シンポジウム「本当に必要な長時間労働の抑制策とは何か?」実況・関連ツイートのまとめ

2016/09/21に連合会館にて行われた表題シンポジウムの実況・関連ツイートを集めました。参加できなかった方へのせめてものよすがとして。
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実況ツイート群

【お断り】当然のことながら発言内容すべてをツイートしているわけではなく、私から見て「ここは」と思った部分だけを抜き出したものです。

働き方を考える人 @hatarakikata

日本労働弁護団主催のシンポジウム「本当に必要な長時間労働の抑制策とは何か?」始まりました@連合会館2F大会議室 「安倍内閣の『働き方改革』をパクり直して本当の意味での長時間労働の抑制を実現するための提案をしていく」と棗弁護士。 pic.twitter.com/qIzz2txlhn

2016-09-21 18:36:43
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エステ・ユニオン @esthe_union

「長時間労働の抑制策について考える~上限・インターバル規制・労基法改正を考える~」シンポジウム(9/21)-日本労働弁護団/今日は、勤務間インターバル規制の労働協約を締結している労組の取り組みを学びに、労働弁護団の集会に来ています!roudou-bengodan.org/topics/detail/… pic.twitter.com/OhrYlhYMnr

2016-09-21 18:43:42
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働き方を考える人 @hatarakikata

「三越伊勢丹グループ労働組合における働く環境整備の取り組みについて」菊池本部書記長の講演。コンプライアンスは当たり前、成果主義も「短い労働時間で成果を出す」ことに重点が置かれている。インターバル規制はUAゼンセンの方針を踏まえて11時間に見直し。PC使用時間適正化システムも。

2016-09-21 19:01:25
働き方を考える人 @hatarakikata

「勤務間インターバル制度の導入について」情報労連(政策局)宮原中央執行委員の講演。「長時間労働そのものを安全衛生上のリスクと捉え防止する」方針で2009年から取り組み。KDDIでは全社員に「勤務間インターバル11時間以内が月11日以上」になった場合個別に健康指導などを実施。

2016-09-21 19:24:18
働き方を考える人 @hatarakikata

「勤務間インターバル制度の導入について」情報労連(政策局)宮原中央執行委員の講演(つづき)。勤務間インターバルになる前に残業を引き上げるなど、長時間残業の歯止めになっている、休息の大切さについて意識改革ができた、等の効果が報告された。「休息時間の確保が労働時間法政策の最重要課題」

2016-09-21 19:28:49
働き方を考える人 @hatarakikata

ダイバーシティ・コンサルタント・渥美由喜(なおき)氏の講演。働き方改革の上で限られた人数・時間で成果を上げるためにプロセスをきちんと検討して効率的に仕事をする「ジェンガ式仕事術を提案。日本は人に仕事をつけるのでできる人に仕事が集中してメンタル不全者が増える。

2016-09-21 19:35:17
働き方を考える人 @hatarakikata

ダイバーシティ・コンサルタント・渥美由喜(なおき)氏の講演。時間あたり成果・生産性の評価については、メンバーシップ型雇用の日本ではチームへの貢献を評価すべき。その上で生産性の高い人のノウハウを吐き出させて水平展開し、人別の業務量平準化につなげることが有効。

2016-09-21 19:37:31
働き方を考える人 @hatarakikata

ダイバーシティ・コンサルタント・渥美由喜(なおき)氏の講演。「企業の三面性=経済性、人間性、公共性」特に企業は人間性、公共性によって価値を向上することが必要。「市民の三面性=職業人、家庭人、地域人」特に地方は「地域活動」でやるべきことが結構ある。ここをもっと重視する必要あり。

2016-09-21 19:45:36
働き方を考える人 @hatarakikata

パネルディスカッション開始。司会は子育て中の新村響子弁護士。 「制度」からはいった情報労連に対し、労働組合が「リード」して「風土」を作り上げる三越伊勢丹(「」内は渥美氏があげた価値向上への3つのポイント)という講演のまとめの後、パネリストへの質疑タイムに。

2016-09-21 19:50:31
働き方を考える人 @hatarakikata

勤務間インターバル規制を敷けない会社はリスクマネジメントできない会社、と断罪する渥美氏。同じ業務で年配世代と若い世代とが組んでノウハウの伝達が進むことによって会社にも大きなメリットがある。

