津田敏秀氏が福島県の甲状腺検査データを解析、「甲状腺がんが多発、原因は被ばく」と主張する論文を発表
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(↑全文をご紹介したくて北国新聞デジタル版を探しましたが、残念ながら紙版限定の記事だったようで見つかりませんでした)
両方、あったほうがいいように思います。 twitter.com/birdtaka/statu…
2015-10-07 10:50:51津田氏の主張のここが間違っているという技術的な反論に入り込むよりも、県とその専門家がわかりやすく丁寧な形で繰り返し対外的に説明をすることが有効だと思います。 twitter.com/ando_ryoko/sta…
2015-10-07 10:47:46そうかもね。(一般には前者が好みの人が多くて、技術的な内容に入り込みでマニアックな議論になりがちなので...) twitter.com/ando_ryoko/sta…
2015-10-07 10:53:33はい。マニアックになること前提で、専門家の世界ではどう判断されるのか、情報を求めてくる人への判断材料はあってよいと思うんです。 twitter.com/birdtaka/statu…
2015-10-07 10:57:04人の口に戸は立てられないから、誰かに対して、いかに気に入らない主張でも「言うな!」というのは不毛だし、また、法律など事前の取り決めに反するのでなければ、極力、するべきではないと思う。同時に、反論機会の確保と努力も必要なんだろうと思う。
2015-10-07 11:06:28ただ、マスメディアなど報道・メディア媒体が、それを「掲載する」「掲載しない」という判断の是非は、これとはまったく別の次元で議論される必要がある。わたしが主に批判したりするのは、この部分。
2015-10-07 11:09:05現状では、津田氏の主張に対して、あれ?ほんとなのかな?と確認したいと思った一般の人に対しての判断材料が少なく、あるとはいえども、わかりづらく、また確認手間が煩雑すぎるのではないか。という印象。
2015-10-07 11:15:45その通りなので、津田敏秀氏の見解・論文解説プロジェクト(資料・まとめサイト作成、関係者(例:アワプラTV)・市民との交流など)を立ち上げられないでしょうか? @ando_ryoko @h_okumura @drsteppenwolf twitter.com/ando_ryoko/sta…
2015-10-07 16:50:44いわゆる検証サイト、ですね。数年前なら効果があったと思うのですが、いま、ネットはあまりにノイジーになりすぎたので、ただの炎上あおりになってしまう危惧もあって、なんともいえないです。 twitter.com/warafuni/statu…
2015-10-07 17:41:20(以下3件まとめ公開後の追加)
リアルでも交流・議論する場と、被曝リスクを高めに見積もりたい人の拠り所になれる説明(誤解析の情報でなく、正しい解析の不確定要素を重視する等)ができればよいですが… QT @ando_ryoko いわゆる検証サイト、ですね @warafuni 津田敏秀氏の見解・論文解説プロジェクト
2015-10-07 23:15:36脱被曝も、他の政治・社会問題も、二元論のどちらかに依存して、お互いが相容れないことになりがちなのが、もどかしい。(特にネット上だと) 脱被曝なら、ストレス・環境変化の影響を一定程度認めた上で、気質的に被曝影響を多く見積もってしまう人のための移住・保養支援等もできればいいのだけど。
2015-10-07 23:27:09あ、なるほど。リスクを高めに見積もりたい人にとっても正確な情報は必要だということですね。確かに、そうですね。 twitter.com/warafuni/statu…
2015-10-08 00:26:04(波紋3)
津田さんの解析のどこがどう技術的におかしいかという話では、ほとんどの人の興味を惹かないと思う(ツイッターではともかく) twitter.com/birdtaka/statu…
2015-10-07 10:53:28岡山大の津田さんが、甲状腺癌の問題で「飛ばし」まくっていて、多くの専門家が今の甲状腺癌は放射線被曝と関係ないと考える中、「被曝による多発である」と主張し続けている。しかし、やってることにはかなり疑問が多い twitter.com/ando_ryoko/sta…
2015-10-07 11:18:05正直、津田さんは甲状腺癌について「たくさん見つかってるから多発だ」という以上のことは言っていないと思う。あとは都合よくデータを操作しているだけ。いっぽう、多くの専門家が「全員をくまなく調べた結果、思ったよりたくさん見つかった」と考えている。誰かがわかりやすくきちんと説明するべき
