津波対策に「ライフジャケット備蓄」は意味がない?

3月11日を迎え、再び防災意識が高まっている中、上記のまとめが注目を浴びている。
まとめ主は以前、「津波/水害対策として【ライフジャケット】を備蓄しよう、という話」を聞き、下記のまとめを作成した。

その中でまとめ主は「ライフジャケットでは津波・水害から命は守れない」と主張。自治体が津波対策として「ライフジャケット備蓄」を行うことに疑問を呈している。
そうすると、来年度予算で「ライフジャケットを整備しましょう」なんて話になってくる。
東北からの学びって、本当にそれで良いのか?
そんなお金の使い方で、本当に命が守れると思っているんだろうか???
— 山本康史💉MMMP+罹患1 (@yasusy1973) 2013年3月10日
まとめに対し、多くのユーザーからの反応を得たため、さらに「<<追記>>」という形で意見を掘り下げた。
追記版の中では、ライフジャケットの意義や震災の死因データも引用して検証し、「【命を落とした人が今助かるために何をしようとするか?】という視点」において「ライフジャケットは津波対策に不適」と結論付けている。
共に仮定の比較ですが、圧倒的に効果が高いのは「全員ライフジャケット」<<<「全員高台避難」
であれば、徹底的に高台整備と避難の防災教育に経費をかける方が将来の被害を最小化する方法としては良い道だと思える。
と、このような考えで【ライフジャケットは津波対策に不適】と発言しました。
— 山本康史💉MMMP+罹患1 (@yasusy1973) 2013年3月12日
実際に被災した際にライフジャケットが役立つか否かはさておき、海沿いで地震に遭遇したら高台への避難がまず第一とのこと。
各自治体には、避難に対する有効な対策が行われることを期待したいところだ。