食べさせあいっこ♥

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【ryuuhei story①】 いつもの部屋の前 「どうやって開けよう…」 合鍵を出して開ければ済む話なんだけど…残念ながら手が塞がってて鍵が取れない 大きな声で彼を呼ぶのも、何だか気が引けて 「困ったなぁ…」 とりあえず突っ立っていると 『何してるん？』

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【ryuuhei story②】 扉の隙間から顔を覗かせた彼 「え、何で私が着いたって分かったの？」 ¨今から家出るね¨としか連絡してなかったし 『何でって…足音聞こえたからに決まってるやん』 寄り道だってして来たのに 「…足音で分かるものなの？」

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【ryuuhei story③】 『そんぐらい分かるよ、当たり前やんか』 しれっと答える彼に驚く 「そぉなんだ…」 そういえば、扉に手を掛けようとしていたら彼が開けてくれたなんてことも少なくなかった 『…入らんの？』 「あ、ごめん」 開いた隙間に、身体を滑り込ませる

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【ryuuhei story④】 玄関に上がると 『それ、どうしたん？』 私の手を塞ぐ荷物たちに視線を落とす彼 「寄り道したら、つい、ね」 一つはお泊まり用 『あ、重たいやろ？持つよ』 「ありがとう」 リビングに入り、彼が荷物を置くのを横目で見ながら私はキッチンへ

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【ryuuhei story⑤】 ２人分のお皿とフォークを取り出し、ソファに座る彼の横に腰をおろす 『何買ってきたん？』 「見たら分かるって」 ゆっくりとフタを開ける 『うわ、美味しそうっ』 そう…もう一つは、クリームで彩られたケーキたちのこと

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【ryuuhei story⑥】 『こんだけあると、どれにしようか迷ってまう！』 一気にテンションが上がる彼 『あ、これええな。いや、こっちも…それも捨てがたいっ！うーん…』 まるで子供みたい 「ふふっ、そんな悩まなくってもいいのに」 微笑ましい光景に思わず零れる笑み

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【ryuuhei story⑦】 『えー、だって、どれも美味しそうやから気になるやんかぁ』 ぷくっと頬が膨れた 「じゃあ、私決まったから先に取るね」 モンブランをお皿に移すと 『あっ、それも悩んどったのに…』 しょげる彼 「取ったもん勝ちでしょ？」

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【ryuuhei story⑧】 たまには、こんなやり取りも楽しい 『…いいですよ、僕こっち貰いますから』 あ、拗ねた 「隆平、こっち向いて？」 むくれた顔の彼に 『…何ですか』 キスを１つ 「そんな顔しないで、ね？」 『そ、そんなんで誤魔化されませんよっ？/』

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【ryuuhei story⑨】 明らかに落ち着きがなくなった姿が、また可愛い 「ごめんね、意地悪するつもりじゃなかったんだよ？これ…してあげたかったの」 にっこりと微笑むと、フォークに乗せたケーキを彼の口元へ 『…し、しゃーないなぁ、もぉ///』

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【ryuuhei story⑩】 大きく口を開け、ケーキを頬張る 『んーっ、美味しいっ』 幸せそうに顔を緩ませた姿がとても好き 「ふふっ、良かった」 『じゃあ、お返しな？』 自分の手元にあったケーキをフォークで掬い、私の口元に 『はい、あーん』

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【ryuuhei story⑪】 まさかお返しされると思ってなかったから 「えっ！？//」 『ほら、はよせな落ちるやんっ』 突然の彼の行動に 「っ//あ、あーん…」 恥ずかしさが込み上げる 『美味しい？』 「うん…//」 いつの間にか、逆転している立場

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【ryuuhei story⑫】 『あ、クリーム付いてんで？』 くすくすと笑いながら 「えぇ？どこー？」 私の唇の端に付いていたクリームを 『ここ』 彼がぺろっと、舐め取った 「りゅ…っ、んぅ」 そのまま唇を塞がれ 「はぁ、ん…っ」

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【ryuuhei story⑬】 角度を変えては深く口付けられる 「ふぅ…っ」 乱れる呼吸と潤む瞳 「りゅ、へ…っ、待って…っ」 うるさく高鳴った鼓動を落ち着かせたくて、彼の胸を押し返す 『嫌や、待たへん』 再び重なる唇 「んぅ…っ」

