ＴＶタックルの引きこもり「引き出し業者」特集に非難轟々→精神科医の斎藤環氏がＢＰＯに審査要請→施設に公開書簡→ネットでニュースに→記者会見設定→さらにネットで批判記事→ＴＢＳラジオSession-22出演→大竹まこと氏ラジオで言及→記者会見告知←ｲﾏｺｺ

斎藤環　10.27発売「コロナ・アンビバレンスの憂欝」 （晶文社） @pentaxxx

【再掲】今夜出ます。3月28日（月）TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」（平日22時〜）▼特集は「ひきこもり」のメディア報道、そして本当に必要な支援は？～斎藤環・池上正樹　「暴力以外にやり方があるの？」という素朴な疑問にも答えます。

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番組出演後に、Change.org　で署名活動を開始します。よろしくお願いします。

荻上チキ・Session @Session_1530

【Podcast】「ひきこもり」をめぐるメディア報道に異議あり！～斎藤環＆池上正樹が語る、本当に必要な支援▼3月28日（月）放送分（TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」平日22時〜） tbsradio.jp/18693 #ss954 #tbsradio

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昨晩の放送がもう。youtube.com/watch?v=J_Do4P…

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今日はデンマークのニルス・エリク・バンク-ミケルセンの誕生日。彼は「ノーマライゼーション」概念を世界で初めて提唱した。これは「障害者の生活状態が、障害のない人の生活状態と同じであることは、障害者の権利である」とするもの。リカバリー概念と表裏一体。

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ひきこもりの暴力的支援も、乙武バッシングも、日本の現状がおよそノーマライゼーションからほど遠い状況にあることをうかがわせる。特に後者は「持ち上げること/貶めること」が表裏一体であるという意味で、われわれが一貫して差別的であったことが端なくも露呈した。

斎藤環　10.27発売「コロナ・アンビバレンスの憂欝」 （晶文社） @pentaxxx

大竹まことの「ゴールデンラジオ！」３月２９日放送分のオープニングで、私の主張がしっかり取り上げられています。ＢＰＯ申請文もしっかり読み上げてくれました。

斎藤環　10.27発売「コロナ・アンビバレンスの憂欝」 （晶文社） @pentaxxx

大竹さんはひょっとしたら伊藤学校肯定派かなと誤解していてすみません。倉田真由美さんはちょっと違う。私の主張は「ひきこもらせておけ」ではなくて、「ひきこもり肯定とひきこもり支援は矛盾しない」というものです。

斎藤環　10.27発売「コロナ・アンビバレンスの憂欝」 （晶文社） @pentaxxx

番組に出ていたようなハードなひきこもりのほうがむしろ介入しやすい。見た目に騙されてはいけません。昔から精神医学では「一見派手な症状を呈する方が治療しやすい」ことが知られている。いちばん難しいのは、家ではおとなしく通院もしているけれどもさっぱり状況が変わらないというケースかなあ。

斎藤環　10.27発売「コロナ・アンビバレンスの憂欝」 （晶文社） @pentaxxx

「ゴールデンラジオに来ていただければ」というオファーがありましたが、スケジュールがあれば喜んで。私の批判を「代替案なき机上の空論」というする誤解がまだ多いので、きちんと説明しますよ。

斎藤環　10.27発売「コロナ・アンビバレンスの憂欝」 （晶文社） @pentaxxx

四半世紀かけて蓄積してきた複雑で繊細な支援方法を一言でわかりやすく言えというのは無理な話。その点暴力は単純でわかりやすい。アピールという点では、ああいう単純さにはなかなか勝てません。

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おっと貼り忘れた。ここで聞けます、ゴールデンラジオ。 joqr.co.jp/blog/golden-op…

斎藤環　10.27発売「コロナ・アンビバレンスの憂欝」 （晶文社） @pentaxxx

TVタックル問題についての記者会見、4月4日の13時30分から行います。池上正樹さんと私、ほかピアサポートの方などが参加を表明してくれました。参加を希望されるプレスの方は、ツイッターでの予約を受け付けます。座席を優先的に確保します。氏名と所属の連絡をお願いします。

斎藤環　10.27発売「コロナ・アンビバレンスの憂欝」 （晶文社） @pentaxxx

会見のタイトルは「『支援という名の暴力』に関わる記者会見」、場所は「コンベンションルーム ＡＰ東京八重洲通り」の７F　S室です。１３：３０−１４：３０まで。当日は定員になり次第受付を締め切ります。

斎藤環　10.27発売「コロナ・アンビバレンスの憂欝」 （晶文社） @pentaxxx

意外に思われるかもしれませんが「ひきこもり」に対するもっとも適切な態度は「無視」あるいは「無関心」だと考える。誰かに直接迷惑をかけているわけではない他者の問題に対して、その破滅的未来を予測して批判したり罵倒したりすることは単に「お節介」だ。

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それゆえ「ひきこもり」にさして関心がない方には、どうか通りすがりに気軽な揶揄を浴びせたりせず、無視するか沈黙を守って頂きたい。お望みなら儀礼的無関心とか言っても構わない。このことは拙著『「負けた」教の信者たち』（中公新書ラクレ）にも書きました。

斎藤環　10.27発売「コロナ・アンビバレンスの憂欝」 （晶文社） @pentaxxx

ならばなぜ、ひきこもりに関わるのか。僕の中の”ヤンキー的母性”がそれをさせるからだ。長田百合子は僕の戯画だ。親学や長田塾について批判的に考えるのは、（とりわけ）ひきこもり支援にしばしば胚胎しがちな暴力性を排除するためだ。