流浪の民が求める居場所

ジェネロ【HP31】@連君SGO @GC_dust

@BB_GCsenyo 「……は、は、はい。よろしくお願いします、アシュタザル様」 どうにか、そう返した。

アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@GC_dust 「？　なんだよ、なんで顔隠すんだよ？」 口元を隠すレディドの行動が不思議で、自分の体を動かして、隠した口元を見ようと奮闘してみる。 「あ、そうだ」 そう言って、ピタリと体の動きを止めると 「様付けなんてやめてくれよー俺たち友達だろ？砕けていこう。な？ なっ？」

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@BB_GCsenyo 「えっ、ええーー……俺様ちゃんそれも慣れないんですけど……」 あと恥ずかしいから……と小声で付け足すが、恐らくこのアシュタザルは呼ぶまでもろもろの理由で離してくれなさそうだった。あとまたしょんぼりしてしまう。 →

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@BB_GCsenyo 「わっ…………………わ、わかりましたよ……ア、アシュタ、ザル……ええい！ 貴方なんか今日からアシュ君だ！ アシュ君！！ いいですね！！？？」

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@GC_dust 「わーい！今日から俺はアシュ君でーす！」 そう言って、嬉しさから抱きつく。仲直りのぎゅーつとは全く違う、ぎゅーっである。身体の距離感と力が違う。 「ありがとう！ありがとう！レディ！！」

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@BB_GCsenyo 「ち、ちょっとぉ！？」 　折れる折れる。じたばたできる余力すらなかったので、どうにか手でぺちぺち背中を叩いた。 「あっ、ぁ、アシュ君！　折れます！　死にますから、はなしなさい！　こらっ！　それにとても恥ずかしいので！！」

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@GC_dust 「死んだら困るから、力は抜く」 しかし、離しはしない。 「都会とかだと、こうやって抱き締めて交流を深めるんだろ？俺はレディと交流を深めたいんだ！」 だから、離さない。 新しい友達で、少ししたら連絡もできなくなるなら今のうちにたくさん仲良くならなければ。

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@BB_GCsenyo 「そ、そんな交流のはかり方でしたっけ……？　交流ってなんだっけ……？　俺様ちゃんの家でも頬にキスしたりしてたしこれが交流……？？」 　混乱を極めていた。 「お、俺様ちゃんだってアシュ君と交流は深めたいですが……え、えーと……」 →

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@BB_GCsenyo 「俺様ちゃんの知る交流とは、まずは己の事を知る事からはじめると言いますか……好きな食べ物とか趣味とか何ですかって聞くというか……あ、俺様ちゃんはちなみにご飯はあんまり食べないし趣味は歌を歌う事です……」 　混乱を極めた結果自己紹介を始めた。

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@GC_dust 「なるほど！」とまるで自分より上の人間と接するように、シャキッと背筋を伸ばしながら、声色を少し変えた。 「俺の好きなものは、小鹿のステーキです。趣味は馬に跨って草原を走ったり、鳥たちと話したり、家族たちと遊んだりすることです。」 その顔は真剣そのものだった →

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@GC_dust いつの間にか抱き締めていた両手がレディドの両手をがっしり掴んでいた。 「あと、俺の好きな人はレディド…君だ！」 アシュタザルは友達であるレディドが好きだと伝えたかったが、その伝え方は語弊を生むので地の文で説明するぞ。 彼は友達が大好きだ。現場からは以上です

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@BB_GCsenyo 「、……………」 　最早言語が発せない。急に告白された。いや、違う。きっと違うのだ。これは、彼なりの所謂『友人が好き』という証明なのだろう。殺す気か。それにしても言い方があるぞ。他のところでもこんな感じだとすると少し、いやかなり心配になるぞ。 →

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@BB_GCsenyo 「……あのねえ、アシュ君」 　何か注意しようと思ったけれども、きっと説明したところで自分の言い方だとしょんぼりさせてしまうと気付いたのでそっとしまった。何ていったらいいんだろう。 「それ、俺様ちゃん以外の人にいっちゃいけませんよ？　……いや違うな！」 →