2016-09-21 19:58:34
働き方を考える人 @hatarakikata

引き続き渥美氏。生命リスクだけを考えるのではなく、育児などとのワークライフバランスを考えた勤務間インターバル制度が必要。インターバル制度ができたら「そこまで仕事させていい」というマネジメントには徹底的な教育を。そして(企業側が従業員への)評価軸を変えると(従業員の)行動が変わる。

2016-09-21 20:01:39
働き方を考える人 @hatarakikata

宮原氏「勤務間インターバルについて法制化しにくいので導入した中小企業に対して助成金を出すというが、その予算がいつまで続くかわからない」菊池氏「労使協定することによって休息時間が見える化できたが、労使だけでは限界があるのでやはり法制化が必要」

2016-09-21 20:05:38
働き方を考える人 @hatarakikata

渥美氏「勤務間インターバルには残業時間の上限規制も必要」「労働局(個人的コメント:労働基準監督署も?)が体制を組めなくて摘発強化に動けない状況はよくない」新村氏「ブラック企業だと思って事件を担当すると『くるみん』を持っていたりする」

2016-09-21 20:08:00
働き方を考える人 @hatarakikata

渥美氏「サービス残業が「恥」になるような風土の醸成が必要」宮原氏「残業の上限規制が過労死基準の月80時間でいいのか、という疑問がある。裁量勤務者の残業時間が増え過ぎたらその人を裁量勤務から外すことも労使協定した。基準は過労死ラインの少し下(78時間)を3ヶ月」

2016-09-21 20:12:47
働き方を考える人 @hatarakikata

菊池氏「労働時間に関する労使協定のルールとして、ある条件を満たす場合に事前に協定を結ぶ必要があるとしている。ただこれは運用が大事、計画がおかしくないかチェック要」

2016-09-21 20:17:17
働き方を考える人 @hatarakikata

新村氏、話を変えるためにこの秋の国会で審議されようとしている労基法改正案を解説。 (1) 裁量労働制の適用範囲拡大 (2) 高度プロフェッショナル専門職(エグゼンプション)を勤務管理対象外に

2016-09-21 20:20:06
働き方を考える人 @hatarakikata

宮原氏「裁量労働制になっても時間管理の対象から外れるわけではない、ということを徹底(パソコンのログインのログも管理)」 渥美氏「上司の裁量による裁量労働制(※本人に裁量がない)が多い。上司に正しいマネジメントスキルを身に着けさせないと働かせ放題になる」

2016-09-21 20:28:02
働き方を考える人 @hatarakikata

各パネリストまとめの討議。 菊池氏「労使ともに制度の趣旨、目的について正しい認識を持つことと啓発を含めた取り組みが必要」 渥美氏「労働弁護団の皆さんの公共性ある提言は貴重、それらへの共感の連鎖が大切」

2016-09-21 20:33:35
働き方を考える人 @hatarakikata

締めの挨拶。「「規制がないと抜け駆けする企業が出るのでむしろ規制を」という方向性を作れるようともに頑張りたい」 ……以上にて閉会。

2016-09-21 20:34:29

感想・関連ツイート

初期の内容は私のTLに流れてきたもののみです。編集可能にしておきますので、追加があればどうぞ(※このまとめにふさわしくないと判断したツイートを削除する権利は留保します)。

嶋﨑量(弁護士) @shima_chikara

今日の労弁の時間シンポはほんと面白かった。労働弁護団も、渥美さんみたいなコンサルにアドバイスもらったらパワーアップできそう。

2016-09-21 23:19:21
つしまようへい @yohei_tsushima

@shima_chikara とても楽しいシンポジウムでした。いつもありがとうございます!

2016-09-22 00:02:53
嶋﨑量(弁護士) @shima_chikara

ありがとうございます❗ 楽しいという感想は嬉しいですね。こういった取組は楽しめないとだめですね。 twitter.com/yohei_tsushima…

2016-09-22 00:50:37
働き方を考える人 @hatarakikata

@shima_chikara シンポジウムお疲れ様でした。渥美さんは本当にすごい方ですね。やはりまともな企業は労使関係が良好で労使協定を結べる関係にある、ということがよくわかりました。こういう催しで会場がすし詰めになるくらい労働組合も意識変革しないといけないとも感じました。

2016-09-21 23:26:42