- tasobussharima1
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黄昏のブッシャリオン
@tsbsrion
パイプラインの海中区間は、2キロ程。その先は淡路島の陸上区間を通り、再び海中へと入る構造だ。陸上区間より先に何かがあっても、彼女に直接調べる手立ては無い。第二の海上区間の長さは、4キロ。その先は得度兵器の支配地だ。 「……調べに行くの?」 だが、彼女はそう口にする。
2016-05-01 23:14:15
黄昏のブッシャリオン
@tsbsrion
「……待つでおじゃる。業腹なのもわかるでおじゃるが、まずは無人機を飛ばすでおじゃる」 『マロ』はヤオを制止する。得度兵器を刺激するような行動は避けるべきだ。平時ならばそう考えただろう。だが、今は事情が異なる。正体の見えざる敵が居る。 敵の正体を突き止めねば、事件は終わらない。
2016-05-01 23:24:16
黄昏のブッシャリオン
@tsbsrion
「……それで、解決するなら」 彼女は承諾した。形だけとはいえ、彼女はパイプラインの管理責任者だ。 「決まりでおじゃるな」 『マロ』は頷く。この数日、諜報のために手持ちのリソースを随分と割いてしまった。それに比べれば、無人機の一つ位は安いものだ。
2016-05-01 23:29:06
黄昏のブッシャリオン
@tsbsrion
▲黄昏のブッシャリオン▲第85話へ続く ※本日のブッシャリオンTipsはお休みです ※明日の更新は仏滅のためお休みです
2016-05-01 23:31:56