ドキュメンタリー映画作家、佐藤真の不在を見つめて 東京〜神戸
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『まひるのほし』で妻の死を語る際の父親の表情、『花子』で花子の挙動を距離をおいて見つめている際の両親の表情……。一瞥しただけで積み重ねた歳月が露わになってしまう。思えば同じく障害者の家族を撮った『ちづる』でも、隠そうとしても垣間見える母親の「疲れた」表情が忘れがたいのだった。
2016-03-25 00:46:32「まひるのほし」終わり、シゲちゃんもヨシヒコさんもシュウちゃんもみんないとおしいっと思いながら、仕事のためダッシュで駅に向かってたら前からきた女性にアテネフランセの場所を聞かれ、この先ですっと答えながら「花子」観たかったなと思ってまた走った。
2016-03-25 00:52:29今日はアテネ・フランセで佐藤真を3本。『阿賀に生きる』がメインで他の2本はサブという意識で行ったが、椹木さんのトークで逆転してしまった。佐藤が残した課題に言及し、『花子』が持つ強度の可能性を論じる、見事な内容だった。
2016-03-25 01:07:44仕事後、アテネフランセで佐藤真「まひるのほし」「花子」。直前にものすごく哀しい個人的な事情があり、映画に集中できない…。ただ、映画で描かれるアールブリュットの質への懐疑と、そこから見たこの二作の軌跡を考察した椹木野衣氏のアフタートークは非常に興味深く、目から鱗だった。
2016-03-25 01:17:11アテネ・フランセで佐藤真監督「まひるのほし」「花子」、どちらもアート?をやる知的障害者のドキュメンタリー、撮り方が柔らかいというか監督の視線がどこか茶目っ気を感じるところが独特でいいなあと・・・「まひる」の愉快なしげちゃんのお母さんの死因には私も全く気づかず、トークでズシンときた
2016-03-25 01:20:26帰りの電車でさっそく購入した「日常と不在を見つめて ドキュメンタリー映画作家 佐藤真の哲学」(里山舎)読み始めると、「まひるのほし」についての監督自身の文章がいきなり洲之内徹「気まぐれ美術館」に触れてて、驚(大好きなので)まさか洲之内の絵画論が「まひる」に影響を与えていたとは!
2016-03-25 01:27:27100年後も読み継がれる本を作りたい 里山社代表・編集者 清田 麻衣子さん hibinoshinbun.com/files/259/259_… たった1人で里山社を立ち上げたという。椹木野衣さんトークの聞き手だった。美人だったので検索してしまいました。卒論のテーマは『まひるのほし』だったそうです。
2016-03-25 03:30:23千円引き消費税なしで書籍『日常と不在を見つめて ドキュメンタリー映画作家 佐藤真の哲学』購入。錚々たる執筆陣による寄稿は意外な関係性に溢れてぐいぐい引き込まれる。奥さんと2人の娘さんも書いてて感涙もの。マストバイ!
