そろそろ引用botのお時間です。今日も「友だち地獄ー「空気を読む」世代のサバイバル」 土井隆義著から。
2009-10-01 09:56:21(若者の利用する)ケータイメールは「用件」を伝達するためのメディアではなく、「ふれあい」を目的としたメディアとして機能している。「友だち地獄ー「空気を読む」世代のサバイバル」 土井隆義著
2009-10-01 09:59:38若者の生活時間のなかで彼らがもっとも不安になるのは、たとえメールが届いても即レスが返すことができない入浴中だという。最もくつろげるはずの時間が最も不安な時間となっているのである。「友だち地獄ー「空気を読む」世代のサバイバル」 土井隆義著
2009-10-01 10:02:50メール依存症とは、濃密なコミュニケーションに対する嗜癖ではかく、むしろ「つながること」それ自体に対する嗜癖である。「友だち地獄ー「空気を読む」世代のサバイバル」 土井隆義著
2009-10-01 10:05:59一般的にいって、嗜癖の対象は、それを得ることから生まれる快感よりも、それを失うことに対する不安のほうが強くなりがちである。「友だち地獄ー「空気を読む」世代のサバイバル」 土井隆義著
2009-10-01 10:08:07ある若者は「ケータイがなくなると自分の一部がなくなる」と述べている。若い世代の人びとにとって、ケータイとは自分の身体の一部である。「友だち地獄ー「空気を読む」世代のサバイバル」 土井隆義著
2009-10-01 10:10:39電話がかかってきても出るかどうかは、相手を確認してからその日の気分で決める。またメールを返さないことによって自分の意思表示を行いやすい。こうして最終的には人間関係のコントロールが行われる。「友だち地獄ー「空気を読む」世代のサバイバル」 土井隆義著
2009-10-01 10:17:00無限の世界へ開かれたネットのコミュニケーションは、匿名的な人間関係の形成を促しているといわれるが、若年層のメールに限っていえば、むしろ閉じられた親密な人間関係のマネージメントに寄与しているのである。「友だち地獄ー「空気を読む」世代のサバイバル」 土井隆義著
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