2016年8月26日

赤木智弘『若者を見殺しにする国』読書メモ集

赤木智弘『若者を見殺しにする国』(朝日文庫、2011)の読書メモをまとめました。
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荒木優太 @arishima_takeo

「私は、人間を「強者男性」「強者女性」「弱者男性」「弱者女性」の四つに区分します」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。赤木流四象限キタッ!(これやると一気に社会学っぽくなるよな)

2016-08-24 13:47:19
荒木優太 @arishima_takeo

「私は、賃金の大半は「責任料」だと思っています。たとえ仕事が嫌になってもひたすらこなし続け、プロジェクトをしっかり終了させる。そうやって責任をまっとうしたことに対する報酬が賃金だということです」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。へぇー、こういう理解って一寸ユニークかも。

2016-08-24 13:49:46
荒木優太 @arishima_takeo

「私もみなさんと同じように、恥ずかしいことばかりの人生を送ってきましたから」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。太宰治かッ!

2016-08-24 13:54:53
荒木優太 @arishima_takeo

「このような意図的な操作に騙されないためには、日ごろから警察統計などの基本的な資料に目を通す習慣を身につけておくことが必要です」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。え、赤木さん、そんな習慣もってんのか。勤勉だな。

2016-08-24 20:03:58
荒木優太 @arishima_takeo

相変わらず『若者を見殺しにする国』をチビチビ読み進めているのだが、赤木さんが自己責任論大嫌いだってのはよく分かったけど、じゃあそこで疑問になるのは、どんな場合なら自己責任という帰責が正統なのかってこと。或いは、徹頭徹尾自己とは社会に条件づけられるため、それは偽の概念なのだろうか?

2016-08-25 10:27:22
荒木優太 @arishima_takeo

これは裏返せば、パターナリズムをどこまで認めるのか、ということ。自己が完全に社会的構築物であり、社会はその責任を負担すべきだという思想で行くのなら、「これよりもあれを選ぶべきだ」とか「こう行動せよ」という社会や国家が責任を果たすため行使する余計なお節介を肯定することになる。

2016-08-25 10:33:06
荒木優太 @arishima_takeo

でもその場合、「貴方の自己に対して無責任でありたくないので監視カメラで監督責任を果たさせて下さい」みたいな(赤木さんが嫌ってる)監視社会化や、(赤木さんはアニメ好きのようだが)「ちゃんとした大人はアニメなんて見ません」的な教育的介入を肯定することになんじゃないか、と思うのだが。

2016-08-25 10:38:47
荒木優太 @arishima_takeo

私見に拠れば、だから、自己責任論批判は、自己責任という概念だけ取り出して非難するのではなく(それだけだと、ベタなパターナリズムの肯定にしかならない)、同時に稼働する隣接概念、例えば自己責任と自己決定と自由の概念系を細かく考えねばならないのではないか、と思うわけである。

2016-08-25 10:44:03
荒木優太 @arishima_takeo

「自衛隊のほうが一流企業よりも賃金が高いなんて、聞いたことはありません」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。でも、中小企業くらいの給与は貰えるんじゃないの? 赤木さんは仮想敵がセンテンスごとに変わるのでよく分からない。要は、一流企業のサラリーマンになりたいってことなの?

2016-08-25 11:57:12
荒木優太 @arishima_takeo

戦争による徴兵は、丸山にとってみれば、確かに不幸なことではあっただろう。しかし、それとは逆にその中学にも進んでいない一等兵にとっては、東大のエリートをイジメることができる機会など、戦争が起こらない限りはありえなかった。by赤木智弘『若者を見殺しにする国』

2016-08-25 12:10:48
荒木優太 @arishima_takeo

ここが一番よく分からない。東大エリートをイジメる機会があったとして、だからなんなんだ、としか思えないのだが…。「希望は戦争」ではなく「希望は強盗」なら寧ろよく分かる。持たざるものは失うものが何もないから持てるものから奪ってもいい、ホッブズ的世界上等!、というのは具体的な益がある。

2016-08-25 12:11:46
荒木優太 @arishima_takeo

百歩譲って「希望は復讐」でも理解できないわけじゃない。具体的な〇〇を攻撃することで、気分が晴れることはあるかもしれない。が、戦争中インテリらしいいけどよく知らんオッサンを殴って何が得られるのか。ストレス発散にすらならないと思うんだけど。結局赤木さんが何を欲しているのかが不明だ。

2016-08-25 12:16:20
荒木優太 @arishima_takeo

赤木さんの願望を想像してみると、優先順位第一:俺が幸せになりたい、第二:叶わないならみんな平等に不幸になるべき、ってことかな?と思うんだけど、ここでいきなり「みんな」が出てくるのが分からない。「俺の幸せ」って他者との比較によって成立するものなのか? 他者とか基本スルー推奨でしょ。

