【１８禁】温泉旅館企画（前半）＠痴漢赤司bot

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【温泉】＿合宿中、ホテルにて/紫原「あ、なにあれ～」緑間「どうしたのだよ」紫「見てみてあの自販機のジュース、見たことないのばっかり…いっこ買ってみよ～〈小銭を出し〉」緑「…む？おい待て紫原！それは…」＿＿赤司「そうか、それで間違えて酒を買ってしまったと」青峰「ホントはわざとだろ」

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【温泉2】紫「は？ちげーし。ジュースと並んで売ってるあっちが悪いんだし」黄瀬「でも飲んでみたい気もするっスよね、それアルコールが入ってなかったら飲んでみたいくらいうまそう」黒子「そうですね、ミルクセーキのような味らしいですし、興味はあります」青「じゃーせっかくだし飲んでみるか？」

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【温泉3】赤「はぁ…冗談はよせ。まあ、間違えたなら仕方ない。こうしてきちんと知らせたのだから問題にはならないだろう。これはオレが先生に渡しておくよ。買ったのが自販機ではフロントに返しても困るだろうからね。今後は気を付けるんだぞ」紫「はーい」黒「でもお酒ってどんな味なんでしょうね」

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【温泉4】緑「さぁな、二十歳を越えてみなければわからん」紫「あ、でもオレ飲んだことあるよ～、昔兄ちゃんたちに無理やり飲まされた」黄「あはは、わかるっス。オレも姉貴に悪戯で飲まされたことある。あん時はそんな美味く感じなかったっスね」黒「赤司君はありますか？」赤「んん…そうだな…」

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【温泉5】赤「よくパーティーで、経験だと言って客人に強引に勧められることはあるが、いつも断っているよ。未成年で、ましてや成長期の中学生だからね。だから自主的に飲んだことはないが、一度だけグラスを取り違えて飲んでしまったことはあるな」青「どうだった？」赤「ふ、まぁ…美味しかったよ」

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【温泉6】赤「少し苦みは気になったが、舌を撫でる甘さが濃厚で…大人になったらまた飲みたいと思う味だった。…ああでも」青「ん？」赤「恥ずかしいことに、その後の記憶がおぼろげなんだがな〈肩を竦めて苦笑〉」＿＿学校の廊下/虹村「お、いたいた。赤司」赤「虹村さん、お疲れ様です」虹「おう」

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【温泉7】虹「来週の合宿の練習内容伝えとこうかと思ってよ。放課後までに目通しといてくれるか？」赤「わかりました。…あ、そうだ。虹村さん」虹「何だ？」赤「後でお伝えしようと思っていたんですが、その合宿、少し遅れて向かっても宜しいでしょうか？どうしても外せない用事が直前にありまして」

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【温泉8】虹「あー、そりゃ仕方ねえな。来る時に一回連絡入れてくれ」赤「はい。午後にはつくと思いますので」虹「わかった。まあ、それまでまた間違って酒なんて買わないようオレがしっかり見てっからよ」赤「はは、お手柔らかに宜しくお願いします」＿＿合宿当日/赤「想定以上に遅くなったな…」

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【温泉9】赤「〈数泊分の荷物を肩に掛け直し〉…（合宿先へはタクシーで一時間程か…今から駅へ向かうより、そっちの方が手っ取り早いな…）…〈目の前の道路を見回すと、対向車線を通るタクシーに手をあげ〉…！？〈タクシーに気づかれる前に目の前に車が停まり、扉が開く〉…？個人タクシーか…？」

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【温泉10】赤「〈後部座席へ乗り込み〉…すみません、一時間程先の場所なのですが…え？〈助手席に一人乗っている〉…あ、先客が…〈降りようとすると扉が閉まりロックがかかる〉………あの…？」運転手「一時間先でも問題ありませんよ。どちらまでですか？」赤「…あ、その…○○総合体育館まで…」

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【温泉11】運「はい〈発車〉」赤「……〈助手席の男が気になる〉…あの…この方はどちらまで…」運「ああ彼は研修中なんです。お気になさらないで下さい〈ミラー越しに赤司へ微笑み〉」赤「…はあ」＿＿赤「…（今日のメニューは基礎の見直しとミニゲーム、あとは新しいフォーメーションの…）…？」

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【温泉12】赤「…（…窓の外…目的地に続くのはこの道だったか…？遠回りされている…？）」運「これからそこで何かあるんですか？」赤「え？ああ…いえ、これから部活の合宿なんです」運「部活ですか、いいですね。何を？」赤「バスケットを…」運「ほう、かっこいいですね」赤「有難うございます」

