世界樹の迷宮5 ロールプレイ記録 1日目

世界樹の迷宮Ⅴ、自ギルドのロールプレイ記録です。作中のテキストをそのまま引用することも多い上、性質上ネタバレだらけになります。ご注意ください。
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おおば(世界樹5) @oversunSQ

「たぶん・・・私にとってここは、異世界なんです」「異世界!?なるほど!君はアースランでもないのか!」そう興奮しなさんな。「そう感じた理由は?」「・・・空気?」「それは物質的な?」「感覚的な・・・」「なるほど!」私は何にも分かりません・・・

2016-08-26 10:24:18
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「風の加護があるのは、この世界に適応するための処理なのかな。じゃあ、世界樹を目指していた理由は?」「えっと・・・実は私、過去に世界樹の迷宮を5つ踏破しておりまして・・・」「5つの世界樹!!??」まぁ、そういう反応になるよね・・・

2016-08-26 10:27:55
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「あんな巨大なものが5つもあったら、大地に日光は届くのかい!?大地が枯れないかい!?」「いや、その!あそこまで大きなものは初めて見て・・・地域もバラバラで」「なるほど!」なるほどー・・・

2016-08-26 10:30:48
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「多分、私は世界樹に呼ばれたんだと思ったんです。きっと私は世界樹の迷宮を踏破する運命にある。その為に呼ばれた・・・世界樹が選んでくれたんじゃないかって。」「なるほど。とんだ世界樹愛だ。」「愛っ!?」「そうさ。信仰者にだって、そんな風に世界樹を愛した者はきっといないね」

2016-08-26 10:34:52
おおば(世界樹5) @oversunSQ

愛。急に恥ずかしくなってきたけれど。「きっと、主人公は君なんだね」「へ?」「僕はさ、これでも評議会と世界樹の謎を暴き、ついでに伝説も確かめた英雄になろうって気持ちも、少なからずあったんだけどね。でも、きっとこれは、君の物語なんだ。」

2016-08-26 10:38:02
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「そうと分かれば、僕は君に全面的に協力しよう。ギルドメンバー第1号さ!」私と、世界樹の物語。そう・・・なのかもしれない。これから始まる。ううん、きっとずっと前から始まっていた。会いに行こう。知りに行こう。待っていて。

2016-08-26 10:41:48
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「でも私メディックなんですけどウォルトさんクラスは何です?パーティはバランスよく組まないと後悔するって金言がありまして」「うわその流れでそう来る!5つの世界樹を踏破したって言うのは伊達じゃないね!?」

2016-08-26 10:44:39
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「そうだねぇ・・・お楽しみ、と言うのはだめかい?代わりと言っちゃなんだけど、君にブラニーに伝わる薬師・・・ハーバリストの知識と技術を教授するよ。」「そ・・・それはありがたいですけど、秘密ですか?」「大丈夫。心配しなくても、いざとなったら出し惜しみはしないさ。」

2016-08-26 15:10:03
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「不服かい?」「むーまぁ聡い人であろうことは分かります。大丈夫と言うなら大丈夫なのでしょうけどぉ・・・」「まぁ、若干大っぴらにしたくない意図もあるんだ。ごめんね。さぁ見えてきたよ!別名七つの丘の都。世界樹を擁する街アイオリスだ!」

2016-08-26 15:19:16
おおば(世界樹5) @oversunSQ

アイオリス。その街よりも。かつてない巨大さをもってそびえたつ世界樹・・・その太さ。その高さ。そして今までにも感じた、元が何なのか?そんなことに関係のない荘厳さ・・・神聖さ。そして、誰もがここまでだったという世界樹との距離に、さらに近づくことができるのだ。いてもたってもいられない!

