没20年で再評価～高坂正堯の箴言と、ファンの回想

批評bot @Kritik_bot

［中の人］平和とは積極的に創出してゆくものだとリアリスト＝高坂正堯が述べていたと思うが、TLを見る限り、リアリズムを標榜する論者の方がテロリストの期待にちょっとでも沿うのは先進国の体面を失うことになる、余計舐められると言ってて硬直した理想主義に見える不思議。

批評bot @Kritik_bot

…熱情をもって戦われた戦争はやめることがむずかしい。何回かの平和交渉にもかかわらず、いくつかの国が疲弊するまで第一次世界大戦がつづいたのには、この事情が大きく作用しているのである。冷静な利害の計算は入る余地がなかったのであった。（高坂正堯）

عبدالقدیر @kokuten_

7. 「もちろん、いかに技術を進歩させ、制度を改善させて行っても、人間が使う資源を無限に増加させうるはずがないと論ずることは可能である。しかし、」 高坂正堯『高坂正堯外交評論集』（この試練の性格について）

河村書店 @consaba

【2/20発売】『対談 天皇日本史山崎正和(文春学藝ライブラリー) amazon.co.jp/dp/416813038X/ こんなスリリングな歴史対談があっただろうか。古代・天智天皇から昭和天皇まで九人の帝と、天皇制の謎について、司馬遼太郎から高坂正堯まで稀代の碩学たちと語り尽くす。

dada @yuuraku

高坂正堯、開高健、坂本多加雄、遠藤浩一といった方々が早死にだったのをどう思いますか？ — 高坂先生はなあ、生きていたら浜松駅前の芸大の学長になる筈だったんよな。講演があれば聴きに行こうと思っていたのに残念至極。まあ人はいきな... ask.fm/a/c1ag5bf5

Shinsuke Tomotsugu @Shinkunshikun

「普通の人間は…エネルギーを大量に消費するジェット機で国際会議に出て、その現代文明を非難する姿に偽善を感じるであろう。私はそうした人物が嫌いである。しかし、文明の便宜を享受しながら、それを非難する偽善者が現れる傾向は、文明の衰退の始まりを示すひとつのものである」高坂正堯

UMISATO @nautical_mile74

坂本氏によって代表される理想主義者の議論が、この二つの点を見逃したのは、現代の悪魔である核兵器の問題を重要視するあまり、現代国際政治における多様な力の役割を理解していないこと、すなわち、権力政治の理解不十分に理由があると思う。（高坂正堯）

モリコウスケ @mkousuke

「人間がより広い世界との交渉を持てば持つほど、彼はより多くの病気とより多くの悪徳とを経験する。しかし、それはたまにしか人間や社会を亡ぼしはしない。人間は病気についても悪徳についても、やがて抵抗力を身につけるからである」 高坂正堯『世界地図の中で考える』より

リアリズムと防衛のBOT @ria_bou_bot

「過去の歴史の教訓を軍事主義と捉える人は、少なくとも、単純化の誤りを犯している」　―高坂正堯

リアリズムと防衛のBOT @ria_bou_bot

「歴史から学ぶことは必要だが、しかし、難しい。というのは、単純な類推は、多くの場合、正しい教訓を与えないからである」　　―高坂 正堯

糸畑要 @boreford

しかし21世紀になった今でさえ高坂スクールの悲願たる集団的自衛権の解禁という問題が、かくも険しいということを思えば、在りし日の高坂正堯はどれほどの孤立を味わっていたのだろうと感じるところだな。

ふみすむ @Fumisme

やはり引用される高坂正堯 / “集団的自衛権の起源と、戦争の克服 - リアリズムと防衛ブログ” htn.to/cbKsNE

リアリズムと防衛のBOT @ria_bou_bot

「孤立は、今後われわれがもっとも恐れなくてはならない可能性となるであろう。なぜなら、われわれは自立を欲しているから。…協力の関係は、搾取や従属の関係になりやすい。同じように、自立は孤立に転じうるのである」　――高坂正堯

青識亜論（せいしき・あろん）💉💉 @BlauerSeelowe

前原誠司が師の高坂正堯から「官僚として成功するには東大卒でなければならないし、学者になるほど君は頭が良くないので、政治家になったらどうか」と言われて政治家を目指した、という話は有名ですね。

室橋祐貴 @Yuki_muro

高坂正堯先生の「戦前の日本外交の失敗は、国際政治に対する日本人の想定と国際政治の現実とのずれに根ざしていたのである」という指摘は今改めて感じるところがある。

Ninja DAO | CryptoNinja @CryptoNlnjaNFT

安保法制。軽武装、経済立国路線を唱えた吉田茂や、それを称えた高坂正堯先生が生きていれば、今の情勢をどう見ただろうか、とずっと考えている。

ファランクス兵士 @shinshigeru1952

つまり、われわれは吉田茂が大きな業績をなしとげた立派な人間であったことを認めるべきであるけれども、それを「吉田体制」にまでたかめてしまってはならない。(高坂正堯『宰相 吉田茂』「偉大さの条件」)

ミスター @hahaha8201

高坂正堯はやってる事に比べて、異様に評価が低いお人で、僕は彼の著作を読んだとき、なによりこのお人はヒューム哲学を平和論的なリアルポリティックスに運用可能なレベルに落とし込めてる人だなと思った。彼と同じ様な言説を説く学者は大勢いるが、体系的にそれを説明できる連中はいない。

糸畑要 @boreford

京大の保守派政治学者・高坂正堯は「うるさい！」と右翼の街宣車を怒鳴り「アカか？」と言われた。 - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) d.hatena.ne.jp/gryphon/201008…

批評bot @Kritik_bot

各国家は力の体系であり、利益の体系であり、そして価値の体系である。したがって、国家間の関係はこの三つのレベルの関係がからみあった複雑な関係である。（略）しかし、昔から平和について論ずるとき、人びとはその一つのレベルだけに目をそそいできた。（高坂正堯）

もっち @mocchi20xx

（´-`）.｡oO（山崎正和読んでたら（最近どハマり）、某先輩にオススメと言われている高坂正堯先生の『古典外交の成熟と崩壊』出てきた。 pic.twitter.com/wGqeCbYd2C

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練習中 @bookillingtime

高坂正堯『宰相吉田茂』(中公クラシックス) 戦後日本の礎を築いた吉田茂を再評価した名著。「本書の吉田像に目新しさを感じないのは、その見解が通説として広く知れ渡っているから」と言われるほど。吉田の業績の多くは現代の政治経済環境にも息づいており、そうした原点を理解するのに最良の書。

自民党戦国史bot @Jiminto_Sengoku

「佐藤内閣は学者・知識人の言動を政治的説得の手段として利用するのではなく、好きなことをさせ、立派な出番を与え、政策に言葉と形を与えることに満足したように思われる。大体、学者・知識人の考えたことを政治家が実行するというのでは、現実に巧くいくわけがない」―高坂正堯