第5回(対象年:1989年)【エア本格ミステリ大賞】選考会

空と踊る男 @dancewithsky

@air_mys_award 松井さん、言っている自分も明解な定義はない表現なのですが、やはり魅力的な謎に対しての解明の「飛び」具合が残念な気がします。面白いんですが。

松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award かつてこの作品の評で「美しくしぼんでいく解決」というのを目にしたことがありますが、「巧いこというなぁ」というのと同時に「ものは言い様だなぁ」とも思った記憶が。

松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award ただ、これで協会賞獲ったら綺麗だったなぁ、というのはあったり。

せんいち @Scheherasade

@air_mys_award 松井さん この当時は、まだ協会賞のノミネートは受けてましたっけ？

松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award たしか辞退したんじゃなかったでしょうか？

michi @ellery_queen16

@air_mys_award 違う路線で駅が近いのは不自然ですか？ぼくん家の最寄り駅はそうなっているのであまり不自然さは感じませんでしたが。

もりすぺ @moriyamaSP

@air_mys_award ミステリ勉強中さんのいうこともわかりますが、2キロという近さなのであれば、吉敷以外に気づく人もいたのではないか。というのと、おそらく市街地でもないような描写なのに、雪深い吹雪の中の移動があの短時間というのは説得力に欠けるかと。

もりすぺ @moriyamaSP

@air_mys_award 後はここで御大の他作品のことをいうのも見当違いですが、それに比べると、やはり本格度合いは低く感じます。

michi @ellery_queen16

@air_mys_award なるほど。そういうことでしたか。失礼しました。

空と踊る男 @dancewithsky

@air_mys_award もりすぺさんのおっしゃる通り、あの移動はちょっとスムーズすぎる気がします。

もりすぺ @moriyamaSP

@air_mys_award 僕は北海道民でかつ、元自衛官ですが、犯人が言うように「何も考えていなかった」のであれば、より難しいかと。徒歩ではなく、他の交通手段であれば説得力が大きかった気がしますが、時代背景その他考えるとああいう解決しかいけなかったのは仕方ないかとは思います。

せんいち @Scheherasade

@air_mys_award 駅間の距離は……どうなんだろう。案外地元住民だと盲点になってそうな気も。

松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award ヒント:気合い

エア本格ミステリ大賞 @air_mys_award

【候補作B】 『生ける屍の死』山口雅也 ・ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦った！死んだ筈の人間が生き還ってくる状況下で展開される殺人劇の必然性とは？自らも死者となったパンク探偵グリンは、果たして真相に辿り着けるのかー。 amazon.co.jp/gp/aw/d/448841…

松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award 次は『生ける屍の死』です。みなさん、評価をどうぞ。

松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award 私は◎で<生ける屍の死

michi @ellery_queen16

@air_mys_award 『生ける屍の死』は◎です。

カワカミ @agami_k

@air_mys_award 私は〇です。

もりすぺ @moriyamaSP

@air_mys_award 「生ける屍の死」は△です。

空と踊る男 @dancewithsky

@air_mys_award 生ける屍の死、私は◎でお願いします。

せんいち @Scheherasade

@air_mys_award ◎に近い○です。

松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award ◎が3人、○が2人、△が1人です。

松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award 私は優れた本格ミステリを賞揚するとき「これまでの本格の道を総ざらえしながら、新しい本格の道を示した」という評言を使うのですが、『生ける屍の死』はまさにこの評言に当てはまる格好の作例だと思います。

松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award 山口雅也は自身の「謎解きの殿堂」に入る5巨匠としてポー、チェスタトン、クイーン、カー、ブランドを挙げていますが、その5巨匠が駆使した数々のテクニックを援用・再解釈し、それを自らが打ち立てた確固たる世界観の中で過不足なく使いこなしています。

松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award 後の異世界本格ミステリの流行の先鞭を担った作品としても、重要な作品であり、個人的には今回の候補作の中では最上位の評価としています。