能勢伊勢雄『シチュアシオニストとして生きたこと。』 | 大木裕之キュレーション展〈ネオシチュアシオニストの前日〉[実況]
- misonikomioden
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能勢「スペクタクルを問題にした展示を僕も常にしている。白黒テレビもあったが映画中心。でもドゥポールは映画に反対だった。 スペクタクルに巻き込まれる映画でなくそれを批判するものであった。
2016-06-23 20:04:27[修正]
ドゥポール→ドゥボール
以下同様
能勢「ドゥポールのスペクタクル社会という映画、すべてニュースでフィルム撮影されたものでそのシーンを無数に繋げられている。後ろでスペクタクルの社会を読み上げている。一時間半ある。
2016-06-23 20:05:33能勢「ドゥポールがスペクタクルを脱臼させるためにやっている。映画の心に残ったものを転用する、ほんまもんの映像を持ってきて言葉で批判する構造だ。
2016-06-23 20:06:17能勢「リリックを書き換える、有名新聞広告を書き換えて絵だけ使うとか。我々周囲を取り囲むものはスペクタクルであり、それを批判する。
2016-06-23 20:07:00能勢「アンチスペクタクル長谷川正人と中村秀之、、、、共同性の地平の彼方へという私の映画だが、あの時代のもう一つの映画とパンフレットにも寄稿している、全共闘運動がスペクタクルを解体するために起きたと私は捉えて映画を作っている。
2016-06-23 20:09:44[修正]
共同性の彼方へ→共同性の地平を求めて
以下同様
能勢「イタリア共産党をデミドロス、トリアッティが引っ張るが、日本ではいいだもも、あるいは新日本文学会で日本語で実践される。 スペクタクルの社会はフラグメンテ、つまり断章でありそれが続く。 最後まで読ますと物語となりそれがスペクタクルとなるためだ
2016-06-23 20:11:44能勢「スペクタクルを批判する以上、読むことの快感を拒否する。そのフラグメンテ一つ一つが映画シーンにかぶさるよう作られたのがスペクタクルの社会という映画。 ほんまもんの映像を転用することでリアリティがこちらにくるがそれを徹底的に批判し尽くす。
2016-06-23 20:13:16能勢「インターナショナルシチュオアニスト(国際原理主義者)から出版されてる本として、孤立の技術、スペクタクルの政治、一つの時代の始まり、、、、 都知事選はスペクタクルですよ、一回の都知事選でいくら掛かるかなんて記事にならない。
2016-06-23 20:15:37[修正]
インターナショナルシチュオアニストを国際原理主義者と記述したが、国際状況主義者が正しいか?
能勢「見てる人のスペクタクルへ迎合するのがマスコミ。スペクタクルで社会が動いている。何かに魅惑されるのが危ない。 ハキム・ベイのTAZ、一時的な自立領域、彼はシチュオアニストの末裔なのでその活動を展開しようとしたら、一時的にやってそこで共有するがその後跡形もなく消える。
2016-06-23 20:17:41能勢「上野俊哉アーバントライバスミュージック、クラブミュージックとドラッグの関係、オーバードラッグもあり、イギリスはそれを取り締まろうとしクリミナルジャスティスを作り、TAZが生まれる。 屋外レイブがあってもその時間過ぎたら何もそこになく、翌週に自立的ゾーンが別にある、ような
2016-06-23 20:19:10能勢「Jフザンソン「壁は語る」 これはシチュオアニスト的運動が始まった時のもの。画像はバリケードで、壁に書かれたのはグラフィティのようなもの。タグがかかれる
2016-06-23 20:21:49日本ではわかば公園事件がおきたのだが、それをECDがアルバムジャケットにする。これを見るだけでインターナショナルシチュオアニストの流れをくんでるのが分かる。
2016-06-23 20:22:04能勢「岡山・倉敷連携文化授業で、スペクタクル能勢伊勢雄が行われた。 展示ではフローチャートを無数に展示した。それはスペクタクル創出のための概念フローチャート「遊図」
2016-06-23 20:23:34能勢「フラグメンテを作り様々なところで配り僕自身のスペクタクルを作った。「PARA MARKET SPECTACLE」、これはメインに対してそれに付随するPARAがメインを書き換えること、それを紙媒体で発信し続けた。
2016-06-23 20:25:29能勢「PARA MARKET SPECTACLEという展示では、今まで出したメッセージを全部出したが、そんなの全部読めない、もう見るしか無いほどだ。その概念構築の徹底が覆しを起こす。
2016-06-23 20:27:42能勢「画像はグラフィティのライブペインティングだが、ライターに任せ、展示中に行ってもらい、スローアップしたら展示会場に展示してもらう、と。
2016-06-23 20:29:37能勢「水戸芸でX-COLORというグラフィティの展示があり企画監修をした。水戸駅をグラフィティで囲むということも。グラフィティは召集令状を受けた黒人がTAKIがTAKI183という名前をストリートに書いたことから始まる。 これをラメルジが文字を武装化する。
2016-06-23 20:32:31[参考]X-COLOR/グラフィティ in Japan 水戸芸術館(2005年)」
http://www.arttowermito.or.jp/xcolor/xcolorj.html
能勢「ラメルジのアルファズベットがあること、 また美術館の壁へ直接描くのであればこの展示をしましょうと企画した。 アルファズベット、これは武器を文字へまぎれこませている。輪郭線は誰の所有でもないとしたからだ。
2016-06-23 20:33:41能勢「画像はラメルジの立体作品だが、それはアニメから影響をうけたのが自分自身でありそれはあなた自身がそうで、そのスペクタクルをぶつける作品だ。ワイルドスタイル、これは文字武装化が進化し、第三者が文字判読すらできなくなること
2016-06-23 20:35:54