TVタックルの引きこもり「引き出し業者」特集に非難轟々→精神科医の斎藤環氏がBPOに審査要請→施設に公開書簡→ネットでニュースに→記者会見設定→さらにネットで批判記事→TBSラジオSession-22出演→大竹まこと氏ラジオで言及→記者会見告知←イマココ
- montagekijyo
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議論が紛糾しているようなので整理してみます。近代社会においては暴力は国家が管理するので、状況によっては暴力(個人の行動制限をする)の行使が法のもとで認められているのは警察官などと一部の精神科医(指定医)のみ。たとえば教師が生徒の行動制限をすることは厳密には認められていない。
2016-03-26 09:42:22このような業者は世界中にいますが、このような業者が「日の当たるところ」に出てきて賞賛すらされるのは日本だけです。韓国? あちらのひきこもりは兵役経験者ですからねえ、返り討ち必至。 twitter.com/reflexibility/…
2016-03-26 00:19:07ワンステップスクール伊藤学校がしていることは「暴力」。これは定義上そうなります。資格のない個人が暴力を振るって罪に問われないのは正当防衛か心神喪失時など限定された場合のみで、伊藤学校の手法は厳密には合法とは言えません。以上は単なる事実確認。親が許している?ならば親も「共犯」です。
2016-03-26 09:43:23問題はその暴力について下される「良い/仕方がない/悪い」といった価値判断ですが、例えば相手がホームレスなら無条件に「悪い」と判断する人でも、「親を殴っている中高年ひきこもり」なら「良い/仕方がない」に傾きがち。これは勧善懲悪バイアスによる認知のゆがみですね。
2016-03-26 09:43:58暴力には「良い/仕方がない」ものもある、とお考えのあなたは、まったく同じ文脈で「体罰」「DV」「しごき」「(しつけという名の)虐待」「(指導という名の)パワハラ」等々も容認したことになるのですが、そういう認識でよろしいでしょうか?
2016-03-26 09:44:35ただその認識は、少なくとも英語圏のメディアでは流通不可能なレベルのものです。日本ではアカデミックな専門誌(某「精神医学」誌などに)戸塚ヨットスクール校長の対談が掲載されるなど「良い暴力」を許容してしまう「空気」がありますが、それは日本の言説空間の後進性のしるしでしかありません。
2016-03-26 09:45:21誤解なきように申し添えておきますが、これは欧米には暴力はないという意味ではありません。当たり前です。むしろ犯罪率から見ても、日本以上に暴力的な国が多いでしょう。私が言いたいのは、日本のようにパブリックな場所で「良い暴力」が評価されることはありえない、というほどの意味です。
2016-03-26 09:46:11私はそれが正しい状況だと思いますので、メディア上から「良い暴力」を肯定する言説を少しでも減らしたいと考え、記者会見でもそのように主張する予定です。この手の業者を根絶できるとは思いません。だから繰り返します。森へお帰り、と。
2016-03-26 09:47:26暴力根絶などという大それた主張はしてません。戦争という最大の暴力まで考慮に入れたら、日本は相対的にはもっとも非暴力的で治安の良い国のひとつと考えています。私が目指すのは「美談という名の暴力」が、うしろめたく、恥ずかしく、人目を憚る行為として認識される状況を拡げることです。
2016-03-26 11:17:52体当たりは暴力ですねえ。アウトリーチならしてますが何か。RT 自分は何もせず、綺麗事だけ机上で述べてる。タックルの放送を全て見た人なら、貴方が部分的に過激シーンのみを取り出して批判の対象にしてるということは明らか。他を批判する前に、引きこもりを体当たりで救ってから言え。
2016-03-26 11:30:24もうきみとはやっとれんわ RT 体罰、DV、しごき。そんなのただカテゴライズされてるだけじゃん。良い暴力は存在する。上のシチュエーションであってもケースバイケース。全部を一括りするのはナンセンス。
2016-03-26 12:41:01私からは特にありませんが、質問がある方はどうぞ。 twitter.com/U05kPNSZYk4kPk…
2016-03-26 11:05:52@pentaxxx 以前この伊藤学校の更生施設にいたことがあるものです。報復等を恐れて匿名になってしまいますが、何か伊藤学校についてご質問があればお伺いします。
2016-03-26 10:42:34さらにネット記事2本
赤木智弘さんの記事です。blogos.com/article/169002/ テレビメディアと支援暴力の相性の良さが的確に指摘されていると思います。
2016-03-26 21:06:56フリーライターの赤木智弘です お問い合わせメール:「shimanekoblog(アットマーク)gmail.com」 ほしい物リスト:amazon.jp/hz/wishlist/ls…
続いて田中俊秀さんの記事。bylines.news.yahoo.co.jp/tanakatoshihid… 「暴力以外になにができるのか」という疑問に答える良記事。こういう地道な支援をしている人が多数派だが、テレビ映えはしないので放送されにくい。
2016-03-26 21:51:54さきほどのツイート「田中俊英」さんの間違いでした。失礼しました。 twitter.com/tanakatosihide…
2016-03-26 22:01:58今日がんばって書いたYahoo!記事が、さっそくブロゴスに転載されています。「貧困ピアサポーター」ひきこもり。... fb.me/75h3Qbm2P
2016-03-26 21:30:46今日がんばって書いたYahoo!記事が、さっそくブロゴスに転載されています。「貧困ピアサポーター」ひきこもり。... fb.me/75h3Qbm2P
2016-03-26 21:30:46一般社団法人officeドーナツトーク代表。子ども若者支援者。大阪大学大学院「臨床哲学」修了。著書に『ひきこもりから家族を考える』岩波ブックレットほか。officeドーナツトークは、平成29年度 「内閣特命担当大臣表彰」受賞。潜在化する「サバルタン」(真の当事者 ex.子ども他)に常に光を当てます😀
田中さんのひきこもり記事、内容はとても良いのですが、一点だけ異論。少なくとも僕自身は「十年ひきこもった人が社会復帰に十年かかる」とは考えていません。支援体制がしっかりしていれば十年選手でも二〜三年で回復に至る人はいます。
2016-03-26 23:11:24通常のひきこもり支援はガイドラインにもある通り①家族支援②個人療法③集団参加と進み、この後必要に応じて④就労支援となります。①→②が難しいのは事実ですが家族との関係が変わることで実現可能です。将来的にはここにオープンダイアローグが使えると考えています。
2016-03-26 23:13:53対話の断絶をどう埋めるかが支援のポイントですが、その手法はここには書き切れません。拙著では『ひきこもり救出マニュアル』か『ひきこもりのライフプラン』に詳しいです。アウトリーチ業者を探す前に、関係修復に1−2年をかける必要があります。 twitter.com/lordbautiful/s…
2016-03-26 23:30:56