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@BB_GCsenyo 「ん、んーーーー……えーと……世の中にはそれを恋と勘違いしてしまう人もいますので……『俺は、友人として、○○が好きです』。この言い方で行きましょう」

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@GC_dust レディドに指摘された本人はというと、目を大きく開いてパチクリと瞬きした後に首を傾げて、？マークを頭の上に出現させていたが、 「分かった！レディには大好きって言って良くって、他のやつには『友達として大好き』って言えば良いんだな！」 →

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@GC_dust 言葉をそのままの意味で理解したように、大きく頷きながら言った後に、また首を傾げる。 「んー？でもそうすると面倒じゃないか？みんな、大好きで良い気もするけど…うーん、でも勘違いはしちゃうのは駄目か…」 何度も何度も首を傾げながら、難しい顔をした。

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@BB_GCsenyo 「なぜ俺様ちゃんがそのパターンになりましたか！！？？」 一瞬そうですよ、と流されて言いかけたが危なかった。 「うーーん……大好きと言われて、確かに嫌な気持ちではありません。俺様ちゃんだって大好きと言われるのは、大変うれしいことです」 →

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@BB_GCsenyo 「でも、それでアシュ君の取り合いになりかねないことが起こるのは、アシュ君も悲しいでしょう？ だから、友達として、ってつけないと、泥沼の戦争になっちゃうんですよ。俺様ちゃんも、取り合いに巻き込まれてしょんぼりしてる貴方は見たくありませんし」

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@GC_dust 「レディがたくさん俺のことを気遣ってくれてるから、そうする」 照れてるのか、口の端をゆるゆると上げながら、なんだか幸せそうに笑う。 「なーんだ、苦手って言っててちゃんと正直に言えるじゃん。それもいっぱい」 アシュタザルの頬が少し赤い。

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@BB_GCsenyo 「は……ば、ば、ばっかじゃねえですか。これで俺様ちゃんが、ハイ実はアシュ君を騙す言葉でしたー、とかでしたらどうするんですか？　俺様ちゃんが悪い人だったらどうするんです？」 　心配と羞恥で早口でまくしたて、言い過ぎたなぁ、と口元を押さえて黙った。

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@GC_dust 「え…………」 アシュタザルはただそれだけを発言したのだが、表情はすべてを語っていた。 まさに留守番だと言われた犬。置いて行かないでと玄関先まで追いかけてくる犬。そんな顔である。 効果音で言えば、「きゅるきゅるきゅーん」がまさに、であろう。 →

アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@GC_dust 「今までの全部嘘だったのか？本当に？本当に？？」そう顔で言っている反面、大層ショックだったのか、「やっぱり、汗臭い男はからかわれるだけだよな…知ってた…」とも言っていた。 顔文字で書くと「(´・ω・`)」である。

ジェネロ【HP31】@連君SGO @GC_dust

@BB_GCsenyo 「はっ……」 　この純粋ゆえの凶器に抵抗できたものだけが俺様ちゃんに石を投げなさい。 「………………たっ……例え、ですよ！　俺様ちゃんが騙してたらどうするんですかって話ですよ！　いいですか、俺様ちゃんは元パンドラなうえに男誑かしの魔術師です」 →

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@BB_GCsenyo 　出来るだけ息を吸って早口でまくしたてる。 「しかも俺様ちゃんにその誑かし方を教えた悪い上司がこの島にいるんです！　その人にあったら貴方なんて拉致られていいように使われておしまいなんですよ！？　分かってますか！？　素直は長所であり短所なんです！」 →

ジェネロ【HP31】@連君SGO @GC_dust

@BB_GCsenyo 「俺様ちゃんがここまで誰かに物を言うなんて、もうこれっきりですからね！　後は知りませんからね！　心配になったって、俺様ちゃんからは直接助けに行ってあげませんからね！　いいですかっ！！」 　久々に大声でまくしたてて、ぜぇぜぇと肩で息をした。