野草を具材に使った本気の「そこらへんの草らーめん」気になるお味は…? 作った人に聞いた

野趣あふれるとはこういうことか…!
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あるユーザーが自作した「そこらへんの草ラーメン」が、X(Twitter)で話題を呼んでいる。

いったい何種類の野草が入っているんだろう…?

ラーメンの画像を投稿したのは、日頃から野外で採れた食材を調理してはXに投稿しているひろいぐい太郎(@hiroiguiTARO)さん。

「そこらへんの草ラーメン作ってみました」というコメントと共に投稿された画像には、丼を埋め尽くすように具材となった野草が添えられている。編集部ではどれがどんな草か判別が難しいくらい多彩な野草が使われているが、色とりどりでおいしそうだ。

ひろいぐい太郎さんが本気の野草ラーメンを投稿するきっかけとなったのは、埼玉県北部にある上里サービスエリアで販売され話題となった「そこらへんの草らーめん」。埼玉県を舞台にしたエンタメ作品『翔んで埼玉』にちなんで考案されたメニューと思われる。

ただ、こちらのラーメンは「そこらへんの草」と形容しつつも青ネギ・ニラ・水菜など野菜をたっぷりと使った味噌ラーメンだったこともあって、「よろしい、ならば戦争だ」と触発されたひろいぐい太郎さんが本気の野草ラーメンの自作を試みたようだ。

正真正銘の「そこらへんの草ラーメン」、気になる味は…? ひろいぐい太郎さんに聞いてみた。

草の味がしておいしかった

今回「そこらへんの草ラーメン」を作ろうと思ったきっかけを教えてください。

上里SAのそこらへんの草ラーメンに触発されたものです。普段から野草を食事に取り入れる者としては看過できませんでした。

ラーメンのスープは何味でしょうか?

上里SAに習い味噌です。

ポストの少し前に採取と使ったラーメンの紹介をしております。

ひろいぐい太郎さんはバズったポストにリプライする形で、ラーメンに使った野草たちを紹介している。

いずれも「そのへんに生えていた草」のようだが、野草に合わせておいしさを引き出すため、炒めたり焼いたりとひと手間かけているところがスゴい。

上から時計回りに、キクラゲとハマダイコンの炒め物、ハコベとカラスノエンドウ豆苗のナムル、カラシナとハマダイコンの香味油、タネツケバナとスイバ、ヨモギ麩、焼きオカノリ、生タンポポ(と思われる)
キクラゲとハマダイコンの炒め物
刻んだノビル

実際に食べてみて、お味はいかがでしたか?

草の味がしておいしかったです。個性あってこその野草ラーメン。

実際のところ、野草を食べるにはひろいぐい太郎さんのように知識が必要で、野草によっては有毒なものや下処理しないと食べられないものもあるので注意が必要だ。

しかし飲食店ではなかなか食べられないであろう「そこらへんの草ラーメン」、一度味わってみたいものだ。

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