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【温泉13】運「運動系の部活は練習大変でしょう、こんな暑い夏なんかは特に」赤「ええまぁ…でも勝つ為ですから（…やはりおかしい…このままでは…）…あの、失礼ですが目的地…お間違えじゃないですよね？」運「え？何です？」赤「ですから…目的地は○○総合たぃ…〈助手席の男と目が合う〉……」

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【温泉14】赤「………ぇ？〈ぞわ…〉」運「…お客様、残念ながらそちらへは向かえません」赤「……」運「もう人数分の予約を取ってしまっていますから」赤「…予約…？」運「まあいいじゃないですか、宿泊する準備も整っているみたいですし、ゆっくりぼく達と温泉にでも浸かりましょう…征十郎くん」

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【温泉15】赤「……ッッ…！！降ろせ！〈ドアの取っ手をガチャガチャと乱暴に動かす〉」〈助手席の男が器用に後部座席へ移動してくる〉運「〈アクセル踏み込みスピードを上げ〉はは、無駄ですよ。ロックはこちらでかけていますし、このスピードで飛び出したらひとたまりもありませんよ？」赤「ッ…」

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【温泉16】赤「これは誘拐だぞ…ッ！まさかそこまで手を染めるつもりなのか！」運「誘拐だなんて！滅相もない！ちゃんと滞りなく済むよう手は尽くしていますよ。そうだな、部活にもきちんと連絡しておきますからご安心を」赤「…っ〈携帯を出す〉」運「どこに電話を？」赤「決まってる…警察だ…ッ」

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【温泉17】運「ほう…いいんですか？今まで必死にひた隠しにしてきたことが世に知れても」赤「…！」運「じゃあ何をされたかお巡りさんによく知ってもらえるように痕を残してあげなければね？…やれ」男〈隣に座る赤司の腕を取り背もたれに押し付ける〉赤「…や…めろッ！」運「くすくす…可哀想に」

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【温泉18】運「誘拐だけならまだしも、赤司家の一人息子が空しく抵抗もできずに凌辱されたなんて、それもずっと前から何度も何度もされた痕まで持っていたなんてニュースになりますね」赤「…ッ…く…」運「いつも誰よりも上に立っていた、いつも勝利してきた赤司の息子が、そんなに弱かったなんて」

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【温泉19】赤「…なんだと」運「今まで通りでいいじゃないですか。大丈夫！一晩だけぼく達に付き合ってくれたら悪いようにはしません。…結局君は誰にも頼れないんですよ。親には勿論、友達にも…警察にも、誰にも。全てのことは、自分ひとりで片づけなければ、でしょ？君はそういう立場なんですよ」

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【温泉20】運「こんな恥は…知られたくないでしょう…？」赤「………、……〈身体の力が抜けていく〉」運「…くす」赤「…」運「征十郎くん？」赤「……離せ〈自分を抑え込む男を静かに睨み付ける〉」男「…！〈慄いて手を離す〉」赤「…〈無表情で携帯を操作し、耳に当て〉……もしもし、赤司です」

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【温泉21】赤「…申し訳ありません、急用が出来てしまったので…今日は合宿に参加出来そうにありません。はい、すみません……また…連絡します…」運「…良かったんですか？」赤「〈携帯しまい〉…どの口が…。この下衆共め〈拒絶するように外を眺め〉…一晩付き合ってやる。それで満足なんだろう」

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【温泉22】＿都心からかなり離れ、山奥へ/運「〈大きな旅館の前で停車〉さあ、着きましたよ」赤「…〈ロックが外されたのを確認し外へ出る〉…（一応…ここまで来る道は覚えておいた。後は旅館の名前を…）……〈周りを見渡し、ため息をつく〉…森林のいい香り…こんな奴らとじゃなければもっと…」

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【温泉23】運「皆もう着いてるはずですよ、団体客としてね」赤「…団体」運「タクシーの中では触らないでおいてあげたんですから、今晩はその分たっぷり楽しませてくださいね？あ！違うか、征十郎くんが一番楽しめるんだ！大好きなおちんぽみるく、一人で沢山お腹に飲ませて貰えるんだから…ねえ？」

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【温泉24】赤「……黙れ（…誰にも頼れない…全てのことは一人で片づけなければいけない…確かにそうだ。その通りだ。こと、この連中については本当に…。…酷い弱みを握られてしまったものだな…）…いいから早く案内しろ（こんなくだらない弱みがあるなんて知られるわけにはいかない）」〈入口へ〉

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【温泉25】赤「…（ああ、またあの感覚だ。目の前の世界が霞むような、五感が薄れて自分が自分でないような感覚…。責任に、義務に押し潰されそうになる度に…次第に大きくなってきた存在の気配…言ってはいけない言葉が零れそうになる…もうこんな場所から…にげ）僕が代わってやろうか」運「ん？」