悪徳業者(屋根屋)に母が遭遇した話

コータロー @monsieurkotaro

本日、自宅が悪徳業者の被害に遭いそうになった話。

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夕方、母が在宅中、工事現場の格好をしたチャラい見た目の男性がインターホンにて「裏で工事している者ですが、ちょっといいですか？」と。母が出て行くと…

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チャラ男「裏で工事していて、お宅の屋根が見えたんですけど、(屋根の部分の専門用語が並ぶ…)屋根が剥がれて落ちて人にでもぶつかったら怪我しますよ。」と。母は、その時ちょうど隣の敷地でボーリング調査をしていたので、それかと思ったそうですが、「裏」と言われて怪訝に思ったそうです。

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母「裏ってどこ？そこのアパート？」(アパートはボーリング調査をしているところではない)と尋ねると、チャラ男「違いますよ、裏です。」と。そして、母「(ボーリング調査をしている)○○さんですか？」と訊きました…

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チャラ男「私は下っ端の者なんで、よくわからないんですよ…とにかく危ないんで、屋根に上って確認しましょうか？一緒に登れますか？」母「ちょっと、難しいですね…」チャラ男「お宅、ご主人いらっしゃらないんですか？」母「今は、いません。ちょっと知り合いの工務店の方に連絡取ってみますね。」

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(この時点では、母は少し変だとは思って若干怪訝に質問したけど、親切な人が声をかけてくれて良かったと思ったそうです。)

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その後、一度チャラ男は退散。しかし、直ぐに二度目のチャイム。インターホンには同じチャラ男が…チャラ男「奥さん、親方に言われたんですけど、工務店に頼むと色々面倒みたいですよ。すぐに来ないし、結局来るのは俺たちみたいな下っ端ですし。釘数本打つくらいなので、上ってみましょうか。」と。

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母「えぇ〜、でも、お金かかるんでしょ？」チャラ男「いいえ、どうせ釘数本なので無料ですよ。」と。母「う〜ん、ちょっとやっぱり工務店に連絡してみます。」と。チャラ男「明日も天気が悪くなければ来るんで、私の携帯の番号お渡ししておきますね。」と。その後、知り合いの工務店に連絡しました。

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工務店に連絡後、すぐに工務店の依頼した屋根屋さんが到着。屋根を見てもらうも、何も異常なし。その結果に、先ほどのチャラ男は誰だったのかを考えたそうです。母は、隣のボーリング調査の業者さんかと思っていましたが、屋根も異常ないし、裏ってどこか明確ではなかったので、隣の工事の業者に連絡。

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隣の業者は、ボーリング調査の内容や日程を挨拶でお知らせしてくれていたので、すぐに連絡することができました。

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連絡してみると、「うちではそんなことはやっていない。」とのこと。じゃあ、誰だったんだ？と。それに裏では工事はしていない。ボーリング調査って高いところが見える工事内容ではない。近隣で屋根が見えるようなところで工事はしていない。屋根は壊れていない。ということで、悪徳業者確定。

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母、一人で対応していましたが、その後家族で話し合いました。一緒に調べているうちに、屋根を狙った悪徳業者がいることが判明。屋根に上って、屋根を壊して、その写真や映像を撮って、家主に見せて高額修理費請求という手口。

コータロー @monsieurkotaro

おそらく、近辺に工事車両が停車していたのを見つけて近隣をまわっているのではないかと。それに、ここ最近台風が多いので、風雨による被害だとかなんとか言って捲し立てて修理費ふんだくろうとしていたのでは。

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実際に被害はなかったので、今回は母の対応が良かったなと。騙されなくて良かった。後日、悪徳業者からもらった連絡先に会社名や親方のことなどを聞き出そうか画策中。みなさんも、気をつけてください。被害に遭った時は、弁護士などの法律の専門家、もしくは消費者生活センターにご相談！

コータロー @monsieurkotaro

悪徳業者というと、昨今のPCデポやauの件など、上場企業の悪業が暴かれていますが、未だに訪問形式などによるものも後を絶ちません。人の善意につけ込んだ商売って詐欺とどう違うのかな。判断力のない高齢者や情報弱者、情弱と言われる方の知らないことをいいことに利益を上げるのっていいわけ？