人間の知性を理系的に一刀両断してみる。

ずーっと昔に思いついていたことをちょっと皆様に聞いていただいたところ、様々な側面からご意見頂き、それをまとめたもの。私の中の、人間は特別な存在ではなく、生物の一種であるという信念から派生した話でもあります。
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職人/げるびらりあ @gervillaria

生物の行動は、走性、反射、本能、学習、知能、って種類があるって高校の生物の教科書に載っていたけど、これってインプットされる刺激の数と、アウトプットされる反応の複雑さの違いでしかないよね、と思ったのだけど、身の回りに生物クラスタの人が居なくて今の今まで脳の肥やしになってた。

2011-02-12 01:30:00
ありーちぇ😷 @ALC_V

遺伝的に決まってるかどうかとか? @gervillaria: 生物の行動は、走性、反射、本能、学習、知能、って種類があるって高校の生物の教科書に載っていたけど、これってインプットされる刺激の数と、アウトプットされる反応の複雑さの違いでしかないよね

2011-02-12 01:33:45
職人/げるびらりあ @gervillaria

インプット/アウトプット器官の形成は遺伝子ですね。学習と知能はインプットされる刺激に過去の経験や持っている情報を用いますが、それだけの違い RT @ALC_V: 遺伝的に決まってるかどうかとか? gervillaria: 生物の行動は、走性、反射、本能、学習、知能、って種類(略)

2011-02-12 01:36:33
職人/げるびらりあ @gervillaria

承前)知能行動をいくら持ち上げてみたところで、所詮本能や走性よりもちょっと扱う刺激の数と種類が違うだけで、基本的には同じようなシステムに過ぎない、ということが言いたかったとこの肝です。

2011-02-12 01:38:17
Ai Kawamori @whitefullmoon

脳を使う/使わない・脳のどの部位を使うか,といった違いで定義できそうな気がします. RT @gervillaria: 生物の行動は、走性、反射、本能、学習、知能、って種類があるって高校の生物の教科書に載っていたけど、これ… (cont) http://deck.ly/~PM7Mj

2011-02-12 01:38:26
௵ひろひろ・かしわもち @Hiro_HL

如何にも、Agreeです。 RT @gervillaria 承前)知能行動をいくら持ち上げてみたところで、所詮本能や走性よりもちょっと扱う刺激の数と種類が違うだけで、基本的には同じようなシステムに過ぎない、ということが言いたかったとこの肝です。

2011-02-12 01:40:20
職人/げるびらりあ @gervillaria

器官的に見るとまさに仰る通りかと。後半は大脳真皮質ですね RT @whitefullmoon: 脳を使う/使わない・脳のどの部位を使うか,といった違いで定義できそうな気がします. RT gervillaria: 生物の行動は、走性、反射、本能、学習、知能、って(略)

2011-02-12 01:40:54
職人/げるびらりあ @gervillaria

器官部位で分類すれば、走性、反射は神経節で、本能は小脳? 学習、知能は大脳ですかね?>走性、反射、本能、学習、知能

2011-02-12 01:43:04
௵ひろひろ・かしわもち @Hiro_HL

@gervillaria しかし大脳を構成するのは神経細胞であり、そこで行われていることは本質的に「走性」の連続と変わらないのでは?

2011-02-12 01:45:02
職人/げるびらりあ @gervillaria

コメント有り難う御座います、この話題は後ほど纏めさせていただきます、ご了承下さい @ALC_V @whitefullmoon @Hiro_HL

2011-02-12 01:45:35
職人/げるびらりあ @gervillaria

はい、そう思います。器官を更に細かく見て細胞の種類で言えば当にそうですよね。用いる神経細胞の量、と換言できるかと。 RT @Hiro_HL: gervillaria しかし大脳を構成するのは神経細胞であり、そこで行われていることは本質的に「走性」の連続と変わらないのでは?

