日本刀の銘消し、偽銘、真贋についての解説と歴史着目点の相違について。
銘消し 偽銘の小柄です。 表の仕事は抜群 周りから寄せて出来るだけ削らずに消します。 ドヤ、天井を写りこましてもほぼ違和感無く出来た。 裏板が厚い金無垢だったので安心でした。 pic.twitter.com/NOQJxlcJ7T
2016-10-07 17:31:21@shigetsune 銘消しは自分が見ても明らかに偽銘の場合を除き、日本美術刀剣保存協会の不合格通知がある場合のみ仕事します。 良い銘を消してしまうのも、文化財の破壊です。
2016-10-07 18:43:03@shigetsune 質問なのですが、審査に通らなかった人が、銘消しして無銘にすれば誰のか解らないから審査が通るとアドバイスされた、ということを言ってましたが、そういうことは結構多いのですか? 質問的にまずかったら消します。(´▽`;)ゞ
2016-10-07 18:47:14@ka_za_mya はい、偽銘の物はどんなに良くても、偽物です。 無銘にすると、その物の出来で判断されます。 無銘にして鑑定に出してやるのが、物にとっても良いことですし、偽物に騙される人が一人でも減ることになります。
2016-10-07 19:10:18@shigetsune なるほど。ありがとうございます。 私はにっとうほに『審査に通らない』ということが、どういうことなのか解らなかったので、なぜ、銘を消すのかと思っていましたが通らないというのは偽銘だからというのがあるのですね。 勉強になりました。ありがとうございました!
2016-10-07 19:13:47@ka_za_mya 骨董、窃盗、強盗 売ります、買います、騙します。 などの言葉があるぐらい、美術品の世界には偽物が多いです。 刀の銘消しなど、をすると、何重にも銘が切ってあるものがあったり。
2016-10-07 19:16:38@shigetsune 私は真贋という点にあまり重きを置いていなかったため、【それが偽物であることも歴史】(あるとき偽銘にされたこと含め)と考えておりました。しかしながら、真贋を見定め、出来を評価するということに置いての銘消しだったのですね。納得いたしました。
2016-10-07 19:21:44@shigetsune 歴史視点ではなく、作品の本質、現時点に置いての評価、という視点が欠如していたのだなあとお恥ずかしい限りです。 教えてくださり、ありがとうございます。
2016-10-07 19:23:10@shigetsune 刀の【歴史】の幅はひろいですよね(´▽`;)ゞ私などの若輩者からすると、第二次世界大戦の軍刀も日本刀、戦中を経た歴史と思っていましたが違うと言われて驚いた記憶があります。
2016-10-07 19:53:55@shigetsune 持ち主云々は人の歴史なので、刀単独の歴史視点ではないのだという考えが一昨年は無かったので驚きました。明治が新しい、という視点は刀だと顕著だなあと。 私からすると、明治も歴史でした(笑)
2016-10-07 19:57:05@ka_za_mya まぁ考え方の違いかな 自分は軍刀もまた実戦に即して変化してきた日本刀の最終形態であり、刀剣の歴史の一つと思う。 岡山県支部で姿の変遷をやる時も、軍刀まで含めるしね。
2016-10-07 19:59:18@ka_za_mya 誰もが自分の価値観でその物自体を評価する様になれば関係ないのだが、 誰が作った、誰が所持した、何処に有った、どの時代の物だ。 が価値を持つ限り騙される人はでるし、騙す人もまた出てくる。偽物も生れる。 あと学術的な分類もできなくなるね。
2016-10-07 20:02:28@shigetsune 確かに。 それぞれ各々の好き好き、はそれぞれあっていい。 しかし、それとは別に、分類や価値観として鑑定などがある、と私は捉えています。
2016-10-07 20:05:50@ka_za_mya 必需品で無くなって、武家が没落して金に困ったから 刀自体にはあまり価値が無く、付加価値で持って売ろうとしたからね。 職人も仕事がなくなり偽物作りにてをだしたり で、成金が家系を偽る為に買ったりしてね まぁ偽物自体は鎌倉期から有るらしい。
2016-10-07 20:05:51@shigetsune ほほー!鎌倉からあるのですか! 是非、現物残っていたら見てみたいものです! それこそ、そうしなければならなかった時代背景、という学術視点かもしれませんが、興味深いです!
2016-10-07 20:07:27