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【ryuuhei story⑭】 後頭部を抑え、舌を絡め取ると 「んんっ、ふ…ぁっ」 押し倒された身体がソファに沈む 交わす視線は熱を帯び、さらに互いを求め合う さっきまでの子供みたいな彼はもう居ない 今、目の前に居るのは…色香漂う男の人

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【ryuuhei story⑮】 「は、あ…」 名残惜しそうに唇が離れ、銀色の糸が２人を繋ぐ 『…そんな顔で誘わんといて』 首筋に顔を埋め 「誘ってなんか…っ、ぁ…//」 赤い華を咲かす 『ない…って？嘘言うたらあかんよ』 喋りながらも、手は服を捲し上げ

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【ryuuhei story⑯】 「ふ…ぁっ、りゅう…」 唇は肌をなぞる 『ほら…それが誘ってんねんて』 指が太股を撫で、胸に辿り着いた唇が飾りを口に含む 「ん…ぅ」 舌で転がされては 「あ…っ、ん…」 軽く甘噛みされ 「んぁ…っ、は、あ…っ」

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【ryuuhei story⑰】 舌の動きに翻弄されていると 「ひゃあ…っ、ぁ…んっ」 下着の隙間から滑り込んだ指が 『こんな濡らして…ヤラしいな、もぉ』 溢れた蜜を絡め取り、掻き乱していく 「あぁ…っ、ん、…っぁ」 耳元にまで届く水音

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【ryuuhei story⑱】 気持ちが昂っていくのが分かる 「は、あ…っ、りゅ、も…ちょう、だい…っ」 彼の首に腕を巻き付け、おねだり 『…っ！』 私の下着を脱がせ、ベルトを緩めると 『そんな可愛ええこと言うたら、止めれんくなるやん』 取り出した自身を擦り付ける

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【ryuuhei story⑲】 「いいよ…っ、いっぱい、シて…？」 ギュッと抱き着き、耳元で囁く 『嫌言うても、もぉ聞かんから、な…っ』 言い終わらない内に 「んあっ、や…ぁ、んっ」 勢い良く奥まで沈める彼 「…っぁ、んぅ、あ…っ」

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【ryuuhei story⑳】 腰の動きを緩める事なく、激しく攻め立てる 「あぁ…っ、ふ、ぅ…っ」 額に滲む汗が、頬を伝い零れ落ちた 「は、ぁん…っ、だめっ、りゅうへ…っ」 余裕なさ気な彼の表情と荒い吐息 「…イっ、ちゃ…ぅっ」 昇りつめ、果てそうになると

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【ryuuhei story 21】 「…ぇ」 ピタリと動きを止められる 『まだ、あかんよ』 優しく抱き起こし 『いっぱいシてって言うてたやんか』 テーブルに手を付く格好で、後ろから思い切り突き上げていく 「やあっ、んっ、あぁっ」 さっきよりも深く繋がり、漏れる声

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【ryuuhei story 22】 『おっきい声出して…気持ちええ？』 腰を引き寄せ 「ぅん…っ、気持ち、い…っ」 背中にキスを降らせる 「っぁ、はぁ…っん」 激しいものから、ゆるゆるとした動きで焦らすと 『せっかく買って来てくれたんやし、ケーキも食べなね』

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【ryuuhei story 23】 クリームを掬った指が、口元に差し出された 『…あーん、は？』 舌先をゆっくりと指へ伸ばし 「ふぅ…っ、ん、む…ぅ」 口に含んで舐め取っていく 『キレイに食べてな』 口内をクリームの付いた指で侵され 「んんっ、ふ、ぁ…っ」

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【ryuuhei story 24】 『こっちも忘れたらあかんよ』 ゆったりとした動きが 「やぁ…っ、んんっ、あ…っ」 徐々に激しさを取り戻す 「ぁんっ、や…ぁ、あぁっ」 彼の腕にキツく抱き締められ 『は…っ、イきそ…っ』 限界へと近付いていく２人

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【ryuuhei story 25】 「だめ…っ、イ、く…っ、ああぁっ」 大きく身体を震わせ果てると 『ぅあ…っ、出る…っ』 中で彼自身が跳ね上がり、熱い欲に満たされる 『…大丈夫…？』 自身を抜き去り、私を労わってくれる彼 「ん…平気だよ」