「レゴのカツラを外すだけの検査かよ!」壮大なのにしょうもないレゴ工作が話題に
よしむらっくる(@nita_great)さんがTwitterに投稿した、「レゴ」で作られた「カツラを外すだけのバリウム検査」の動画が話題を呼んでいる。
バリウム検査 装置 https://t.co/i48MUiml92
— よしむらっくる (@nita_great) 2023年6月13日
「レゴ」といえば、デンマークの玩具メーカーが売り出す組み立て式のブロック玩具だ。いまや世界中で定番となった玩具であり、子どもだけでなく大人にも愛好家が多い。
動画を再生すると、レゴで組まれた大仰なバリウム検査※装置と、それに乗るレゴで作られた患者が。
※特殊な装置で患者の体を傾けながら、レントゲンで食道や胃などの状態を調べる検査方法
動画の続きでは、なんとバリウム検査装置が動きだして患者を回したり傾けたりと振り回している。実際のバリウム検査でも見る光景だ。
そして、仕上げといわんばかりに患者が逆さまになると…
患者のカツラがポロリ! これは「レゴ」でも恥ずかしい!
バリウム検査装置を「レゴ」で再現する技術力の高さと、その技術力を駆使して「レゴ」のカツラを外すユニークなオチについ笑ってしまう動画だ。
実際に動画を見たTwitterユーザーからは「何度見てもじわじわくる」「お腹痛くなるぐらい笑った」など、絶賛するコメントが寄せられた。中には「バリウムはまさにこんな感じ」と再現度の高さに言及する人も。
親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙無しには見られなかった 装置 https://t.co/LUu3D8wdLw
— よしむらっくる (@nita_great) 2019年2月11日
投稿主は他にも「レゴのカツラを外す装置」を多数自作しており、動く様子を撮影してTwitterに投稿している。なぜこのような装置を作り続けているのだろうか?
今回は投稿主から、「レゴのカツラを外す装置」について話を聞いた。
大掛かりなのにしょうもない装置を作ろうと思った
「レゴ」のカツラを外す装置を作ろうと思ったきっかけを教えてください。
2016年頃からマインドストーム※というレゴを手に入れてから、動く作品を作っています。
その中で「大掛かりに動く割にはしょうもないことをする装置を作ろう」と思い、レゴのカツラを付け外しするのに特化したカツラ装置を作り始めました。
※任意のプログラミングと専用のパーツを組み合わせて、ロボットのように動かせるレゴブロック
「バリウム検査でレゴのカツラを外す」というアイデアを思い付いたきっかけはありますか?
バリウム検査の体験を元に閃きました。検査で姿勢が逆さまになる様子を思いだして「これはカツラが外れそう…」と。
投稿主がこれまで作ってきた他の「レゴのカツラを外す装置」についても聞いてみた。
「レゴのカツラを外す装置」はこれまで何作品ほどに作りましたか?お気に入りの作品は?
作品数はおそらく100を越えていると思います。
お気に入りは、自分の影がカツラを外してくる『影 装置』です。
影 装置 https://t.co/EUnygRXoOE
— よしむらっくる (@nita_great) 2017年1月25日
投稿主お気に入りの「影がカツラを外す装置」がこちらだ。影が襲ってくるホラーなシチュエーションでやることがカツラを外すだけ…確かに「大掛かりに動く割にはしょうもない」。
「レゴ」のカツラを外す装置の面白さは、そんなギャップから来ているのかもしれない。
よしむらっくるさんのアカウントでは、「レゴのカツラを外す装置」の新作が定期的に投稿されている。カツラを外される愉快な「レゴ」が好きになった方は、ぜひTwitterをフォローしてみては。