2016-08-25 12:22:43
荒木優太 @arishima_takeo

「同じ「弱者」であっても、弱者のなかに強弱の差があることを認識すべきだと思います」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。でも、そんなこと言い出したら、「赤木さん以上に深刻な弱者って山ほどいるから後回しでいいよね?」って反論されて終了だと思うんだけど。

2016-08-26 10:14:28
荒木優太 @arishima_takeo

「「希望は戦争」への反響で困るのは、私に対して解決法の提示を求めることです。専門学校卒で、ロクに大学教育すら受けていない私が、社会にちゃんと受け入れられるかたちでの解決法を提示するなんて、できるはずがありません」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。はぁ…。

2016-08-26 10:19:17
荒木優太 @arishima_takeo

「私の煽動に対して反論するならば、各自みずからの立場から、また自らの場所から反論すればいいのであって、わざわざ私個人を名指しする必要はないのです」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。赤木さんはこの原則を自分の言論でも貫いているんだろうか? 私にはそうは見えないのだが…。

2016-08-26 10:21:20
荒木優太 @arishima_takeo

「とにかく「赤木智弘を黙らせたい!」と思っている人がいたら、私に三〇〇万円を貸してください。それであっさり黙るかもしれません」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。300万借りて何がしたいんだろうか。300万くれるってなら私だって喜んで貰うけど、貸してやるって言われてもなァ。

2016-08-26 10:26:17
荒木優太 @arishima_takeo

「三五歳を過ぎた男が、三〇〇万円を一〇年かけて、一年あたりたったの三〇万円を返すだけの余裕がない。そんな社会を生み出したのは誰なのかと。ほんの二〇年前に、そんなことがありましたか?」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。端的にあったんじゃないの?って思うし、戦前戦中まで遡れば尚更

2016-08-26 10:27:49
荒木優太 @arishima_takeo

「かつての私の立場は、実家に暮すフリーターですから、衣食住という生理的欲求はひとまず満たされていました。とはいえ、「親が働けなくなれば、衣食住を維持できるかどうかわからない」ので、安全の欲求が満たされているとは言いがたい状況です」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。生活保護は?

2016-08-26 10:30:31
荒木優太 @arishima_takeo

赤木さんが、難病の子供には募金が集まらないのに自分のようなフリーターに金が集まらないのは「かわいくない」からだ、というようなことを書いているが、いや、子供の抱える困難はそれこそ自己決定したものではないのだから同情されやすいわけで、カワイイ云々は関係ないんじゃないだろうか。

2016-08-26 10:50:51
荒木優太 @arishima_takeo

@arishima_takeo 「難病の子供に募金が集まるのに」に訂正。失礼しました。

2016-08-26 11:00:11
荒木優太 @arishima_takeo

「たとえば、子どもの臓器移植には一億円かかるとしましょう。一方、フリーターであれば一人あたり三〇〇万円もあれば助けることができる。命の価値が等価であれば、一億円でフリーターを三三人助けるほうが、社会にとって効率的なのです」(赤木智弘『若者を見殺しにする国』)。また出た三〇〇万円。

2016-08-26 11:02:39
荒木優太 @arishima_takeo

赤木智弘『若者を見殺しにする国』読了。①おカネ欲しい。②女にモテたい。③再分配制度は見直されるべき(年金もらう前に死んでるよ)。④フリーターいじめのような言説はやめるべき。この四点には同意するが、あとは支離滅裂だと思う。想定反論者を殺すくらいのロジックで武装して欲しかった。

2016-08-26 11:18:11
荒木優太 @arishima_takeo

しかし、なんか散々赤木disを繰り返している気もするが、私はそんな嫌いでもないんだよな。少なくとも、古市憲寿や奥田愛基が出世する社会よりも赤木智弘がのし上がれる社会の方が希望が持てるので、赤木さんには武装強化した上でマサカの二発屋として再来して欲しい。

2016-08-26 11:21:59
荒木優太 @arishima_takeo

言論界には特定席みたいなものがあって、勝間和代がいなくなったと思ったら安藤美冬が出てきたり、坂口恭平さいきん見ないなと思ったら栗原康が出てきたり、そういうサイクルがある(悪いと言ってるわけではありません)。その意味でいえば、赤木さんの逆張りで出てきた古市憲寿の登場は決定的だった。

2016-08-26 11:28:05
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コメント

照ZO(厨2助詞) @terzoterzo 2016年8月26日
結局、此の本…赤木智弘自身の話しかしてへんのでは?と言う風にしか感じない気が為るのは気の所為か…www
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二条肝兼 @IamNotUs 2017年9月15日
セレブと共著を出している人は「弱者男性」ではないでしょうな
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