兄と話してるよ

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兄「今から教習所なんだ」 私「･･･その格好(下トランクス)で！？」 兄「運転に支障はない」 私「人生に支障がでるよ」

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兄(唐突に膝の上に座る) 私「ぐわっ！膝をやられた...！」 兄「ククク...重かろう」 私「第一撃で的確に四肢の一部を破壊し敵の行動を...行動に...あっ今の別に的確と敵をかけたわけじゃなくて...あの」 兄「おう、落ち着いて喋れ」

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私「言い古された言葉だけど、数学なんてやって将来何の役に立つんだろう、算数ならともかく微分積分あたりは本当にそう思う」 兄「将来微分を一問解くごとにしか商談を進めてくれない取引先とか出てくるかもしれないでしょ」 億が一にもねぇよ

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兄「教習所いってきます」 私「いってらっしゃい」 兄(おもむろに私の部屋の窓を開け放つ) 私「？」 兄「あまりにも雨が酷いのでやめます」 私「おかえり」

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兄「一昨年のおにぎりあるけど食べる？」　私「一昨年のおにぎり」　兄「おう」　私「おうじゃねーよ」

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兄「ドラクエ10のファンキードラゴの断末魔が『I live in your heart !!!!』って聞こえるんだよな...」

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兄「白ワインと牛乳って間違えるかな」　私「君が間違うならそうなんだろうな」

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兄「僕の部屋にゴミだけ捨てにくるのやめてよ」 私「ヒャァアス」

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私「このお菓子クソまずかった～！」 兄「...なんでそれを僕の部屋に持ってくるの？」 私「えっまずかったから......」

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兄「こ、このお菓子クソまずいね～！」 私「ね～～！！」 兄「弟にあげるか！！！」

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弟「うわこれ薬みたいな味する！！」 私「ね～～！！」 弟「父さんにあげたら？」 私「父さんからもらったんですけど.......」

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兄「橋ってあんじゃん。キョウとかって読む橋」 私「うん」 兄「あっキョウじゃん！！！！いや橋の音読みがわかんなかったんだよね！！！！キョウじゃん！！！！」

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兄「激おこぷんぷん丸」 私「気に入ったの？」 兄「語感が素晴らしい」

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私「もうお酒飲める年になるんだね」 兄「でも見た目だけならとっくに20越えてるように見えるでしょ？」 私「一日中寝間着でクソダサいシャツ着てドラクエやってるのは16の頃から変わってないから正直判断しづらいんだけどこれ言わない方がいい？」 兄「なんで口に出すの？」

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兄「おっ起きたか！」 私「起きたよ。なんか面白いことあった？」 兄「あったよ！驚かないで聞いてほしいんだけど、...なんと僕がバイトから帰った」 私「おお...それはメッチャ面白いね...」

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兄「プルプル。ぼくわるいスライム」 私「ズバッ」 兄「プルプル。我は魔王、オルゴデミー」 私「ズバッ」

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私「君20歳かァ～～いいな～～私もお酒飲みたい～」 兄「は？エタノールでも飲んどけ」 私「辛辣ゥ～！」

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兄「アズカバンの囚人面白かったよ」 私「なんだっけ、ブラッディマンデーみたいな名前の囚人が出てくるやつだよね」 兄「シリウス・ブラックのこと言ってる？」

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私「入浴剤入れていい？」 爺「いいけど兄か弟が嫌がるかもよ」 私「弟よーー！！（階下）」 弟「構わーーん！！（階上）」 私「入れるわ」 爺「うん」

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兄「じゃんけんしよ！じゃんけん！チョキ！チョキ！チョキ！」 私「殺すぞ」

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弟「クッリッアッアサヒがwwwwwwww家でひﾌﾞｩﾍｪwwwwwwwwﾋｬﾋｬうっきうっきわっくわｩﾌﾌｳ~wwwwﾅﾅﾅﾅﾅﾅｰwwwwﾅﾅﾅﾅﾅﾅｰwwwwクwwリwwアwwwwアwwサwwあっはァ」 私「これ誰の弟？」 兄「君のでしょ？」

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TV「あなたの日常は、アメリカに監視されているかもしれません」 兄「まぁそのアメリカは僕に監視されてるんだけどね(ここでポーズ)」 私「始まった～～！また始まりましたよ神アピールが～～～！」

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私「ミケさん顔だけ変えればイケメンじゃない？」 兄「全取っかえ！？」