリアムが審議される日、定刻前に会場にはいった日本代表団は驚いた。何と、だれもいない。五百人は収容できる旧スウェーデン国会議事堂の大会議場は、ガランと静まり返っていた」(続く)梅崎御大著『クジラと陰謀』より引用
2016-03-01 18:33:05(承前)「何が起こったのか。外務省担当官が事務局に問い合わせると、「議事の都合で明日に延期になった」との返事がかえってきた。日本だけが、○○○さじきに置かれたのである。なぜか。なぜ、日本だけが、○○○さじきに置かれたのか」(同『クジラと陰謀』より引用 ※差別用語は伏せています)
2016-03-01 18:33:51発行は'86年だが、障害者差別用語を繰り返しているところに、元時事通信記者でもあるはずのジャーナリスト・梅崎義人氏の人権感覚が現れている。
2016-03-01 18:34:47これ、完全に〝真っ赤な嘘〟だったのだ。ストックホルム国連人間環境会議で、米国提案の商業捕鯨モラトリアムが審議されたのは第二委員会、'72年6月9日。確かに日程は1日延びた。だが、前日の6月8日にも、この第二委員会は予定どおり開かれていた。そして、日本代表団もちゃんと出席していた。
2016-03-01 18:39:07その証拠に、在スウェーデン大使が外務省宛に、8日に開かれた第二委員会での議事の概要を電報で打っている。もちろん極秘ではない。ワシントンまで行かなくても、六本木の外交史料館で誰でも見れる。詳細はラッコ大先生のFB→ ja-jp.facebook.com/yasuhiro.sanad…
2016-03-01 18:40:40モラトリアムの審議が1日ずれ込んだ理由は、単に議事がズルズル延びたから。梅崎氏は「米国の裏工作の結果」(~『クジラと陰謀』)と主張しているが、同日に米国代表団が発信した電報からは、早くクジラに行きたいのに議長の議事進行が遅くて苛立っていたのがわかる。
2016-03-01 18:41:49