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ジャーヒズさんちの司書 @palmofcordoba
オスマン帝国史における第一次世界大戦の重要性と、第一次世界大戦史におけるオスマン帝国の重要性では明らかに後者の方が低いわけで、大戦の文脈でオスマン帝国について扱えと言ってもそりゃあ無理筋であろう
ジャーヒズさんちの司書 @palmofcordoba
帝国史における第一次世界大戦についてなら書けること書くべきことは多いだろうけれど、それを第一次世界大戦を扱った論集に載せるのであれば、やはり少し筋が違う
ジャーヒズさんちの司書 @palmofcordoba
帝国史における一次大戦の重要性についても、一次大戦だけでどうこうという話ではなくて、少なくともリビア戦争以降の一連の国際情勢への関わりの中での話なので、一次大戦だけで語るというのは全く無理とは言わないし、意義のあるテーマも設定できなくはないだろうけど、それでもスパンが短すぎる
ジャーヒズさんちの司書 @palmofcordoba
要するに、オスマン帝国と第一次世界大戦を扱いたいのであれば、オスマン帝国近代史を総ざらいする中で位置づけるのが話が早いと思うのだがどうか
ジャーヒズさんちの司書 @palmofcordoba
だいたい、欧州各国の首脳が一次大戦当時においてオスマン帝国に対する戦線をどの程度評価してたのかっつー話ですよ。例外的にガリポリ上陸作戦が取り上げられやすいのも、チャーチルの肝いりだったからだし
ジャーヒズさんちの司書 @palmofcordoba
あ、ひとつ言い添え。欧州各国首脳の認識って所詮主観で客観的にはどうなのよと言われれば、(それだけで全て計れるわけではないものの)動員兵力がフランス・ドイツの各400万人以上、二重帝国の300万、イギリスの100万、ロシアの600万に比べてオスマン帝国21万なのでな
ジャーヒズさんちの司書 @palmofcordoba
(※開戦時の数字ね) オスマン帝国の21万人というのは、セルビアの20万と大して変わらん上にギリシアの23万、ブルガリアの29万に劣るわけでな
@chai_dao
それはそのとおりで、第一次世界大戦は欧州(とアメリカ)中心の秩序を変えた戦争で、論集として取り上げるような世界史的意義は欧州が中心にならざるを得ないのだけど、論集を編む欧米近現代研究のサークルにオスマン近代史の研究者が参入していない、というのもひとつ言えると思うのですけれどね。
なつき @Hikasuke333
自分の書いた本が全否定されてしまいました/(^o^)\が、藤原辰史編『第一次世界大戦を考える』に派生した話でしょうか? この本たぶん京都大学の研究者が中心になってやってるみたいなので、あゆさんの言うとおりオスマン近代史の研究者がメンバーにいないだけかなと思います。
なつき @Hikasuke333
岩波の「現代の起点」や『第一次世界大戦と帝国の遺産』はオスマン帝国関係のものありますし
なつき @Hikasuke333
ケンブリッジの第一次世界大戦史第一巻でも、Robin PriorとMustafa Aksakalがオスマン帝国関係書いています
対馬守先生@アブデュルハミト2世 @Oc1Xazt
オスマン帝国の第一次世界大戦参戦の意義。なんだろうか。難しいテーマ。3bと3cの衝突点。アラブの独立。バルカン関係。などなどあるが、帝国政府の主体性が見えない
対馬守先生@アブデュルハミト2世 @Oc1Xazt
のちのトルコ共和国内では、あまり戦争になっていなんだよな。だからこそ、戦後各地の軍が抵抗できるわけで
ジャーヒズさんちの司書 @palmofcordoba
@Oc1Xazt 借款で首が回らんでこの戦争に勝って踏み倒したれ感
対馬守先生@アブデュルハミト2世 @Oc1Xazt
@palmofcordoba なんですよね。散々、イギリスにむしり取られてきましたから。ぶっちゃけると、第一次世界大戦よりも祖国解放戦争の方が、世界史的な意義があるかもしれません。カリフ廃止。パン=イスラーム主義の挫折。パフレヴィー朝への影響。
和哉 @MaxiRem
オスマンはボスフォラス・ダーダネルス両海峡を押さえている故に、軍事的よりも存在自体に重みがあった、とは木村靖二『第一次世界大戦』(ちくま新書、2014年)の記述(92頁)。ガリポリもこの文脈。結局、この本でもオスマン関連の特筆すべき記述はここが最初にして最後、となっている。
和哉 @MaxiRem
木村靖二氏によると、2011年にオックスフォード大学出版会から出版されたソンドハウスの第一次大戦全体史には「参戦国中最小のコストで最大の利益を得た」国と記されている国があるという(『第一次世界大戦』15頁)。 amazon.co.jp/dp/0521736269/…
和哉 @MaxiRem
@MaxiRem まぁ日本のことなんだけど。俺自身、第一次世界大戦については全体史を木村氏の新書や世界の歴史26巻ぐらいでしか把握してない(後者については再読中)なので、オスマンがどう扱われている(いない)のかを見ておきたい、とは思う。他国が日本をどう見てたのかも知らんかったし。
駱笑山人 @okd_rks
そもそも、話の発端がRTで言及されている『第一次世界大戦を考える』という本のことなのかもわからないし、その本を読んでもいないので(偉そうに言うな)、現時点での直感的感想を述べるに止めますが、私は第一次世界大戦の論集にオスマン帝国の論考がないという批判は「無理筋」だとは思わない。
駱笑山人 @okd_rks
そうは思わない理由としては、「オスマン帝国の歴史」という視点というよりも、ドイツが継戦能力を維持する上で、オスマン帝国からの穀物供給は切ってしまう訳にいかない重要な要素だったという点で、少し大げさではありますが、これはイギリスとインドの関係を想起するのがわかりやすいかと思います。
駱笑山人 @okd_rks
先ほどの論集の目次を見ると、インドの話であるとか、食糧の話(編者はこのあたりが専門のようですね)はやっぱりある。戦史は詳しくありませんが、あの戦争においてインドを無視してイギリスを語れないように、オスマン帝国を無視してドイツも語れないだろう、とは思うところではあります。
駱笑山人 @okd_rks
欧州の主戦場と比べれば、人口希薄なオスマン帝国が投入した兵力など少ないものだという指摘はその通りだし、その意味では中東戦線は「第二戦線」なのかもしれないが、そこにあれだけドイツが人的資源を投入したのはそれだけ「ここがこけてもらっちゃまずい」重要性があったからではないのか、という。
駱笑山人 @okd_rks
いままで呟いた内容は、どちらかというとオスマン帝国が「客体」になる話かもしれないけども、「主体」として見たときには、第一次世界大戦で英仏を敵に回したことで、結果的にはであるけども、「国民経済」の創出と利権の回収をやろうと着手したことは大きな事柄であると思う。
駱笑山人 @okd_rks
戦争中の何年間かの話でどれだけの内実が伴った話なの、という批判含みではあるけども、この路線はケマルの政府に引き継がれていく訳で。そういう萌芽が生まれる契機としての第一次世界大戦、という視点はあってもよい。「国民経済」の創出と利権の回収、中国の事例だったら絶対論集に載ると思うもの。
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コメント

mmmmmtttt37 @mmmmmtttt37 2016年5月12日
あと第1次大戦でオスマン帝国が絡むとこと言ったらアラビアのロレンス辺りぐらい?
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