白詰草
@white_tsumekusa
@AXSA0229 「難儀な人だなぁ」誰一人いなくなった部屋で真草は小さく呟いた。素晴らしくう強い魂を持ちながら自衛の術を持たないこのハイツの住人達は妖からすれば御馳走だ。仙人など喰えばどれ程のモノに成り上がれるか‼あの守りが解ける前に何か策を講じようと真草は机に向った。
2016-09-03 02:07:30
桃香
@AXSA0229
@white_tsumekusa ありがとうございます…朝ならまだしも今正にお布団にくるまってる人に言う単語じゃありませんよね?!おやすみなさい!!!(無理矢理寝るスタイル)
2016-09-03 02:13:38
桃香
@AXSA0229
@white_tsumekusa 「お早うございます、真草殿。」「…昨日のこと忘れたんですか」「返事をしてはいけないのでしょう?だからわしから声をかけて先手をとったのですよ!」
2016-09-03 07:38:32
白詰草
@white_tsumekusa
@AXSA0229 「そうすると自分が相手を認識しているという事を悟られてしまいますよ……まあ、昨日の様な質の悪いのは稀ですが」
2016-09-03 09:05:34
白詰草
@white_tsumekusa
真草は誰一人いない自室で机に向かいポケットから小さな木箱を取り出した。片手に乗る程の大きさのそれを暫く手の中で弄び、様々な物の下敷になっていた白い紙の真中に置いた。鈍い銀に光る小刀を箱の隙間に捩じ込みゆっくりとその小箱をこじ開ける。
2016-09-03 10:12:30
白詰草
@white_tsumekusa
中から溢れ出たのは黒くがさついた長い髪の毛、腐った小鳥の骸、干からびた蛇だった。それらを紙で包み真草はゆらりと立ち上がった。真っ直ぐ誰とも出会わずに屋上の扉を開ける。抜ける様な青い空の下に腰を下ろし手に持っていた紙をライターの火で燃やす。煙は一直線に一つの方向へと向かい漂った。
2016-09-03 10:23:39