イベントが商店街活性化に結びつかない本当の理由
- takeoquolaid
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等についても、あらためて定義とか他との関係などを吟味し直すことになる。 たまには勉強もしなくちゃなんない、ということで。これからの中小個店経営は「勉強無くして繁盛無し」ということになるのであります。そのつもりでお付き合いいただくと「繁盛への道」がハッキリクッキリ見えてくるはず。
2016-04-20 16:54:34本論続き。 一過性イベントの活用で商店街の恒常的賑わいを実現(生成)する。そのためには、まず、イベント客に各個店への「お試し入店」を訴求し、その気になって入店してもらわなければならない。どうしたらその気になってもらえるか? 決まり切っていまして、人はその気になった方が自分にとって
2016-04-20 17:00:44「プラス」が増えると思うときに「その気」になります。イベント来街客を個店に「お試し入店」してもらいたければ、「入店したら楽しそう」と感じてもらわなければならない。どこで感じるのか? お店のシャッターの外、お店が視野に入ってきた瞬間から店前を通り過ぎるまで、ものの10秒くらいの間。
2016-04-20 17:05:30この間にお店に視線をフォーカスさせ、接近するごとに興味がいや増し、店前に来たら迷わずドアに向かう、と、こうありたいものですね。AIDCAです。 実現するには、一瞥したときに生成される印象=第一印象がキモ。 それなのに、お店のファサードと言えば、ノボリや看板やポスター等のてんこ盛り
2016-04-20 17:18:19入ってチェックして見たくなるような情報は全く伝わってこない、スルー以外に方法は無い、というのが多くのお店の現状では無いか? まあ、お店の方でてんこ盛りにしたい気持ちも分かります。人通りが少ないなか、何とか一人でも多くの人に自店に目を留め、入店していただきたい。ということで、ノボリ
2016-04-20 17:21:24看板、ポスター、ワゴンと並べれば、お客の欲しい店内の情報、.イメージは全く伝わりません。店頭演出を一瞥しただけ、視線はあっという間に他に逸れてしまいます。 イベントに来るくらいですから、商店街がイヤだ、キライ、という人たちでは無いのに、お試し入店が出来ないのは誰が悪いのか?
2016-04-20 17:24:33例えば、ぽっぷ広告。遠くのお客を商品に呼び寄せるための広告、じゃないですからね。POP=Point Of Purchase、普通は「購買意志決定時点広告」と訳されています。この商品に決めようかどうしようか、という時点で決心を左右する役割を果たすのがPOP広告。遠くから見える必要は
2016-04-20 18:23:08無いんです。その商品に興味があって吟味しているお客にだけ読めれば良い。 遠くから見えるようにと単品にべたべた「ぽっぷ」を貼ると売場中がぽっぷだらけ、商品自体の魅力がお客に伝わらない。興味のない商品のぽっぷとか見たくないですよね。邪魔になるだけ。陳腐な売場がこうして作られる。
2016-04-20 18:29:22これは、お店の自体の責任、というか、個々のお店というより業界の常識。商店街が統一ノボリを作って個店に配給、「見えない店づくり」の手助けをしていたりします。ノボリなんか見て入店しようというお客はいないのにね、普通。 それとも あなたはショッピングでノボリに行動を左右されますか?
2016-04-20 18:34:44#見える化とイベント 見えないお店の弊害、さらに続きます。 何とかお客の目を惹きたいとあれこれ工夫した結果、お客に全くアピール出来なくなってしまった、お客に見えないお店。店内から店外を見ようとしますと。あれやこれやの工夫が邪魔してよく見えません。外から見えない売場はどうなるか?
2016-04-20 18:40:49滅茶苦茶になります(^_^) ①外から見えない ②新規のお客は来ない ③お得意さんが行くのは決まった売場だけ、ということですから、後は当方の思い通りの店が出来上がる。 思い通りというかその日その日の出来心次第というか。 それに、取引先の思惑などもあって、てんやわんや。
2016-04-20 19:39:24店を「滅茶苦茶」にする要因 1.当方の思い:今どきのお客はセルフでないと買わない、セルフで売るには持っている商品を全部売場に出さなくちゃ。 2.取引先の助言:今どきのお客は10人10色から1人10色は当然、他品種少量だからもっと品ぞろえを充実させましょうよ、什器なら持ってきますよ
2016-04-20 19:44:29いつしか通路やスペースは最小限にまで狭まり、陳列は詰め放題、プライスカードはついていたり、いなかったり。取引先が付けた「ぽっぷ」だけが異様に目立つ・・。 いつしか品ぞろえにも接客にも自信喪失、新規のお客が入店してきた日には直立不動、固まってしまうかも・・・。極論するとこんな具合。
2016-04-20 19:49:35イベント目的に来街したお客を商店街のショッピング客に変身してもらう、趣旨は至極もっともですが、個店群の入店訴求が出来ていない、入店しても楽しくない、今度街に来るのは次のイベントの時、とお客はAIDMAするのでは無いでしょうか。 商店街はこの状況から脱却しない限り、活性化=恒常的に
2016-04-20 19:52:55ショッピング客で賑わう商店街への変身は出来ません。 何よりもまず、「個店の転換」=「お客に見える店づくり」が最優先で取り組まなければならない課題です。納得していただいたでしょうか?
2016-04-20 19:55:03想像してください。 イベント当日、通りにはイベント目的のお客さん達が回遊しています。 楽しそうです。その人たちの中の、うちのお店にピッタリの人がショーウインドを見るなり、つかつかと近寄ってしばらくチェックしたかと思ったら、吸い込まれるように店内に入ってくる・・・。
2016-04-20 20:00:01まさに、イベントへの取組が期待していたとおりの光景が出現するわけですが、もちろん、現実はそうはなっておりません。どうすれば、イベント客が「吸い込まれるように」入ってきてくれるでしょうか? この問題に正しく答え、店づくりに実現しない限り、イベントを繁盛と結びつけることは出来ません。
2016-04-20 20:03:33#キラリ お店からの報告 goo.gl/0X8rFS MALLIEYAN(アクセサリー、ネイルサロン) 大分市中央町 JR大分cityの開業でさらに発展中です。
2016-04-20 20:58:36youtube にアップされている繁盛店の事例、【キラリ】以外はほとんど飲食系のようです。そうすると。 地場中小小売業【繁盛への道】は目下のところ【キラリ輝く繁盛店づくり】だけかも知れませんね。
2016-04-20 21:02:51これで連続ツイート「イベントが商店街活性化につながらない本当の理由」を終わります。その理由とは、イベントが一過性だからでは無く、各個店がイベント客をショッピングお試し客として迎える準備=「吸い込まれるようにお客が入って来る店」が提案されていないから。本当にショッピング客で賑わう
2016-04-20 23:52:22商店街を再現したいなら、迷わず、お客に見える店づくり【キラリ輝く繁盛店づくり】に取り組まれることをお奨めします。お金を掛けず、出来ることから少しずつお店を変えて行くことで、繁盛店への確かな道が開かれます。詳細はネットで【キラリ輝く繁盛店づくり】をチェックしてください。
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