論文【福島県 甲状腺スクリーニング 4年間の結果 鈴木眞一、山下俊一ら】Yurihiranumaさんのツイートまとめ(2016.5.9作成)

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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

堂々と100 mSvしきい値説を出してきた。Thyroid誌という、甲状腺専門誌への投稿とは言え、一般の甲状腺専門医らが放射線被ばくに関してどこまで理解しているのか微妙。おそらくこれは、文字通り受け止められる可能性大。 twitter.com/YuriHiranuma/s…

2016-05-09 17:27:53
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

④ 甲状腺がん患者の外部被ばく線量推計値の分布が、事故当時19歳未満だった住民と似ている。既知の線量反応関係から甲状腺がんリスクが上昇すると思われている基準線量は100mSvなので、将来的な甲状腺がんリスクの増加は予期されない。 pic.twitter.com/C00RTDvRxc

2016-05-09 17:25:31
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

4つの理由以外にヨウ素摂取量がどったら、という説明が出てくる。昨日のジェリー・トーマス氏のヨウ素摂取の話は、この論文から来てるのかも。 ちなみに、Corresponding author は山下俊一氏。 pic.twitter.com/CSd9KaPM6q

2016-05-09 17:33:18
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

時間切れ。 また明日できたら続きやるかもしれないし、めんどくさかったらやらないかも。

2016-05-09 17:34:13
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ひとつだけ。 査読なしですね。 Accepted: November 09 2015 Received: November 09 2015 online.liebertpub.com/doi/abs/10.108…

2016-05-09 18:46:48

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

togetter.com/li/973109 諸事情で疲れたので再読する気力はなかったけど、昨日読んだ時の印象では、2巡目以降を1巡目のベースラインと比較していく、という感じだったけど、それは、論文内の「がん登録データとの直接比較は方法が異なるからムリ」と同じ位、変でないの?

2016-05-10 17:47:19
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

だって、1巡目はそもそも被ばく集団のデータだからベースラインとして不適切なはず。少なくとも、放射線業界以外の研究者ら、たとえば環境疫学の研究者らにとっては。

2016-05-10 17:48:58
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

あと、津田論文が出てから1ヶ月後に提出&同日アクセプトだったのに、津田論文は引用されていない。不自然じゃないですか?日本的な行間を読めとでも言うような、「がん登録データとの直接比較は方法が異なるから適してない」的な文章で片付けており、結局、自分らの主張し放題で終わってる。

2016-05-10 17:51:53
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

それに、2014年11月の第4回甲状腺検査評価部会に提出された津金氏の資料の試算が英語発表された、過剰診断説の片野田論文は2014年末に出てるし、それすらに言及しないのも不自然。色んな仮説を網羅した上で検証・反論するのが科学的アプローチだと思うけど、まあそういう論文じゃないのか。

2016-05-10 17:53:49
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

あくまで、海外の甲状腺専門医らへの情報提供として、都合が悪いことは言わない方向なんですね、わかります。

2016-05-10 17:54:37

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

謝辞に、”We are deeply indebted to Professor Emeritus Teizo Fujita for his critical review of the manuscript."とあるけど、この方? fmu.ac.jp/univ/chiiki/ke…

2016-05-12 15:41:15
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

山下俊一氏は、Thyroid誌のEditorial Boardのメンバーなのか。だから山下俊一氏が主著者の論文は査読なしでOKだったのかな? liebertpub.com/editorialboard…

2016-05-12 15:54:42
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

査読されてるらしい。でも、提出日にアクセプトされたということは、一体どういう査読?提出前に査読済み?そういうものなの? online.liebertpub.com/doi/abs/10.108… pic.twitter.com/TDFh384kel

2016-05-13 02:13:40
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

魚拓取ろうとするとブロックされるけど、元々は、このページ online.liebertpub.com/doi/abs/10.108…  では、著者名とアブストラクトの間に提出日とアクセプトされた日が2015年11月9日であると入っていた。なんで削除されてる? pic.twitter.com/dq2W3xaNJ1

2016-05-13 04:59:34
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

で、最新版では、こうなってるけど Online Ahead of Print: May 10, 2016 Online Ahead of Editing: April 20, 2016 校正したのかな。今あるPDFは、校正前後、どっちなんだろう。

2016-05-13 05:52:50
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

とりあえず、提出日とアクセプト日の日付および査読について、Thyroid誌のEditor-in-chiefに問い合わせた。

2016-05-14 03:06:25

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

諸事情で再読開始。こないだ斜め読みした時に気づかなかったけど、甲状腺がんの年間発生率に言及する際、なぜ成人のを出してるんだろう?小児のデータもあるのに。 togetter.com/li/973109 pic.twitter.com/ltaUgJPWyj

2016-05-14 03:09:54
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

研究者でもない私でもあれ?っと思うのだから、査読されてるとしたら、査読者も同様に思わなかったのかな?

2016-05-14 03:11:05
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

"ETE was defined as invasion of adjacent organs or skeletal muscle outside the isthmus” 「甲状腺外進展は、周囲の臓器あるいは峡部外の骨格筋への浸潤と定義する」とあり、その引用文献が、

2016-05-14 03:59:45
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

2016年2月に日本内分泌学会の英語学術誌に、”Rapid communication"として発表された、「23年度のみ」の検査結果なんだけど、この、4年後に急いでまとめた報告には、甲状腺外進展の話は出てこないでござる。 jstage.jst.go.jp/article/endocr…

2016-05-14 04:02:32
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(あほらしくてまともに読んでなかったけど、このRapid communication扱いの23年度結果の論文の結論のまとめには、改めてびっくり。事故後5年後に、事故後1年目の結果を「急いで」出して、これですか。(続) jstage.jst.go.jp/article/endocr…

2016-05-14 04:07:00
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

「福島県での甲状腺超音波検査により事故後1年目に発見された小児甲状腺結節、のう胞や、がんのベースライン有病率は、自然発生や放射線関連のどちらにしろ、甲状腺がんにおける将来的な発生リスクと比較できるゴールデン・スタンダードとして非常に役立つであろう」 だそうな。

2016-05-14 04:10:54
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

話はそれましたが、甲状腺被膜外進展・浸潤については日本は独自のカテゴリー、Ex1やEx2を使っており、鈴木眞一氏発表資料2つでは、「浸潤が甲状腺被膜をこえるが、胸骨甲状筋あるいは脂肪組織にとどまる」 Ex1しか報告されていない。 ganjoho.jp/data/reg_stat/…

2016-05-14 04:13:37