古文の理解から英語へ至る

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It happens sometimes @ElementaryGard

1)『日本語と時間――〈時の文法〉をたどる』(藤井 貞和)。「~た」論に心惹かれる。日本語と時制の問題をしっかり義務教育で子どもに対峙させないと、一生外国語を苦手としてしまう。

2016-05-02 17:14:21
It happens sometimes @ElementaryGard

2)中学国語教科書では徒然草の仁和寺の法師とか平家物語の那須与一とか、私のときも習った古文が今も出てくる。かつてどんな時制感覚が日本のことばにはあって、それがどう「~た」に収れんしてしまったのかを論じても損はないのに。

2016-05-02 17:16:45
It happens sometimes @ElementaryGard

3)フランス語に訳された谷崎や三島や遠藤の小説をつまみ読みして、原文のニュアンスがしっかり置き換えられていて驚いたことがあります。フランス語の複雑怪奇な時制には泣かされたけれど、おかげで日本の小説の細かいニュアンスがしっかり出せている。

2016-05-02 17:18:34
It happens sometimes @ElementaryGard

4)エレン先生に頼るのではなく、国語の、それも古文の教え方を変えることで英語対応の人材を育てられないか。

2016-05-02 17:19:41