2015年度日本図書館研究会研究大会 1日目まとめ

2016年2月21日(日)~22 (月)の2日間、立命館大学 朱雀キャンパスにて開催された、日本図書館研究会第57回研究大会の1日目のツイートをまとめました。 http://www.nal-lib.jp/events/taikai/2015/invit.html
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日本図書館研究会 @nal_tweet

園田「名称14階変わった。2番目が東京の千代田図書館(9回変わった)。」」#nal57

2016-02-21 10:58:49
日本図書館研究会 @nal_tweet

園田「教育会図書館の分裂。中小規模図書館は教育会設立のものがルーツ。郡制の影響を受けていた。その一例が凱旋紀年書籍館。当初海東海西郡に置かれていたのが、2つに郡が分離。分離したのだから分離すべきとのことで、1年後に分離された」#nal57

2016-02-21 11:01:14
日本図書館研究会 @nal_tweet

園田「教育会図書館の公立移管。その理由は端的にいえば、教育会がお金がなかった。津島図書館の場合は図書費が29年度には10円、30年度には0円に」#nal57

2016-02-21 11:02:23
日本図書館研究会 @nal_tweet

園田「当時図書館が学校の中にあったので、学校の組織が変わると図書館も変わる。組合立だった学校から脱退する自治体があり、郡に入った」#nal57

2016-02-21 11:03:25
日本図書館研究会 @nal_tweet

園田「郡制の廃止の影響。郡立図書館が移管・廃止。郡制の廃止が大きな変革になっているのに図書館史では触れられていない」#nal57

2016-02-21 11:04:18
日本図書館研究会 @nal_tweet

園田「郡制廃止には郡役所閉鎖という仕上げがあった。大正15年には11館が廃止に。」#nal57

2016-02-21 11:05:08
日本図書館研究会 @nal_tweet

園田「津島に見られた現象が特殊なのか一般的なものなのかを考えると、図書館だけをみるのではなく行政の一組織としての図書館とみなけれがばならないことがわかる。この点はあまり重視されてこなかった。多くの図書館が同じ変遷を辿っていた。」#nal57

2016-02-21 11:06:19
日本図書館研究会 @nal_tweet

質疑応答。問「園田さんからみて現状の公共図書館が社会の中で今ひとつ社会に受け入れられずにのけ者にされている空気を感じ取ってしまったが、日本のシステムの中で公共図書館が根付かない理由がみえたところあれば教えていただきたい」答「公共図書館は利益にならないということ」#nal57

2016-02-21 11:08:07
日本図書館研究会 @nal_tweet

問「大字や地域団体が運営してきた文庫等は視野に入っているのか。戦前の行政村は教員費にのみ充当。もともとお金がない。お金の流れや図書資料の流れを考えた時、地域社会全体の中でどうなっているのか。お話の構造全体の中で確認したい」#nal57

2016-02-21 11:10:00
日本図書館研究会 @nal_tweet

答「確かに市町村の大字や青年会の文庫は一時的な資料のみ。その後の展開はわからない。これまで図書館史の中では行政の中の位置付けがされていなかったので、とりあえずそこを明らかにした。そこからさらに小さなところに展開したい」#nal57

2016-02-21 11:11:00
日本図書館研究会 @nal_tweet

個人研究発表の最後は、嶋田学さん(瀬戸内市立図書館準備室)「公共図書館での高齢者サービス―瀬戸内市立図書館での試み―」です。#nal57

2016-02-21 11:11:51
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「高齢社会の捉え方とサービスの考え方について。高齢社会対策基本法第11条(学習及び社会参加)の規定が参考になる。構造としての高齢社会を対象界としている。溝上先生の講和にも現れている」#nal57

2016-02-21 11:14:09
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「多くの公共図書館で取り組まれている高齢者サービスは大活字本、録音図書等に留まっている。それだけで高齢者の知的ニーズや生涯学習課題に対応できるのだろうか」#nal57

2016-02-21 11:14:51
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「高齢者の履歴の諸相は極めて多様。何らかの意図的構成的なサービス設計が必要であることが明らか。児童サービスがこれらに意識的な反面、高齢者サービスにはない」#nal57

2016-02-21 11:15:54
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「サービス対象は二分できるのでは、という私の仮説。戦前世代と戦後世代。前者は戦後復興を支えた自負があり、元気に加齢の人と支援サービスを受ける人がいるという特徴」#nal57

2016-02-21 11:16:46
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「後者は高度成長期後半に就業者となり、民主主義と資本主義の洗礼を受けている等の特徴が」#nal57

2016-02-21 11:17:12
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「戦前世代、後期高齢者世代は、生涯現役思考世代。混乱期を超えてきた自負がある。自己有用感が生きる支え。心身の衰えから自尊心が低下。心身の勇気づけ、加齢による不都合に対する支援が必要と」#nal57

2016-02-21 11:18:38
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「心身の勇気づけには回想できる資料、短くて奥の深い言葉、歴史物語や偉人伝。また、犬や猫の写真(アニマルセラピーの一種)。こういう本をよく使われる。」#nal57

2016-02-21 11:19:37
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「加齢をアジャストの方は、大活字本等、ビジュアル系、音読教室、モノ・写真による「回想法」。回想法は1963にロバートバトラーが提唱。前向きな自然的な人間の行為として評価するもの。共感的受容的支持的にかかわる」#nal57

2016-02-21 11:20:57
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「私たちが実践しているのは「地域回想法」。モノが出たとたんに高齢者の方々が次々に話をする。狙いとしては高齢者への直接的な効果のほか、地域の歴史文化の見直し、歴史民俗資料の活用等も」#nal57

2016-02-21 11:22:26
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「前期高齢者、学び直し思考世代と名付けたが、高度成長期に金の卵として集団就職したり、大学紛争で勉強なかなかできなかった世代、学びへの渇望感があるのでは」#nal57

2016-02-21 11:23:29
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「自分が高まることで社会的貢献を志向。実務書、学部生レベルの専門書、放送大学教材等が」#nal57

2016-02-21 11:24:00
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「まとめ、多様な図書館史料の活用機会、貧困・遠隔地等への理解、アウトリーチサービス、認知症ケア・居場所と出番づくり、というところにつながる。保健福祉やまちづくり企画系部署との連携につながる。」#nal57

2016-02-21 11:25:33
日本図書館研究会 @nal_tweet

嶋田「ユニバーサルデザインを念頭に置きつつ今後もサービスを実践していきたい」#nal57

2016-02-21 11:26:00
日本図書館研究会 @nal_tweet

質疑応答。問「高齢者サービスも障害者サービスの一部と思っているが、瀬戸内市立図書館では高齢者サービス以外の障害者サービスを行う予定はあるのか」答「自治総合センターの助成金をいただき、DAISY録音再生機や点字プリンターの設置、ボランティアの育成を進めて行きたい」#nal57

2016-02-21 11:27:34
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