ピアノの話 ベートーベンとモーツァルトとメンデルスゾーンとシューベルトとラフマニノフと姿勢編

ピアノ弾けません
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漢字読めない/紺野 哲生 @kanjiyomenai8

まずはベートーベンだが、僕は”先生”と呼んでいる。彼の作品は完成されていて、ベートーベンに苦戦している人はまずいないだろう。起承転結がちゃんとなっていて、練習していても充分楽しい。ベートーベン派の人は正直で真面目な人が多い気がする。ベートーベン自身も結構人格者なんだ。

2014-10-24 00:32:32
漢字読めない/紺野 哲生 @kanjiyomenai8

ベートーベンはピアノの歴史にも大きな影響を与えている。ベートーベンは当時から大先生で、ピアノメーカーはこぞって彼に弾いてもらうことに必死だった。 今ピアノは88鍵だけど、その時代は50鍵くらいしかなかった。

2014-10-24 00:42:31
漢字読めない/紺野 哲生 @kanjiyomenai8

実際ベートーベンの楽譜って、ほとんどピアノ(小さい音)で構成されていて、フォルテの記号はほんの少ししかない。すごく繊細さを求めているんだ。そこでアクセントとしてフォルテを入れるから、あんな盛大なイメージがついちゃう。ベートーベンを弾くときは、必ずピアノを意識しないといけない。

2014-10-24 01:10:21
漢字読めない/紺野 哲生 @kanjiyomenai8

対するモーツァルトは華やかで可憐さがある曲が多い。ベートーベンが完成されているなら、モーツァルトは完璧なんだ。でもピアノ弾きからすると、モーツァルトでつまづく人が結構いるね。CDとなんか違う、みたいな。ある程度基礎は必要だけど、なかなか上手くならないケースがよくある。

2014-10-24 01:35:57
漢字読めない/紺野 哲生 @kanjiyomenai8

ピアノを買って、音楽教室も決まるとみんなドキドキするよね? こんな曲を弾きたい、あれも弾きたい。でも教室で何をやるんだろうって気持ちになると思うんだ。 でも実際に最初に教わるのはハノンとかツェルニーとかの、音符がずらーっと並んだ基礎練習から始まってげんなりするケースが多い。

2014-10-25 01:01:23
漢字読めない/紺野 哲生 @kanjiyomenai8

でも初級クラスよりも、中級クラスの楽譜の方が原音に忠実だから、もう一度クラシックに戻ってみるといいね。そこで紹介したいのが、メンデルスゾーン、シューベルト、ラフマニノフの3人だ。彼らを弾けるようになると、一気に上達するから押さえておこう。まずはメンデルスゾーンから始めよう。

2014-10-25 23:05:44
漢字読めない/紺野 哲生 @kanjiyomenai8

メンデルスゾーンでペダルの練習が出来たら、次はラフマニノフをやってみよう。ラフマニノフはロシア音楽の代表者で、ババーンと迫力がある曲が多い。 ラフマニノフって聞くと、難しいイメージを抱く人が結構いるけど、実は譜面の音符が多いだけで左手はコードさえ押さえていればいいんだ。

2014-10-27 00:10:35
漢字読めない/紺野 哲生 @kanjiyomenai8

ラフマニノフはとにかくパワーのゴリ押しだから、思いっきりの良さが問われる。僕はストレスが溜まったらよくラフマニノフを弾く。フォルテでガンガン弾くからいいストレス解消になるよ。もちろんペダルも忘れずにね。 是非ラフマニノフの壮大で迫力のある曲で楽しんでほしい。

2014-10-27 00:30:37
漢字読めない/紺野 哲生 @kanjiyomenai8

いきなりだけど、ピアノを弾く姿勢について話そう。 よく子どもの発表会をみると、最初から最後まで背筋をピンと伸ばして弾く子がいるね。先生の指導方法なんだろうけど、あれは間違ってないけど正くはない。直立した状態で弾くと、抑揚が つけにくくて、ロボットみたいな演奏になっちゃう。

2014-10-28 00:22:03
漢字読めない/紺野 哲生 @kanjiyomenai8

姿勢は背筋の伸ばしながらも、ちょっと前のめりな感じがいいよ。そして何よりリラックスした状態がいいね。 僕の弾き方は、ピアニッシモの時は前のめりに。フォルテの時は後ろに仰け反るように弾く。フォルテでも猫背になることもあるけどね。これは僕のスタイルだから、自分のスタイル見つけてみよう

2014-10-28 00:38:51