「T京K芸大学マンガ学科一期生による大学四年間をマンガで棒に振る」から始まる深夜の鼎談
@sukiyapotes すいません。いろいろ聞かれてしまいましたが、それってすでにお答えしてる気がします。我孫子さんは私の意見をパラフレーズというより、きちんと読んでいただいてないような。
2011-02-20 12:01:54RT @sukiyapotes: .@Sakai_Sampo 要はコストパフォーマンスと、現状の受け入れ側との問題で、「高い学費払って今のマンガ学科や専門学校行くくらいなら、ばんばん書いて投稿したり同人誌作ってる方がよっぽど近道でしょ」ということにつきます。実際ほとんどの人がそうやってデビューするわけです。
2011-02-20 12:05:13RT @sukiyapotes: .@Sakai_Sampo 小説にしろマンガにしろ、ある種のスパルタ的な私塾なら、あってもいいし面白いことができるかもしれないとも思っています。ただそれは、それなりのやる気とある種の才能を持った人だけを集めて、途中でもどんどんふるい落としていくようなシステム。
2011-02-20 12:05:15@sukiyapotes あと、どこのマンガ学部を念頭においておられるのかは知らないのですが、少なくとも私が知っているところは、そんなにいいかげんじゃないし、作家以外の道も学生に選択肢として紹介してましたよ。
2011-02-20 12:05:19@sukiyapotes あと、小説にしてもマンガにしても、独学よりも学校でいろんな人に混じって先人の教えを受けた方が近道だし、可能性が広がるとも思っています。そこの費用対効果を秤にかけることも含めて、自己責任でしょう。
2011-02-20 12:10:36@sukiyapotes 毎年数パーセントでもプロが出るようなら、その学校は意味があるし、さらには、作家以外の周辺職業に何割か送り込めれば、それで充分でしょう、と思ってます。精華大だって、東京工科大だって、ウチに入ればプロになれる、とは言ってないわけだし、あとは自己責任では?
2011-02-20 12:16:26@sukiyapotes というわけで、マンガはもちろん小説だって、大学で学ぶことに、意味がある人にとっては充分に意味があることだと思ってます。脚本とかも一緒。ましてや、大学なら、教養課程で他にもいろいろ学ぶわけだし。
2011-02-20 12:19:04@sukiyapotes 認識として共通してるのは「傑作を書く秘訣は教えられない」というところですよね。私は「何を書くかは他人には教えられない。どう書くかはかなりのところまで教えられる」という言い方をするんですが、それにもちょっと通じているかも。
2011-02-20 12:23:20@Sakai_Sampo 「自己責任」って言ったらそりゃ全部自己責任ですよ。話がまた少しずれているようですが、ぼくはプロになる話しかしてないことをお忘れなく。その上で言いますが、「小説・マンガのプロを育てるカリキュラムなんて(今のところ)ない」ってことです。
2011-02-20 12:26:30昨夜の我孫子武丸さんと、堺三保さんのツイートを中心に、「大学の漫画学科は漫画家になる道か」をまとめました。 http://togetter.com/li/103270 プロ話は楽しい。
2011-02-20 12:31:23@Sakai_Sampo 「数パーセントでもプロが出るようなら意味がある」っていうのはその人たちが「行った結果プロになれた」のならですよね。ぼくの勝手な憶測ではそれは元々才能があった人だろうし、そうでない人はシークレットブーツを履かせたようなもんで、いずれ行き詰まる。
2011-02-20 12:31:53@sukiyapotes うーむ。「小説・マンガのプロを育てるカリキュラムなんて(今のところ)ない」、「それは元々才能があった人だろうし、そうでない人はシークレットブーツを履かせたようなもんで、いずれ行き詰まる」という、断定がどこから出てくるのかが、わかんないです。
2011-02-20 12:36:56うーん。ぼくはこの件には全然こだわってるとかじゃなくてただただ普通の一般認識として言ったつもりだったのだが。実作者の方はみんな同じ認識なのかと思ってたが、違うの? 昔から、ひどい専門学校の話とか聞かされてるせいもあるかもしれない。
2011-02-20 12:37:33もちろん、個人の感想です。 RT @Sakai_Sampo: 「小説・マンガのプロを育てるカリキュラムなんて(今のところ)ない」、「それは元々才能があった人だろうし、そうでない人はシークレットブーツを履かせたようなもんで、いずれ行き詰まる」という、断定がどこから出てくるのか//
2011-02-20 12:38:47@sukiyapotes で、この話は、最初のところからお互いの立ち位置ははっきりしていて、ずっと平行線のままなんですよね。一ミリも動いてない感じで。(^_^;)
2011-02-20 12:38:52もう一つ補足。「才能」っていうのの中には多分「学ぶ力」が大きいと思う。子供の頃から小説やマンガを読んで育って、そこから必要なものを学べなかった人が、20も過ぎて誰かに言葉で教えられて身につくようなものとは思えないのだ。
2011-02-20 12:41:13とりあえず、このまとめにすでに私と我孫子さんも含めて、いろんな人の意見は出そろってる気がするので、そこから先は読んだ人が判断したらいいのかなあ、と思うです。特に大学のマンガ学部とか行こうかどうしようか迷ってる人は>http://togetter.com/li/103270
2011-02-20 12:42:13あと、小説講座の場合、日本では専門学校か私塾的なものになるので、まずは普通に学校出てから、改めて行けばいいんじゃないかなあ、と思います。
2011-02-20 12:43:57もう一個、もしかするとぼくの観念が堺さんと大きくずれているのは、実作者としての願望もあるかもしれない。「教えられて書けるようなものなんてつまらない」ということだ。どんなに技術がすばらしくても、面白いと思えないし、思いたくない。んだよね、多分。
2011-02-20 12:48:31