「乗る電車と降りる駅をすべて間違えた」ハプニングでちょっぴりホラーな無人駅にたどり着いてしまった人の話

一人で降りたら泣いちゃいそう
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知らない土地で乗る電車を間違え、ちょっぴり怖い無人駅に降り立ってしまったというツイートが話題になっている。

不穏な雰囲気ただよう、無人改札への入り口

のどかな風景がどこまでも続く駅周辺

投稿者のGokusai_Studio (@gokusai_pen)さんは仕事の出張先で、「乗る電車と降りる駅をすべて間違える」というミラクルなハプニングをおこしてしまい、この無人駅にたどり着いたのだとか。

無人改札に繋がるコンクリート造りの階段の薄暗さや、駅周辺に森と草原が広がり、あまり人の気配を感じない景色。降り立った見知らぬ土地でこんな光景が広がっていると、心細い気持ちになるのも理解できる。

この報告にTwitterユーザーからは「駅!?!? 降りるのめっちゃ怖いです」「ダンジョン入っちゃうでしょ、これは」と不安がるコメントや、「きさらぎ駅や…どうかご無事で…」「絶対きさらぎ駅ーー!」と、ネットの都市伝説で有名な「きさらぎ駅」ではないか? と推測する声が多く集まった。
※ネット掲示板・「2ちゃんねる」(現5ちゃんねる)のオカルト板で2004年に投稿された怪談。存在しないはずの無人駅「きさらぎ駅」に降り立ってしまった女性が、現地で不可解な現象に見舞われる様子を実況するという内容。

ちなみにこの駅は、大分県に実在するJR日豊本線の西屋敷駅。Gokusai_Studioさんはその後どうしたのか、詳しいお話を聞いた。 

しばらくウロウロして見付けた階段に「マジか??」

こちらの無人駅にたどり着いた経緯を教えてください。

JR日豊本線の大分駅から特急「ソニック」に乗り、柳ヶ浦駅で普通列車に乗りかえて中津駅に行く予定が、誤って反対方向の幸崎駅行きに乗ってしまいました。

途中で気づいて降りたのが件の駅です。

無人でホラーな雰囲気も感じる駅ですが、降り立ったときの心境は?

普段から知らない土地の電車によく乗るので、「降りてもまた乗り換えればいいや」と降りました。

しかし見渡しても向かいに渡る通路もなく、しばらくホームをウロウロして発見したのが画像の階段だったので「マジか??」って声に出ました(笑)。

ちなみに西屋敷駅では、上り線と下り線の間が離れているため、反対ホームに行くための地下道が設けられているようだ。

その後、目的地には無事到着できましたか?

大幅に遅れて到着しました。

みんながリプライで「きさらぎ駅きさらぎ駅…」と連呼するので、しばらく怖かったです(笑)。

無人駅でほの暗い階段を下りるという、少々恐ろしい体験をしたGokusai_Studioさん。「一人で降りたら人目もはばらず泣いてたかもしれません」ともツイートしていたが、なにはともあれ無事で良かった。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。