2016-03-25 03:31:25アテネフランセ文化センター特集上映「佐藤真の不在を見つめて」初日は未見だった『花子』(60分)とトークを観賞。観た作品が増えるほど佐藤真監督をますます好きになっていく。
2016-03-25 03:35:59『花子』に於いて、アーティストは花子さんではなく、そこに表現を見出して写真を撮り続けたお母さんだという発言ももやもやしている。僕の考えでは畳の上に煎餅や魚の骨を並べる花子さんはアーティストでお母さんは記録者だ。
2016-03-25 05:06:01「阿賀に生きる」(佐藤真監督)久しぶりに見た。記憶と異なる映画だった。以前はTV最前線・ど真中での仕事がピークの時。毎朝、視聴率見てた。時を経て 自分も変化し 昨日 全く違う「阿賀に生きる」に出会うことになった。 アテネフランセ satoyamasha.com/?p=777
2016-03-25 09:34:06「佐藤真の不在を見つめて」昨日、『阿賀に生きる』撮影の小林茂さんが仰っていた「佐藤真は映画監督になりたかったのではなくて『阿賀に生きる』を撮りたかった」というお話。ずっと自分の中に置いておきたいと思った。個人的には旗野さんのお話、もっとたくさん聞きたかったな。
2016-03-25 12:29:36公開当時に見た時の印象があまり残っていなかった『花子』に、『阿賀に生きる』『まひるのほし』後SELF AND OTHERSにつながって行く佐藤さんの試みと発見がこんなにも詰まっていたのかとゆうのが、昨日最大の驚きでした。三作品続けて再見できてよかった。本日もアテネ。
2016-03-25 12:48:01「星の文人 野尻抱影」と「おてんとうさまがほしい」をまず見た。音楽いいね。 satoyamasha.com/wp-content/upl…
2016-03-25 15:04:29佐藤真 特集上映『星の文人 野尻抱影』+『おてんとうさまがほしい』、『テレビに挑戦した男 牛山純一』の3本を拝見。TVドキュメンタリーの歴史をひもとく意味でも興味深かった『牛山〜』高市大臣発言で揺れる今だからこそ、見る意義ありました。
2016-03-25 20:34:55「SELF AND OTHERS」を見てから保坂和志氏と山本草介氏のトーク。絶好調。笑える。satoyamasha.com/wp-content/upl…
2016-03-25 20:35:15佐藤真監督『SELF AND OTHERS』、念願かなってついに観た。スマホの電池が切れそうなので感想を一言だけこれから述べる。
2016-03-25 20:59:22加茂市出身で牛腸茂雄の写真集『SELF AND OTHERS』も持っており、おまけに先日牛腸のお兄さんのお話しも直接お聞きし、手紙も読んだ私には、この映画は「情報」としてわかる部分が多くあった。それは幸福な部分と不幸な部分があると思うが、こういう出会い方を選んだことに後悔はない。
2016-03-25 21:02:48SELF AND OTHERS を観てきた。 保坂さんの「子どもは地と図を見分けない」という言葉が刺さった。佐藤真監督は、地と図を見分けたうえで、地を撮影していたんだろうな。 pic.twitter.com/61zdQbNZSd
2016-03-25 21:05:29尊敬している映画監督の方に勧められたので、佐藤真監督の『SELF AND OTHERS』を観てきた。写真家、牛腸茂雄の写真集をめぐる物語。感受性を全開にして観ていたら、きっと引き込まれていた。危ない映画だった。
2016-03-25 21:13:58ドキュメンタリー映画『SELF AND OTHERS』(佐藤真監督、2000年)。幼年期や自分にとって大事だと思える自分の過去のある地点に立ち、そこで当時の自分が思いもよらなかった自分もしくは他者について想いを巡らすことを促し、そのことの豊かさを示しているように私には感じられた。
2016-03-25 21:32:31佐藤真特集上映で『SELF AND OTHERS』を見る。牛腸 茂雄の同タイトルの写真集を元にしたドキュメンタリー。最後に流れる音声が牛腸 茂雄本人のものだとはぼんやりと分かってくるけれど、そういえば映画の中で手紙の朗読をしてるのが監督自身の声だとしたら、とあとになって思った。
2016-03-25 21:34:08ドキュメンタリー映画『SELF AND OTHERS』(佐藤真監督、2000年)。アフタートークで保坂和志が指摘していたように、「映画」という枠組みを問う本作だが、そこでは言葉や数字、生死のボーダーもまた揺らいでいた気がする。そこで私は、『生命のサンドウィッチ理論』を思い出した。
2016-03-25 21:43:56『SELF AND OTHERS』という映画を構成する素材は、写真家の代表作、生まれ育った土地や撮影場所の風景、被写体へのインタビューなど、そのまま著名な写真家の普通なドキュメンタリーにもなりそうなものだけど、それを繋ぐ客観的な説明がないために、独特な印象を残している気がした。
2016-03-25 22:09:10