第22回関西授業づくり研究会 テーマ:すがやみつる先生と学ぶ漫画家教育
A1つづき2 研究と創作は近い。ノンフィクション作家は真実を発掘するために調べる。フィクション作家は事実の隙間を見つけて嘘を挟み込み、世界を作り上げる。とにかく手あたり次第に探しに行く。データベースで検索するよりも、現場で見つけた方が個性がつく。 #関西授業づくり研究会
2016-05-22 16:41:56A2.学生にも言える。実際にデビューする人は集中力・時間の使い方がまず違う。常に貪欲に吸収しようとしている。興味があることに関して行動力がすごい。「描いていないと死んじゃう」が口癖で、常に描いてる上に授業や課題もさぼらない。(つづく) #関西授業づくり研究会
2016-05-22 16:45:32ファンタジーは頭の中だけで作れると思われがちだが、大きな間違い。ヨーロッパの歴史や宗教など、さまざまな知識が必要。 #関西授業づくり研究会
2016-05-22 16:45:33A2.つづき ファンタジーは頭の中だけでは作れない!とにかく動け!動かないと偶然も幸運も引き寄せられない! #関西授業づくり研究会
2016-05-22 16:46:38A3.他人のマンガを模倣することから始まる。マンガだけに限らず他人の作品をより多く知っている方が強い。引き出しは多くなければ。新しいものを作るためには過去の作品も知っていなければならない。 #関西授業づくり研究会
2016-05-22 16:49:57A4.技術は教えられてもクリエイティビティを教えることはできない。自分でつくりあげられなければ、プロにはなれない。 #関西授業づくり研究会
2016-05-22 16:51:43「クリエイティビティを育てるためには、突き抜けられる場を提供することが大事」…これは1人1台タブレットPCを子どもに持ってもらう時にも、大事にしたい発想。キレイゴトかもしれないけど、使うためにいろいろ制約するんじゃなくて、失敗しながら学ぼうよという心構え #関西授業づくり研究会
2016-05-22 16:53:13A5革命を起こしたマンガ家だと思っているのは 手塚治虫、石ノ森章太郎、さいとうたかを(劇画)、園田光慶、宮谷和彦(リアリティ)、大友克洋、鳥山明、上村一夫 #関西授業づくり研究会
2016-05-22 16:56:34Q6.ワイルド7[望月三起也] 俺の空[本宮ひろ志] 剣客商売[池波正太郎] がんばれ元気[小山ゆう] #関西授業づくり研究会
2016-05-22 17:00:52Q7.授業や漫画は自分の考えを表現するものだと思うが、受け手のことをどの程度考えるのか。また、具体的にどんな方法をとっておられるのか? #関西授業づくり研究会
2016-05-22 17:04:24A7.マンガ家の講義では、授業設計において時間の設定やリハーサルは行う。コメント用紙をオンライン化し、”今日の合言葉”を書かせる。WEBサイトで公開し、質問への回答など行う→学生も楽しんで参加してくれるようになった。データにより全員への対応と共有が可能に。 #関西授業づくり研究会
2016-05-22 17:05:31A7.つづき 講義内容はアイデアのネタにしてもらいたいので暗記しても仕方ない。 板書を廃止して面白いと思ったものだけメモをしてもらう。 データでアンケート・感想などをもらう。 ニコニコ動画の弾幕システムを取り入れたら生徒も必死にしていて受けが良かった。 #関西授業づくり研究会
2016-05-22 17:07:18A8.日本のマンガはわかりやすい。画力が無くてもプロになれるのは日本だけ。「面白ければOK」が受け入れられている。これはデフォルメによるものではないか。つづく #関西授業づくり研究会
2016-05-22 17:12:04A8.つづき 過去学会でパワポの使い方がわからず、オープンオフィスでマンガ的にプレゼンをしたらウケが良かった。形式に囚われないことも大事。「きちんとしてる・真面目」はつまらない。あと、海外にはないマニアックなものもあるからでは?でも今は少し衰退してきてる。 #関西授業づくり研究会
2016-05-22 17:15:19A9.人それぞれだと思う。少年ジャンプが専属制度を作った。昔はネームチェックなんてなかった。中身もよっぽどの新人じゃないと漫画家に任されていた。編集者が指導するようになったのはジャンプからでそれが広がった。今はどこかで新人賞を獲るのが一番いいと思う。つづく #関西授業づくり研究会
2016-05-22 17:18:43