2011-02-12 01:47:12
Geo Bellwood @geo_bwd

@gervillaria @Hiro_HL まさに僕が知りたいと思っている問題です。まず、走性、反射、本能、学習、知能が同じレベルで一直線に高度になっていく、というところから誤解が生じやすくなっていますね。

2011-02-12 01:59:53
Geo Bellwood @geo_bwd

@gervillaria @Hiro_HL 現在では「本能」という言葉はあまり使わなくなっています。定義が曖昧なためです。また「走性」も誤解が生じやすい言葉でしょう。ゾウリムシの走性とプラナリアの走性は、神経基盤が全く違いますから。

2011-02-12 02:02:05
職人/げるびらりあ @gervillaria

はい、何故、どのように高度になるのかの言及がないんですよね。RT @geo_bellwood: まさに僕が知りたいと思っている問題です。まず、走性、反射、本能、学習、知能が同じレベルで一直線に高度になっていく、というところから誤解が生じやすくなっていますね。

2011-02-12 02:02:14
職人/げるびらりあ @gervillaria

補足)生物教科書の中では、です>言及がない @geo_bellwood

2011-02-12 02:03:04
職人/げるびらりあ @gervillaria

そうだったんですか、存じませんでした。 RT @geo_bellwood: 現在では「本能」という言葉はあまり使わなくなっています。定義が曖昧なためです。また「走性」も誤解が生じやすい言葉でしょう。ゾウリムシの走性とプラナリアの走性は、神経基盤が全く違いますから。

2011-02-12 02:04:39
職人/げるびらりあ @gervillaria

とすると、これらの「行動」には、より詳密な基準と定義が必要になると言うことになりますか。連続性のあるモノか、器官の有無によって区切れるのか、気になるところです @geo_bellwood @Hiro_HL

2011-02-12 02:06:30
Geo Bellwood @geo_bwd

@gervillaria @Hiro_HL また学習にも様々なレベルのものがあり、言い様によっては単細胞生物も「学習」します。少なくともショウジョウバエは、学習実験のモデルとして用いられているので、大脳だけで学習をしているわけではありません。実際小脳でも学習があります。

2011-02-12 02:06:32
職人/げるびらりあ @gervillaria

器官の種類による区分でも不十分なんですね。行動の命名は利用する刺激の数が適当じゃないかなと自分では思っておりましたが @geo_bellwood @Hiro_HL

2011-02-12 02:10:39
௵ひろひろ・かしわもち @Hiro_HL

そりゃそうだ。今はまず「本能」なんて使わない。 RT @geo_bellwood @gervillaria 現在では「本能」という言葉はあまり使わなくなっています。定義が曖昧なためです。また「走性」も…ゾウリムシの走性とプラナリアの走性は、神経基盤が全く違いますから。

2011-02-12 02:11:00
Geo Bellwood @geo_bwd

@gervillaria そうですね。ニューロンの種類と神経回路の構造で考えてみてはどうでしょう。感覚ニューロン→運動ニューロン、感覚ニューロン→介在ニューロン→運動ニューロンとすると、介在ニューロンの有無で差異が出ます。

2011-02-12 02:11:30
Geo Bellwood @geo_bwd

@gervillaria そして介在ニューロンも、いくつか経由したり統合したりして、より複雑な神経回路を作る。この回路の構造で、行動のアウトプットの複雑さに差異が出る。

2011-02-12 02:12:29
Geo Bellwood @geo_bwd

@gervillaria 例えば、知能とループ回路に関係があるのではないかと言われることがあります。ヒトにも、また「頭が良い」といわれるイカタコにも、ループ回路があるらしいです。

2011-02-12 02:14:49
職人/げるびらりあ @gervillaria

成る程、回路機構で分類するんですね、確かにそれだとシンプルに理解できます。 @geo_bellwood

2011-02-12 02:15:02
௵ひろひろ・かしわもち @Hiro_HL

要するに、生物一個体の行動を認識的に捉えたうえで成されてきた「知性」や、恐らくそれに相反するものとして作られた「本能」といった機能分類(?)は、その実際のシステムと乖離した分類に過ぎず、科学的には定義できない、てことでOK? @geo_bellwood @gervillaria

2011-02-12 02:15:52