「人間関係が希薄になる世の中で」という言葉は分析の意義を霧散させる

何気ない言葉が物事を何気なくさせる
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朝日新聞(asahi shimbun) @asahi

「ほぼほぼ」、ほぼほぼ定着?新表現から見える今とは… t.asahi.com/jnmq

2016-06-30 05:16:06
西練馬 @nishinerima

“飯間さんは、……「ほぼほぼ」については「仲間内や仕事仲間、親しい取引先なら抵触しない。公の儀式や新聞などで使うと、この言葉を嫌う人に触れる可能性があるので、②に抵触する」と話す”

2016-06-30 10:38:36
西練馬 @nishinerima

記事の最後を飾る立命館大教授の“人間関係がますます希薄になる世の中で、相手と適切な距離感を取ろうとして生み出した防具のような言葉。あなたと衝突したくないけど、私のことをわかってもほしい。浮かんでくるのはそんな心模様では”ってコメントのとってつけた感じがたまらないですね

2016-06-30 10:43:39
西練馬 @nishinerima

「人間関係が希薄になる世の中で」なんて枕を付けた時点でもうそのコメントは分析としての価値ないでしょう。これこの教授もいきなり「「ほぼほぼ」からどんな世の中が読み取れますか」って訊かれて困ったんじゃないの

2016-06-30 10:47:11
西練馬 @nishinerima

「人間関係が希薄になる世の中で」の厭なのは、論拠が薄いのもそうですけど、大体入れなくても話が成立するんですよ。逆に「SNSで人間関係がますます濃密になる世の中で、あなたと衝突したくないけど、私のことをわかってもほしい。浮かんでくるのはそんな心模様では」って言っても何もおかしくない

2016-06-30 10:49:50
西練馬 @nishinerima

枕とは得てしてそのようなものかもしれませんが

2016-06-30 10:50:12
西練馬 @nishinerima

きっと社会言語学のエキスパートという立場から取材に答える、という状況が教授氏に「人間関係が希薄になる世の中で」と言わせてしまったんでしょう。日本語には何気なく口にすることばにも必ず深い意図が潜んでいるものなんです。西練馬さん(雑学)はこう分析する

2016-06-30 10:55:48