2016-08-26 16:33:18
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「・・・君がどこを見てるのか分かるよ。丸っきり目がハートだね」「えっ、いや、その」「気にしなくていいよ、でも、街にも目を向けて欲しいな。この大陸随一の都市。そして、これから僕らが長くお世話になるところなんだからね。」

2016-08-26 16:36:30
おおば(世界樹5) @oversunSQ

馬車から降り立つ。御者をしていた、ウォルトの使いらしきブラニーの男性は、うやうやしく挨拶を交わすと引き上げていった。「さ、まずは冒険者ギルドだ。僕らの・・・いや、君のギルドを作らないとね。名前は何にするんだい?」

2016-08-26 16:41:06
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「それはとっくに決めてますよ!」「ああ・・・そうだったね。じゃあ問い直そう。『名前は何だったんだい?』」「ユグドラシル!です!」

2016-08-26 16:43:42

冒険者ギルド

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「ユグドラシルか、この名の善し悪しはお前たちの今後の活躍次第だろう。」所変わって冒険者ギルド。登録を済ませた私にそういうのは、ギルド長のエドガーさんだ。そう言ったセリフも何度か聞いてきたものだ。しかし、まさか異世界にまで支部ができるとは思わなかったな・・・

2016-08-27 08:42:47
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「さて、次はそのギルドに所属する冒険者を募る必要がある。勧誘待ち登録をしているやつもいるし、酒場で飲んだくれてるやつ、そのうち集まるだろうと少数で樹海に挑む無謀者もいる。どんなやつを誘うかもお前たち次第だ。」

2016-08-27 08:48:55
おおば(世界樹5) @oversunSQ

さて。今までは勧誘待ちから誘うことも多かったけれど・・・「ね、ウォルトさん。種族も見て選んだ方がいいんでしょう?」エドガーさんに怪しまれないように、小声で話す。と言っても小さな彼と話す時点でかがむ必要があるので、必然エドガーさんの巨体とは距離を置くけれど。

2016-08-27 08:53:40
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「うん。セリアンは武の民で、前に立ってもらうにはうってつけの種族。盾になってもらうならアースランの方が向いているね。それに身体能力だけじゃない。加護によって特殊な感覚があったりもする。ルナリアの魔力感知は、その最たるものだね。」

2016-08-27 08:57:41
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「魔力。」「そう、魔力。あれ、知らないかい?魔法は君の世界にはないのかな?」魔法。うーん、まず魔法という言葉はある。実在しないものとして。だけれど、魔法じみた力は・・・結構あるのだよなぁ。呪い、占星術、印術・・・ないと言っていいのかあれは。

2016-08-27 09:00:48
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「なくはないけど、法則の違うものではあると思います。」「そっか。まぁ、門外漢に説明できるようなものでもないからね。特殊な作用を及ぼす力さ。それで種族だったね。僕らブラニーは、こう見えて結構頑丈なんだけれど。手先の器用さなんかでどうこうするのが得意だね。」

2016-08-27 09:05:06
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「祈祷で味方を援護するシャーマンなんかもいるよ。」「祈祷。」それも魔法みたいなものではないのだろうか。案外魔法って言うのは定義が狭いのかもしれない。

2016-08-27 09:07:02
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「僕らはブラニーだから、屈強なアースランかセリアンを探すといいと思うよ。身軽なフェンサー、盾と銃を使うドラグーン、暗殺に長けたリーパー、拳で戦うセスタス、攻めに強いマスラオ。その辺が欲しいところさ。」

2016-08-27 13:09:45
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「おい、相談するのはいいがな」頭上から声が響く。気付けば潜めていた声は大きくなっていたが、依然私たちはエドガーさんの足元にいた。「あっ、はい何でしょう!?」「世界樹の探索が解禁されたとはいえ、樹海へ行くためには評議会の認可を受ける必要がある。仲間を募ったら評議会へ向かえよ。」

2016-08-27 13:18:07
おおば(世界樹5) @oversunSQ

「勧誘待ちを調べるならまた声をかけろ。」自分の役目は終わったとばかりに、翻り立ち去るエドガー。「えと・・・どうしましょっか。」「そうだねぇ。ひとまず、『サンプル』を見に行くとしようか。」

2016-08-27 13:20:31

魔女の黄昏亭

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