2015-10-07 11:20:38ある年代の人たち全員の甲状腺を高性能のエコーで検査するなんていうことは、これまでまったくされていないので、思ったよりたくさんの甲状腺癌が見つかること自体は不思議じゃないんだよね。だけど、いろいろ混乱している。この検査に本当に意味があるのかどうか、わからなくなってきている
2015-10-07 11:25:45甲状腺癌については「もし一定の年代の子供達を漏れなく高精度で調べたとしたらどれくらいの率で癌が見つかるのか」という基礎データがないかぎり、「多い」も「多くない」も言えないはずで、まずは一巡目でそのデータを集めるというのが検査の計画だったはず。それなのに一巡目で多い少ないの話に
2015-10-07 19:12:58しかし、考えてみると、「一定の年代の子供達を漏れなく高精度で調べたとしたらどれくらいの率で癌が見つかるのか」という基礎データを取る目的で漏れなく検査するというのは、本当に倫理的に許されることなんだろうかね。それは検査を受ける側にとってメリットがあったのだろうかね
2015-10-07 19:14:23甲状腺のスクリーニング検査が受験者にとってデメリットよりメリットのほうが大きいものだったかどうかは検証が必要じゃないかなあ
2015-10-07 19:17:38@hseino1 さんが論文を検討してくださいました
津田敏秀氏の悉皆甲状腺検査の論文がでたようだ。ざっと要旨とデータを見たけど、内部比較の信頼区間が1をまたいでいるし、外部比較は臨床的に見つかったものをそのまま比べているようだし、よくわからん。全体を読んでみないと詳細はわからないな。journals.lww.com/epidem/Abstrac…
2015-10-07 08:26:09論文では表2で2通りの方法で甲状腺がんの発生率比の算出を行っています。
内部比較:地域(7)を基準として残り8地域の有病率オッズ比(prevalence odds ratio, POR)を算出
(汚染度の高い地域から低い地域へと検査が進められたことによる時間差の影響を考慮して、2013年度に検査された低汚染地域のうち検査時期が2番目に早く、オッズの絶対値が最小だった地域(7)を比較の基準とした。検査時期が最も早い地域(6)=いわき市を基準に採用しなかったのは、いわき市は空間線量率は低いものの一部が初期のSPEEDI予測で1歳児の甲状腺等価線量が100 mSvを超えたおそれがあるとされた地域に入っていたことを考慮したためと思われる)
<オッズ比の値は基準と差がなければ1になります。基準と差があるといえるためには95%信頼区間の下限値が1を上回っていなければなりません。95%信頼区間の範囲内に1が入っているようではアウトです。実際には8地域すべてでPORの95%信頼区間の範囲内に1が入っています。なお、8地域のうち地域(9)=相馬市と新地町では甲状腺がんはまだゼロです。余談ながら2015年3月31日現在のデータhttp://links.lww.com/EDE/A968 で同じ解析を行っても結果は変わりません>
外部比較:国立がんセンターが算出した2001-2008年における日本国内の甲状腺がんの平均年間罹患率(年齢19歳以下の値=2件/人口100万人と年齢5-24歳の値=6.5件/人口100万人をもとに基準値を3件/人口100万人と設定)を基準とし、また甲状腺がんの潜伏期を4年と想定して罹患率比(incidence rate ratio, IRR)を算出(具体的には人口100万人あたりの発生件数の実測値/(平均年間罹患率x潜伏期)を計算)
<国立がんセンターが算出した罹患率は、症状が出てから病院に行って検査を受け診断が確定した人の割合で、福島県の甲状腺検査のように自覚症状のない人をしらみつぶしに検査して探し出した結果ではありませんから、そもそもこれを福島県の甲状腺検査結果と比較すること自体意味がありません。>
本当によくまあこれでEpidemiology誌の査読を通ったものだと思います。ご参考までにこの雑誌の2014年のインパクトファクターは6.196で、公衆衛生領域の上位25誌のうち6番目だそうです。http://library.umassmed.edu/ebpph/top25.cfm
訂正)うげっ!外部比較の解析で「潜伏期間4年として」という記述があった・・・。見落としていました。すみません。すみません。・・・まあ、4年の根拠も不明で謎は深まったので全部読まないといけないな。'@hseino1
2015-10-07 12:06:52