割れた小皿を金継ぎしてみたら、文鳥がネックレスをつけたようなかわいい仕上がりに
割れてしまった文鳥の形の小皿を金継ぎで復活させた写真がX(Twitter)に投稿され、かわいいと話題を呼んでいる。
うっかり割ってしまって膝から崩れ落ちて凹みましたが、初心者向けの金継ぎキットで直してみました。割れ目の部分はもう少し厚塗りしてもよかったかも…。1日乾かして完成とのこと。 https://t.co/GBERkMseaN
— ノビ🐣aG. (@nobi_xxnobi) 2024年5月19日
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写真を投稿したのは、鳥をモチーフにした刺繍などを作成しているノビ(@nobi_xxnobi)さん。文鳥の飼い主でもあり、いろいろな文鳥グッズを愛用している。
写真の小皿はコトリセラミックス(@kotoriceramics)さんで購入したもので、小物を置いたり文鳥のエサをおいたりして愛用していたが、うっかり割ってしまったとのこと。思い入れのある皿だっただけにどうにか修理したくて、金継ぎにたどりついたそうだ。
ちょうど首の部分の割れ目を金継ぎで直したことで、文鳥の首回りが金色に飾られ、まるでネックレスをつけたようなかわいらしい仕上がりになっている。
見事よみがえった文鳥のお皿に対しX(Twitter)ユーザーからは「素敵なネックレス!」「これはこれでかわいい」「味がある」など賞賛のコメントが相次いだ。皿の作成者であるコトリセラミックスさんも「手術ありがとうございます!」と温かいコメントを寄せている。
ノビさんが金継ぎを思いついた経緯や、金継ぎで難しかったポイントなどについて詳しくお話を伺った。
きれいに直したくて金継ぎに挑戦
金継ぎという方法はすぐに思いついたのでしょうか?
お気に入りの小皿だったので、どうにかしてきれいに直す方法はないだろうか?と思いネットでいろいろと検索したところ、初心者にも扱える金継ぎキット※が販売されていることを知り、挑戦してみることにしました。
※編集部注:ノビさんが購入したセットは、漆は使用しておらず、食品衛生法に通っている合成樹脂を使用したものとのこと。
金継ぎの作業で難しかった点はありますか?
割れ目の部分に細い筆で、金色の塗料を塗る工程が難しかったです。
これを失敗すると仕上がりの見た目が悪くなるのだろうなと思うと…緊張しました。
よみがえったお皿は今後どのように使う予定でしょうか?
元々、小物置き兼我が家の文鳥の餌置きとして使っていたので、今後も小物置きとして部屋に飾りつつ大事に使用していきたいと思っています。
割れてしまったことは残念だが、丁寧に金継ぎを施したことで、いっそう愛着を持てる仕上がりとなった。大事なものが割れてしまった人は、あきらめる前に金継ぎという方法を検討してみては。