【池田奈津江氏「震災後、宗教者として」】

宗教学者 島薗進氏のツイートをまとめました。 『現代宗教2016』に掲載されている、池田奈津江氏の文章の紹介です。
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島薗進 @Shimazono

1【池田奈津江氏(弥生神社権禰宜) 「震災後、宗教者として」】『現代宗教2016』iisr.jp/journal/journa… 「「宗教者は現場に立ってください」とい う、震災後のシンポジウムで登壇された、サンガ岩手代表の吉田律子さん の言葉は、今も心に留めている。」

2016-03-30 07:47:06

公益財団法人 国際宗教研究所 IISR
『現代宗教2016』(ISSN 2188-4471)
http://www.iisr.jp/journal/journal2016/
継続特集 3.11 後を拓く
震災後、宗教者として
池田 奈津江 『現代宗教2016』p.229-250
http://www.iisr.jp/journal/journal2016/P229-P250.pdf

島薗進 @Shimazono

2【池田奈津江氏(弥生神社) 「震災後、宗教者として」】『現代宗教2016』iisr.jp/journal/journa… 3/29「徐々に、宗教者とは?という問いが生ま れ、神職であると同時にその枠を超えた宗教者であるという自覚をもつこ とが私にとっての課題となった。」

2016-03-30 07:47:39
島薗進 @Shimazono

3【池田奈津江氏「…宗教者として」】『現代宗教2016』iisr.jp/journal/journa… どのような神職であるべきか、ありたい か、宗教者たりえているかということが今の私の行動や思考のひとつの指 針になっている。 東北へと心もエネルギーも寄せすぎたため」

2016-03-30 07:48:18
島薗進 @Shimazono

4【池田奈津江氏(弥生神社)「震災後、宗教者として」】『現代宗教2016』iisr.jp/journal/journa… 3/29「しばらくは奉職先の神社へ のうしろめたさがあったが、気づけば被災地にいながらも、奉職神社の神 様の存在を深く心に抱くようになっていた。」

2016-03-30 07:48:48
島薗進 @Shimazono

5【池田奈津江氏「震災後、宗教者として」】『現代宗教2016』iisr.jp/journal/journa… 3/29公開。「被災地において震災を通して、 神職としての自覚や責任感とともに、この年月で育ててきた私なりの信仰 が、様々な場で活動する際の支えになっている。」

2016-03-30 07:49:04
島薗進 @Shimazono

6【池田奈津江氏「震災後、宗教者として」】『現代宗教2016』iisr.jp/journal/journa… 3/29公開。「ここで、神道への信仰を根底とした、宗教的な倫理というものを立ち上 げていくとしたら、自然への謙虚さと畏敬の念に基づくだろう。それらは 自然の尊厳」

2016-03-30 07:49:26
島薗進 @Shimazono

7【池田奈津江氏「震災後、宗教者として」】『現代宗教2016』iisr.jp/journal/journa…「あらゆる生命の尊厳、日本人の生活文化への理解、祖先への 畏敬の念に関わる。これまでに原子力発電は、我々に一面的な「豊かさ」という恩恵をもた らしてきたが」

2016-03-30 07:49:39
島薗進 @Shimazono

8【池田奈津江氏「震災後、宗教者として」】『現代宗教2016』iisr.jp/journal/journa…「事故のリスクを抜きにしてその是非を論じることはできな くなった。ひとたび事故を起こせば、大地や海を汚し、自然や住民の生活 に対する損傷は修復不能になる。」

2016-03-30 07:49:52
島薗進 @Shimazono

9【池田奈津江氏「震災後、宗教者として」】『現代宗教2016』iisr.jp/journal/journa…「そして、我々の生命の有する時間を遙か に超えて、後の幾世代にまで汚れを残し続ける。その時間は、祈り(宗教) が継承されていく時間とは重なりえない。 」

2016-03-30 07:50:05
島薗進 @Shimazono

10【池田奈津江氏「震災後、宗教者として」】『現代宗教2016』iisr.jp/journal/journa…「神宿る自然を汚す。神職として、その一点からでも原子力政策は転換し なくてはならないと考える。重ねて、原発事故により避難を余儀なくされた方々や作業にあたる方々への」

2016-03-30 07:50:19
島薗進 @Shimazono

11【池田奈津江氏「震災後、宗教者として」】『現代宗教2016』iisr.jp/journal/journa…「精神的身体的苦痛を生み出した罪、それを 生み出す社会の構造上の歪みからも是非が問われなくてはならない。」時代の転換点において新たな方向性が求められる中」

2016-03-30 07:50:29
島薗進 @Shimazono

12【池田奈津江氏「震災後、宗教者として」】 iisr.jp/journal/journa… 「宗教者には、言葉 や行動における責任と役割がある。自ら思考し、信仰に根ざした倫理を立 ち上げていくよう求められていると感じている。」省察に富む神道の感性が凝縮された一篇。

2016-03-30 07:51:20