対称性の数理I
リー環は幾何学・物理学のさまざまなシーンで現れる重要な代数系である.例えば量子力学に現れる角運動量演算子はsl(2,C)というリー環を生成し,その同時固有関数である球面調和関数のはる線形空間はsl(2,C)の表現になっている.リー環の量子化として量子群があり,その表現は結び目の理論と深く関わっている.
この講義ではリー環と量子群をテーマにして,前半ではリー環とその表現について最も基本的なリー環であるsl(2,C)を中心に解説し,後半では結び目の不変量であるJones多項式と組みひも群や量子群の表現との関係を説明する.
- miyamoto334
- 4127
- 7
- 0
- 0
古賀 真輝 Masaki Koga
@4p_t
対称性の数理授業丁寧すぎて遅すぎて物足りないしレポート問題出されてることだし自分で勉強した方がいい気がしてきた。
2016-10-07 16:59:42