うさぎ小説第一弾(モカリゼ)

リゼモカのウサギの官能小説
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おやすみの軽い口づけよりも、深い深いキス。リゼは昼間とは違う意味で、モカの虜になっていた。「今夜もいっぱい、もふもふしてあげるからね」そう耳元で囁かれると、リゼは力が抜けてしまう。とろんとした表情でされるがまま、愛撫を受け入れ続けた。のしかかる彼女の体重が、体温が心地いい。やがて

2015-12-28 22:08:03
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心地よさは刺激的な快感に変わってしまう。どうして人の身体は、リゼの身体は、触られただけで悦んでしまうのだろう。「モカ…モカさんっ…」「なあに?」霞んでいくリゼの視界はモカの妖艶な笑顔を直視できなかった。「これ以上されると…ダメだっ、ダメっ、ああっ」もう我慢できなかった。腰を浮かせ

2015-12-29 00:08:40
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、快楽を神経に刻み付ける。「ああ、モカさん、モカさんっ」理性、矜持、全てを脱ぎ捨ててリゼはモカにむしゃぶりついた。「いいよ…いっぱいわたしを、もふもふして」唇を奪い、手を繋ぎ、脚を絡ませ、モカの豊満でありながらパン作りで適度に引き締まった、極上の肉体を余すところなく味わう。リゼは

2015-12-29 00:49:55
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もはやモカに包み彼女を貪り食らうだけの生き物と化していた。互いの吐息が混ざり、厚い胸越しでも激しい鼓動が伝わる。乱暴に身体を求め、重ねるリゼをモカは全て受け止めた。「あっーーー」リゼは見た。真っ暗な中浮かぶ、生まれたままの自分。それを包み込む、温もりの存在…それは正に、母の胎内で

2015-12-29 21:04:26
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あった。「ママ…」思わずこんな言葉が漏れた。「あらあら……私はまだ結婚もしてないのよ?」そういうモカも満更ではなさそうだ。「ママ……っ!」リゼはさらに激しく、モカを蹂躙していく。「いいよ、リゼちゃん!全部ちょうだい!」モカが脚でリゼの身体をホールドすると同時に、リゼは達した。「マ

2015-12-30 00:12:56
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マっ、ママっー……!」そこにはいつもの、気丈夫な少女の姿はなく、性欲をただ満たす淫らな行いをしているという事実さえなければ、まさに母に甘える一人の娘の姿があった。「気持ちよかった?リゼちゃん…」「はあっ、はあ……」リゼはなにも言わずそのまま、モカの胸に顔を埋めた。「あらあら、しょ

2015-12-30 00:40:55
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うがない子ね。よしよし」短い痙攣を続けるリゼを、モカは陶器を扱うかのように優しく撫でる。そのまま二人は密着したまま一夜を過ごした。 翌朝、リゼは昨夜と同じ、モカの腕の中で目を覚ました。「リゼちゃん、おはよう」モカの優しい笑顔が目覚めてすぐ目に入る。「あ、ああ。おはよう…」昨日の事

2015-12-30 09:51:50
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があった以上、すぐ面と向かって話をするのは気まずいものがあった。顔を伏せたままのリゼに、モカは声をかけた。「リゼちゃん、どうしたの?…あれだけしたのに、まだ私が怖い?」怖い。その言葉がリゼに突き刺さる。「…違うんだ」あの時から、リゼはモカが、もふもふが怖かったのではなかった。振り

2015-12-30 10:09:01
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回してくるココアに、年下のチノ。二人に囲まれながら仕事をしているうちに、リゼはいつの間にか、自分に頼られるものでなくてはならないという義務感を感じていた。そしてモカがやってきたことで、頼もしい自分が崩れてしまいそうな危機感を抱いてしまった。リゼが怖れていたのは、「自分」が消えてし

2015-12-30 11:32:01
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まうことに他ならなかった。「…それが、怖いんだ。私は私らしくしてないと、みんなが離れてしまいそうで…だから」リゼはモカから身体を離す。「こんなこと…してちゃいけないのに…」「そうかしら?」モカは笑みを絶やすことはなかった。「リゼちゃんが自分の事をどう思ってるのかはわかったわ。けど

2015-12-30 12:27:12
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周りの仲間がそれだけを求めてるわけじゃないでしょ?かっこいいリゼちゃん、かわいいリゼちゃん、いろんなリゼちゃんがいてもいいと思うの。あなたの仲間はきっと、それを受け入れてくれるわ」リゼの脳裏に次々と仲間の顔が浮かぶ。ココア、チノ、千夜、シャロ、マヤ、メグ。みんな、笑っていた。「モ

2015-12-30 19:10:13
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カさん…」「あら、もうママって呼んでくれないのね?」「…っ」リゼの頬が赤くなる。そんなリゼを、モカはゆっくりと抱き寄せた。「何かあったら何でも相談して。このモカさんに、任せなさい」姉としても、第二の母としても、モカはリゼを受け入れてくれるのだった。「ありがとうモカさん。けど、その

2015-12-30 20:04:16
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…冷えてくるしそろそろ服を着ないか?」「そうね」二人はベッドから起き上がり、各々の服を身に纏う。モカは一日だけリゼの家に泊まる予定なので、今日が別れの日だった。「じゃあね、リゼちゃん。こんな大きなお家にお泊まりできて楽しかったわ」「さよなら、モカさん。また来てくれ」帰り際にキスを

2015-12-30 22:26:02
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交わす二人を、いつもと変わらぬ朝日が照らす。「…それと」「なあに?」「こんなこと言うの恥ずかしいけどまた、モカさんとしたい…こんなことするのはモカさんだけとにするって約束するから」「ふふ、いいよ。約束ね」モカはにっこり笑うと、歩いて去っていった。リゼはぼんやりとそれを見ていた。

2016-01-02 22:44:58